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ビエトラ / ビエトラ・ダ・コステ(スイスチャード)

スイスチャード(ビエトレ)

イタリアではとってもポピュラーでお馴染みの野菜、ビエトラ。 ビエトラとはどんな野菜? どうやって食べるの? 次から詳しく解説していきますね! ビエトラ(スイスチャード)とは? ビエトラ(bietola) とは、日本ではスイスチャードやフダンソウとも呼ばれている、ホウレンソウと同じアカザ科の野菜。 味はホウレンソウと似ていて、ホウレンソウよりも甘味がやや強いです。日本名のフダンソウ(不断草)という名前からもわかるように、一年中、不断で栽培が可能のため旬は一年を通して。 ビエトラにはいろいろな種類があり、黄色や赤のカラフルなタイプは日本で流行ったスイスチャードおにぎりでもお馴染みですね。 他にも芯が太く厚みのあるコステ(coste)というタイプもイタリアではよく見かけます。コステとはイタリア語で ”芯、葉の主脈” という意味。その名の通り、白い芯の部分が占める割合が大きい。大きさは30㎝前後のものが一般的でグラタンの具材などにすると芯の部分の甘味と食感が味わえて美味しいです。コステの小さめのタイプのものは小さなコステと言う意味のコスティーネと言う名でも呼ばれます。 ビエトラ …

チコリ

チコリの種類とおいしい食べ方

日本でも少しずつ知名度を上げてた野菜のチコリ。 チコリの本場イタリアより、いろいろなチコリや食べ方について解説していきますね。 イタリアのいろいろなチコリ チコリとはヨーロッパが原産のキク科の野菜でイタリアではどこでも手に入るお馴染みの野菜。日本で一般的にチコリと言えば白っぽい淡い緑のチコリ(アンディーブ)のことを指しますが、イタリアでは春菊のような見た目のものや40㎝ほどの大きなものまで、様々なタイプのチコリがあります。 ちなみに日本でも広まって来ているラディッキオ(トレビス)もチコリの仲間なんですよ。 チコリの味と旬 チコリの一般的な旬は秋から冬ですが、いくつかの種類は一年中手に入るものもあり、イタリアの食卓には欠かせない野菜です。 チコリの品種に共通する味の特徴としては “苦み” があります。品種によってその苦みにも差があり、アンディーブのように苦みが抑えられているものもあれば、苦みが強いタイプもあります。 …

ズッキーニ zucchine

ズッキーニ いろいろな種類とおいしい食べ方

イタリア野菜として日本でもお馴染みになってきたズッキーニ。 ズッキーニの本場イタリアではどんな種類があるのか?どんな食べ方をするのか? 次から詳しく解説していきますね!   ズッキーニとは? イタリア野菜として日本でもよく知られているズッキーニ。キュウリのような見た目だけれど、カボチャの仲間で原産は中央アメリカ。本来の旬は夏ですが、イタリアでは一年中いつでも手に入る野菜のひとつです。日本ではズッキーニという英語名でお馴染みですが、イタリア語ではズッキーナ(単数形)もしくはズッキーネ(複数形)と呼ばれます。 ひと口にズッキーニと言っても実は色も形状も様々ないろいろな種類が存在し、それぞれ特徴があります。一以下ではイタリアで見るいろいろなズッキーニを紹介します。 いろいろなズッキーニの種類 ズッキーニの食べ方とレシピ集 ズッキーニの食べ方 …

ボッタルガ bottaruga

【ボッタルガ/からすみ】美味しい食べ方とレシピ集

イタリアの高級食材として知られるボッタルガ。 「ボッタルガとはどんな食材?」「イタリアではどんな食べ方をするの?」について、 次から詳しく説明していきます。 ボッタルガとは? ボッタルガ(bottarga)とは魚の卵巣を塩漬けにして乾燥させたイタリアのカラスミのこと。 大きく分けて2種類あり、一つはボラ(イタリア語でムッジネ/muggine)の卵巣から作られたのもと、マグロ(イタリア語でトンノ/tonno)のものとがあります。 イタリアではサルデーニャ、シチリア、トスカーナが主な生産地として知られています。 ボッタルガの種類 ボラ(ムッジネ)のボッタルガ 高級品とされるのはボラ(ムッジネ)のボッタルガで色は琥珀色をしており、味もまろやかでクリーミー、そしてねっとりとした食感が特徴です(上の写真はムッジネのもの)。 …

アンチョビ

【アンチョビとは?】美味しい食べ方とレシピ集

日本でもすでにお馴染みの食材となりつつある アンチョビ。 このアンチョビとは一体どんな食材なのか?どうやって食べるの? アンチョビの本場イタリアより、美味しい食べ方やアンチョビを使った絶品レシピを紹介したいと思います。 アンチョビとは? アンチョビとは、カタクチイワシを塩漬にして熟成させたもの。旨みが強く、少し料理に使うことで簡単に美味しさがUPするので、イタリア料理にはよく登場するお馴染みの食材です。 カタクチイワシそのもののことを、イタリア語ではアッチューゲ(acciughe)といい、塩漬けのまま売られているものはイタリア語ではアッチューゲ・ソット・サーレ(acciughe sotto sale)と呼ばれます。 イタリアでは上の写真のように塩漬けのまま量り売りされていたり、塩漬けしたものを開いてオイル漬けにされた小瓶タイプのものも一般的です。オイル漬けのものは骨がすでに取り除かれていて、そのまま料理に使えるので便利。こちらはオイル漬けと言う意味のアッチューゲ・ソット・オーリオ(acciughe …

バッカラ baccalà

バッカラとストッカフィッソ

美味しいもの好きの人なら聞いたことがある食材ではないでしょうか?  バッカラ、ストッカフィッソとは一体どんなもの? どうやって食べるの? 次から解説していきますね! バッカラ/バカリャウとは? バッカラ(baccalà)とは塩漬けにして長期保存できるようにした鱈のことでイタリア料理によく使われるとても一般的な食材。イタリア以外でもスペインではバカラオ(bacalao)、ポルトガルではバカリャウ ( bacalhau )と呼ばれ、特にカトリックの国でよく食されています。 このバッカラ大きくわけて2種類あり、一つは内臓を取り除いた後に3週間ほど塩漬けにしたもの。もう一方は塩漬けにした後に2-7日ほど乾燥させたもで後者の方がより旨味、味が凝縮されています。 このバッカラもともとは1500年代、大航海時代に安価で保存がきく食材だったためポルトガル、スペインとともにイタリアでも広まったと言われています。 …

カロセッロ(メロンキュウリ)

カロセッロとは? カロセッロ(carosello)とはメロンとキュウリの中間ような全体が綿毛に覆われているウリ科の野菜。 旬は夏で、メロンとキュウリの自然交配から生まれたと言われますが何世紀も前から食されており、その起源ははっきりとしていません。 イタリアでは主にプーリア州で生産され、丸いタイプ、長い形状、縞模様のあるもの、など数多くの種類が存在します。地域によってバラッティエーレ(barattiere)、ココメロ・プリエーゼ(cocomero pugliese)、メロンチェッラ(meloncella)、など様々な名前で呼ばれています。プーリア以外ではモリーゼ州やアブルッツォ州のアドリア海側でも生産されておりアブルッツォではトルタレッロ(tortarello)というライムグリーン色をした30-50㎝ほどの細長いのものもあります。 このカロセッロは成長するとメロンのようになり、フルーツとして食されることもありますが一般的にはキュウリのようにサラダにして食食されます。 味は一般的なキュウリよりも繊細な味わいでいわゆる “キュウリ臭さ” や苦みが無く、甘味もキュウリよりもやや強いです。繊細な味と香りが普通のキュウリとは一味違っていてとても美味しいんですよ。イタリア全体で見るとどこでも手に入る一般的な野菜ではないので夏にアドリア海側の南イタリアへ来られた方はぜひ味わってみてはいかがでしょうか? イタリア全土から食材が集まってくるミラノではメルカート(屋外マーケット)でも見つけることが出来るので旅行の合間にメルカート巡りで見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。 …

アスパラガス (緑・白・紫・ピンク)

日本でもお馴染みの野菜、アスパラガス。 イタリアにはいろいろなアスパラガスがあり、それぞれ特徴が異なるんです。イタリア及び、ヨーロッパで見られるタイプのアスパラガスについて次から説明したいと思います。 イタリアのアスパラガス イタリアでも春の代表的な野菜と言えばアスパラガス。 アスパラガスは西アジア、中東から地中海沿岸が原産とされ、古代エジプト、古代ローマでもすでに栽培された記録が残っているとても歴史の古い野菜。 アスパラガスがヨーロッパ各地に広まったのはローマ人の影響が大きく、フランスのルイ14世やナポレオン3世などの歴史上の人物にも好まれた野菜だそうです。 イタリアのアスパラガスの種類 アスパラガスの食べ方 新鮮なものであれば生でサラダにしても食べられますが加熱するのが一般的です。 アスパラガスの皮はどこからむく? …

ペルリーナ茄子

ペルリーナ茄子とは?その味と特徴 ペルリーナ茄子とは長さが10-12㎝程度、重さも35g程度のとっても小さなイタリアのシチリア生まれの小ナス。 その可愛らしい見た目から遺伝子組み換えから生まれた品種かと思われるかもしれないですが、実はそうではないんです。ペルリーナ茄子はシチリアのla Perla del Sud社が近年自然交配によって開発した品種で、別名ミニ、ベイビー茄子とも呼ばれます。 味の特徴としては一般的な茄子よりも繊細な味わいで甘味がやや強いです。また皮が薄く、種もほとんどなくコンパクトで実が詰まったナスと言った感じがあります。アクも一般的な茄子よりも少ないので水にさらす必要が無いのも人気が出てきている理由の一つ。 ペルリーナ茄子の食べ方 基本的には一般的な茄子と同じように食べられますが、灰汁が少ないので水にさらす必要はありません。 小さく、実が詰まったナスなのでフライにすると油の吸収も少なく美味しいですよ。 …

トロンベッタズッキーニ

ズッキーニ・トロンベッタ(トランペットズッキーニ)

ズッキーニは日本でもお馴染みの野菜となったけれど、このトロンベッタもズッキーニの一種なんですよ。 このちょっと珍しいイタリア野菜について、次から詳しく解説していきますね! ズッキーニ・トロンベッタとは? 味と特徴 ズッキーニ・トロンベッタとはカボチャの一種で成長するとその名のとおり下部がふくらんだトランペット(イタリア語でトロンベッタ)のような形のかぼちゃとなります。 若い時に収穫されるものがズッキーニと同じように食され、40-50㎝程度の長い形状で普通のズッキーニよりも薄いライムグリーン色をしているのが特徴です。 味の特徴としては普通のズッキーニよりもほんの少しナッツやアボガドような香りがして、やや甘味がつよく、食感がよいのが特徴です。 普通のズッキーニに比べて加熱しても煮崩れしにくいのも特徴で炒め物などにすると美味しいですよ。 ズッキーニ・トロンベッタの旬は? 旬は他のズッキーニと同じように春から夏にかけて。普通の濃い緑色のズッキーニがイタリアでは一年中みかけるのに比べてこのトロンベッタは旬の時期のみ手に入れることが出来る季節の食材です。 イタリアではどこで作られているの? …

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