スモークサーモンのクリームパスタ

サーモンのクリームパスタ

パッと出来て美味しいパスタ。   それがこのスモークサーモンのクリームパスタ。   スモークサーモンにしっかりと塩分が効いているのでそれをマイルドに整えてくれるのが生クリーム。 そして手元にあれば加えると良いのがサーモンと高相性のハーブ、ディル。   今回はディル無しのレシピだけれど、イタリアンパセリなどを少し加えてもいいですよ。   今回使ったパスタはトロッコリという、スパゲッティよりやや太い生パスタ。クリーム系のソースにはできれば生パスタを使うと断然美味しいけれど無ければもちろん乾燥パスタで大丈夫。 …

ズッキーニ zucchine

ズッキーニ いろいろな種類とおいしい食べ方

イタリア野菜として日本でもお馴染みになってきたズッキーニ。 ズッキーニの本場イタリアではどんな種類があるのか?どんな食べ方をするのか? 次から詳しく解説していきますね!   ズッキーニとは? イタリア野菜として日本でもよく知られているズッキーニ。キュウリのような見た目だけれど、カボチャの仲間で原産は中央アメリカ。本来の旬は夏ですが、イタリアでは一年中いつでも手に入る野菜のひとつです。日本ではズッキーニという英語名でお馴染みですが、イタリア語ではズッキーナ(単数形)もしくはズッキーネ(複数形)と呼ばれます。 ひと口にズッキーニと言っても実は色も形状も様々ないろいろな種類が存在し、それぞれ特徴があります。一以下ではイタリアで見るいろいろなズッキーニを紹介します。 いろいろなズッキーニの種類 ズッキーニの食べ方とレシピ集 ズッキーニの食べ方 …

ボッタルガ bottaruga

【ボッタルガ/からすみ】美味しい食べ方とレシピ集

イタリアの高級食材として知られるボッタルガ。 「ボッタルガとはどんな食材?」「イタリアではどんな食べ方をするの?」について、 次から詳しく説明していきます。 ボッタルガとは? ボッタルガ(bottarga)とは魚の卵巣を塩漬けにして乾燥させたイタリアのカラスミのこと。 大きく分けて2種類あり、一つはボラ(イタリア語でムッジネ/muggine)の卵巣から作られたのもと、マグロ(イタリア語でトンノ/tonno)のものとがあります。 イタリアではサルデーニャ、シチリア、トスカーナが主な生産地として知られています。 ボッタルガの種類 ボラ(ムッジネ)のボッタルガ 高級品とされるのはボラ(ムッジネ)のボッタルガで色は琥珀色をしており、味もまろやかでクリーミー、そしてねっとりとした食感が特徴です(上の写真はムッジネのもの)。 …

gratinata di cardo gobbo, カルド・ゴッボのグラティナータ

カルド・ゴッボ(カルドン)のグラティナータ

今日の一皿は北イタリアの美食どころ、ピエモンテの野菜を使った一品。 この野菜、カルド・ゴッボ(cardo gobbo)というイタリアでもピエモンテ州のニッツァ・モンフェラート(Nizza Monferrato)とその周辺でしか栽培されていない珍しい野菜。アーティチョークの香りがする繊細な味わいがグルメ達を虜にする野菜です。 カルドとは日本語ではカルドンとも呼ばれるアーティチョークの野生種。ただ一般的なアーティチョークはつぼみの部分が食されるのに対し、このカルドンは茎の部分が食されます。 カルドンは南イタリアを中心にイタリアの他の地域でも栽培されていますが、このカルドンに土を盛って日光を当たらないように軟白栽培したのがこのニッツァ・モンフェラートのカルド・ゴッボ。ゴッボとは “背の曲がった” という意味のイタリア語で地中でカーブするように成長するためこう呼ばれます。 普通のカルドンは苦みがあり、固いので生食には適しませんが、このニッツァ・モンフェラートのカルド・ゴッボはカルドンの中でも唯一、生でも食べられる品種。生で食べるので一番有名なのは同じくピエモンテの郷土料理、バーニャ・カウダでしょう。もちろん加熱しても美味しく、その繊細な味と香りは唯一無二のもの。 今日の一皿はこのカルド・ゴッボのグラティナータ。 …

satsuma-age さつま揚げ

手作りさつま揚げ

そのまま食べてもおでんの具にしても美味しいさつま揚げ。 日本では手軽に買えるけれど実は家でも簡単に手作りできる。 鱈などの白身魚、もしくはやイワシなどを滑らかになるまでよーくすりつぶして好きな具材を入れて揚げるだけ。 フードプロセッサーを使えば本当に手軽に出来てしまう。 コツとしてはねっとりとした粘りが出るまでしっかりと練ること。 あれば長芋をすりおろして生地に入れても美味しい。 今回の具は人参とトピナンブール。 トピナンブールとは日本では菊芋と呼ばれている芋で、生のまま千切りにして入れるとシャキシャキとした食感が出て美味しい。 もちろん他にもレンコン、ゲソ、トウモロコシにチーズなど自分の好きな具を入れて自由に作れるのも手作りならでは。 揚げたてを生醤油とおろし生姜をつけて食べるとそれだけで日本酒が進む。 …

トピナンブールのチップス

トピナンブール(菊芋)のチップス

今日の一皿はワインのおつまみにピッタリなこのチップス。 使う野菜はトピナンブール。 トピナンブールとは日本では菊芋と呼ばれる芋で、ほんのりとごぼうのような香りがする野菜です(トピナンブールについて詳しくはこちら)。 作り方は普通のジャガイモのチップスと同じく、薄くスライスしてカリッと揚げるだけ。 ただしこのトピナンブールはスライスすると黒く変色してくるのでレモン水などにつけておくといいですよ。 あとは塩と粗びきの黒コショウをまぶせばそれだけでちょっとしたフィンガーフード。 ホームパーティでプロセッコを開けるのなら、このトピナンブールのチップスをお供に というのもいいかもしれないですね。 トピナンブールのチップスの作り方 材料 作り方

アンチョビ

【アンチョビとは?】美味しい食べ方とレシピ集

日本でもすでにお馴染みの食材となりつつある アンチョビ。 このアンチョビとは一体どんな食材なのか?どうやって食べるの? アンチョビの本場イタリアより、美味しい食べ方やアンチョビを使った絶品レシピを紹介したいと思います。 アンチョビとは? アンチョビとは、カタクチイワシを塩漬にして熟成させたもの。旨みが強く、少し料理に使うことで簡単に美味しさがUPするので、イタリア料理にはよく登場するお馴染みの食材です。 カタクチイワシそのもののことを、イタリア語ではアッチューゲ(acciughe)といい、塩漬けのまま売られているものはイタリア語ではアッチューゲ・ソット・サーレ(acciughe sotto sale)と呼ばれます。 イタリアでは上の写真のように塩漬けのまま量り売りされていたり、塩漬けしたものを開いてオイル漬けにされた小瓶タイプのものも一般的です。オイル漬けのものは骨がすでに取り除かれていて、そのまま料理に使えるので便利。こちらはオイル漬けと言う意味のアッチューゲ・ソット・オーリオ(acciughe …

サルサ・ヴェルデ

サルサ・ヴェルデ(イタリアンパセリのソース)

イタリアでの定番ソースの一つ、サルサヴェルデ。 次からこのソースについての本場イタリアより解説していきますね! サルサ・ヴェルデ(バニェット・ヴェルデ)とは? サルサ・ヴェルデ(salsa verde)とはイタリアンパセリ、アンチョビ、ワインビネガー、パンを混ぜ合わせて作るイタリアのソース。サルサ・ヴェルデとはイタリア語で “緑のソース” という意味なんですよ。 北イタリアのピエモンテ州でよく使われるソースで肉料理や野菜につけて食べると美味しいソースです。ちなみにピエモンテの方言ではバニェット・ヴェルデ(bagnet verd)と呼ばれます。 作り方はとても簡単で、パンをワインビネガーで浸した後、全ての材料をミキサーにかけるだけ。 …

borragine

ボラージネのフリット

イタリアで見かけるちょっと珍しい野菜、ボラージネ(ボリジ)。 ボラージネとはほんのりとキュウリのような香りがするハーブ(詳しくはこちら)。イタリアではたまにメルカートで見かけたり、もしくは野原に自生していたいたりするんですよ。 このボラージネを使った料理でノンナ(おばあちゃん)がよく作っていたのがこのフリット。ボラージネの葉に小麦粉を水で溶いた衣を薄めにつけて揚げただけの、とてもシンプルなもの。 カリッと仕上げるコツはよく冷えた炭酸水で小麦粉を溶くこと。これだけで簡単にパリパリ、サクサクになるのでぜひ試して欲しいです。 日本ではボラージネとはなかなか聞きなれない食材でしょうね。 このちょっと珍しい食材のボラージネ、イタリアでは、こんな風にしてたべてるんですよ。 ボラージネのフリットの作り方 材料 作り方

ロマネスコのパスタ

ロマネスコとアンチョビのパスタ

最近は日本でもお馴染みの野菜となったイタリア野菜のロマネスコ。 今日の一皿はこのロマネスコを使ったパスタの紹介です。 ロマネスコのパスタを美味しく作るコツ このパスタを美味しく作るポイントはロマネスコを柔らかく煮崩すこと。 日本では野菜を茹でるときは歯ごたえを残すように茹でますが、パスタのソースにはこの茹で方は向かきません。しっかりと茹でてホロホロに柔らかくなったロマネスコがパスタと絡んでこそ美味しい一皿に仕上がるんですよ。 アンチョビとロマネスコは相性ばつぐん! そしてこの一皿、ロマネスコだけのソースだと味が少々ぼやけてしまうので引き締め役に加えるのがアンチョビ。 アンチョビの香りと塩味がロマネスコの優しい味わいと対照的でいいアクセントとなります。手に入らなければドライトマトや塩味の効いたチーズなど、なにか味を引き締めるものを入れるのもおすすめ。 また、隠し味として私がよく使うのがパスタの風味を増してくれる乾燥タイプのスイートパプリカ。なければ少々のパプリカパウダーで代用する、もしくは省略してもOKですよ。 そして仕上げ、パスタの上からパラパラとふりかけるのが炒ったパン粉。これを仕上げに振りかけるととてもいい食感のアクセントとなります。 …

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