カロセッロ(メロンキュウリ)

カロセッロ(メロンキュウリ)

カロセッロとは?

カロセッロ(carosello)とはメロンとキュウリの中間ような全体が綿毛に覆われているウリ科の野菜

旬は夏で、メロンとキュウリの自然交配から生まれたと言われるが何世紀も前から食されており、その起源ははっきりとしていない。

イタリアでは主にプーリア州で生産され、丸いタイプ、長い形状、縞模様のあるもの、など数多くの種類が存在する。地域によってバラッティエーレ(barattiere)、ココメロ・プリエーゼ(cocomero pugliese)、メロンチェッラ(meloncella)、など様々な名前で呼ばれている。プーリア以外ではモリーゼやアブルッツォ州のアドリア海側でも生産されておりアブルッツォではトルタレッロ(tortarello)というライムグリーン色をした30-50㎝ほどの細長いのものもある。

このカロセッロは成長するとメロンのようになり、フルーツとして食されることもあるが一般的にはキュウリのようにサラダにして食べる。

 

カロセッロの一種の細長いタイプ

 

味は一般的なキュウリよりも繊細な味わいでいわゆる “キュウリ臭さ” や苦みが無く、甘味もキュウリよりもやや強い。繊細な味と香りが普通のキュウリとは一味違っていてとても美味しい。イタリア全体で見るとどこでも手に入る一般的な野菜ではないので夏にアドリア海側の南イタリアへ来られた方はぜひ味わってみてはいかがでしょうか?

イタリア全土から食材が集まってくるミラノではメルカート(屋外マーケット)でも見つけることが出来るので旅行の合間にメルカート巡りで見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。

 

ミラノのメルカートで売られているカロセッロ

 

カロセッロの食べ方

水で洗い皮をむき、種をとってサラダにして食べるのが一番スタンダードな食べ方。

表面の綿毛は水で洗えばある程度取れますが、気になる方は皮をむいた方がよいかと思います。また種もメロンのように大粒で密集しているのでこの部分も取り除いた方が美味しく食べれます。

基本的に食べ方はキュウリと同じです。

カロセッロの断面、種はメロンのようです。