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ラディッキオ・タルディーボのマリネ

ラディッキオ タルディーボのマリネ

イタリア野菜きっての高級品、ラディッキオ・タルディーボ。 イタリアレストランなどでお目にした方もいるかもしれませんね。 とは言ってもイタリアでは、2株で5-8ユーロ程度。ちょっと贅沢な野菜、といったところでしょうか。 数あるラディッキオの中でもこのタルディーヴォは、ラディッキオの王様と呼ばれる種類で、その香りとほんのりとした苦み、そしてサクッと食感が人気の野菜です。 いろんな食べ方が出来るこのラディッキオ・タルディーヴォの中でもお気に入りがこのマリネ。 作り方はとっても簡単で、切って、さっと茹でて、マリネするだけ。 簡単なのだけれど、このタルディーヴォの美味しさをより高めるためにスパイスでちょっと香りづけするのがポイントです。 シナモンはラディッキオの香りととても相性がよく、美味しさが一段と増すんですよ。ただ、シナモンパウダーを直接ラディッキオに振りかけるとシナモンの香りが強すぎるので茹で湯に加えるやり方。 こうすることでほんのりと感じる程度の香りづけをすることが出来ます。 またローリエの葉もラディッキオの香りづけとしてよく使われるのでこれも加えよう。 …

insalata di germogli di soia

イカともやしのカクテルサラダ

烏賊ともやしのちょっとオシャレなカクテルサラダが今日の一皿。 もやしと言うと、日本では安価な食材の代表のような存在だけど、使い方によってはとってもイタリアンに仕上がる。 というより、もやしはイタリアでこんな感じで食べられることが多い。   イタリアのもやしは日本で一般的な緑豆もやしより細く、シャキシャキした食感がより強い。 そして加熱することなく生で食べられる。 ※ただし日本のもやしは生食には適さないので必ず加熱して下さい。     このサラダ、本当に簡単で、さっと食感を残すように茹でたもやしに、旨味の強いコウイカを合わせてハーブで香りづけしたドレッシングをかけるだけ。 …

zuppa di radice amara

ラディーチェ・アマーラのスープ

ラディーチェ・アマーラというイタリアでもちょっと珍しい野菜を使ったスープが今日の一皿。 この野菜、北イタリアのロンバルディア州でのみ栽培されている根菜で、ゴボウのような見た目をしている。 苦みが強いのが特徴だけれど、苦みを取り除く下茹でをすると美味しく食べられる。     このスープはラディーチェ・アマーラの産地で知られるロンバルディア州のソンチーノのお祭りで食べたスープを思い出しながら作ったもの。ここへ大麦などを入れても美味しい。     イタリア版ゴボウのようなこのラディーチェ・アマーラ。   …

かぶとサーモンのカルパッチョ

かぶとサーモンのおつまみ

切るだけで出来るとっても簡単な前菜、かぶとサーモンの前菜が今日の一皿。 蕪の白とサーモンのピンクのコントラストがちょっとオシャレな前菜にもなるので、パーティーの時の一皿にもピッタリですよ。 薄く切った蕪にカットしたスモークサーモンを乗せて、オリーブオイルとレモンでマリネするだけなので失敗する心配もゼロ。 もちろんプロセッコにも白ワインにもピッタリ。 今回は仕上げにフェンネルの葉を飾りにのせたけれど、もっと簡単に手に入る小口葱をのせても美味しいですよ。   年末年始のパーティーシーズン、こんな簡単に出来る一皿でテーブルを華やかにしてみるのはいかがでしょうか?   蕪とサーモンの前菜の作り方 材料 …

フェンネルシードのビスコッティ

日本でビスコッティと言うと、アーモンド入りのトスカーナの固いカントゥッチのイメージが強いかもしれないけれど、ビスコッティ(biscotti)とはイタリア語でビスケット、クッキーの総称。なので当然いろんなビスコッティが存在します。 このフェンネルシード入りのビスコッティはバターではなくオリーブオイルで作るので重さもなくて何個でもいけてしまう美味しさ。南イタリアではこうしてお菓子にもオリーブオイルをよく使うんですよ。 加えるフェンネルシードは粒タイプのものをフードプロセッサーで粗目に粉にすると少しフェンネルシードの食感が残って美味しいけれど、もちろん最初から粉状のものを使ってもOK.。 このビスコッティ、バリスタの義父が自身のバールで毎日お客さんに出していたもので、バリスタを引退した今も家でよく焼いているもの。彼はフェンネルシードの代わりにアニス(八角)を使うことも多く、それもまた美味しいんです。 イタリアの朝食はカフェにビスコッティ、と軽く済ますことが一般的で、出勤前にお気に入りの “いつものバール” でとる人も多い。そしてこういうシンプルなビスコッティはエスプレッソに軽く浸して食べると更にイタリア風で美味しい。 義父のバールのお客さんも、毎朝このビスコッティを彼の淹れるエスプレッソに軽く浸して食べていたのだろう。   このビスコッティを焼いたなら、そんなイタリアの朝の風景も想像しながら食べてみて下さい。 …

ラディッキオのリゾット

ラディッキオ(トレビス)とブリーのリゾット

白と紫のコントラストが美しいイタリア野菜、ラディッキオ(トレビス)。 このラディッキオ、ブリーチーズ(カマンベールのような白カビタイプのチーズ)、そして北イタリア、チロル地方のスペックという燻製生ハムの組み合わせは ”ゴールデントリオ“ と言えるくらい絶品。 こうしてリゾットにしたり、またはニョッキと作っても美味しいんです。 ラディッキオはイタリアでは一年中手に入る定番野菜の一つ。少し苦みがあってそのままサラダにしてもいいし、こうして加熱調理したりもするんですよ。 ラディッキオのリゾットを美味しく作るコツ そして美味しいリゾットを作るにははカルナローリ米などのリゾット用のお米を使うのがおすすめ。このカルナローリ米はイタリアでは“リゾットに理想的なお米”と言われ、リゾットがクリーミーかつ一粒一粒がきちんとセパレートした状態に仕上がります。 そしてお米は洗わずそのまま調理するのがイタリア流。日本のお米を使う場合は火の通りが早いのでアルデンテに仕上げるタイミングを逃さないように注意してください。 もう一つのポイントはブイヨン。そしてブイヨンを加えるときに一度に全部入れるのではなく数回に分けて加えること。こうすることでお米から粘りが出てお粥のようなリゾットになるのを防げます。ブイヨンは市販のものを使ってもいいけれど、時間があれば一度手作りに挑戦してみるのもお勧め。 3つ目のちょっとしたポイントはチーズを加えたあとに完全に溶かしてしまうのではなく、少しだけチーズの塊が残るようにすること。そうすることで食べた時にブリーチーズの食感と味がアクセントになって美味しく仕上がります。 日本でも人気が出てきたラディッキオ。 …

ポルチーニ茸のリゾット / RISOTTO AI FUNGHI PORCINI

ポルチーニ茸のリゾット

イタリアでポルチーニ茸を使った代表的な料理と言えばこのリゾット。 使うのは乾燥ポルチーニ。 次からこのとっても美味しいリゾットを作るコツを本場イタリアより解説していきますね! ポルチーニ茸のリゾットを美味しく作るコツ ポルチーニ茸の戻し水は捨てないで! この乾燥ポルチーニ茸は水に戻してから調理するのだけれど、水につけた瞬間からいい香りが広がるんです。 戻し水は干しシイタケ同様に旨味、香りと旨味が詰まっているので捨てずに使用し、ポルチーニの香りをしっかりとリゾットに移すのがポイント。 近くのお店で見つからなければAmazonでも簡単に買えますよ。 ※アマゾンで買えるポルチーニで、これなら良いのではないかなと思うのを選んでみました。 使うブイヨンは? …

ムール貝のパスタ cozze

ムール貝のパスタ

ムール貝を使ったとっても美味しいパスタが今日の一皿。 ムール貝はイタリアではどこでも、いつでも、安く手に入る貝で、イタリアでの定番食材の一つ。 貝自体に旨味が詰まっているので、シンプルにこのムール貝とトマトだけで美味しいパスタが出来ます。 ムール貝はきれいに洗ったあとにそのままソースを作るフライパンに入れて作るのも簡単ですし、先に身を貝から取り出してからパスタと和えても食べやすいし美味しいですよ。 今回は先に身を取り出してからソースに加えるやり方。貝を軽く蒸すことで簡単に取り出すことが出来て、蒸した際に出る貝の汁も捨てずにパスタソースに加えるので旨味がギュッと詰まった美味しいソースになります。 またこうして先に身を取り出すことでパスタのお皿が貝に埋もれることなく、ムール貝をたくさん加えることができます。なのでその分うま味も数倍に! 新鮮なムール貝が手に入ったら、こんなシンプルなパスタで味わってみてはいかがでしょうか? ムール貝のパスタの作り方・レシピ 材料 (2人分) 作り方

マッシュルームのトリフォラーティ

マッシュルーム(シャンピニオン)のトリフォラーティ

イタリアでは一年中手ごろな値段で手に入るマッシュルーム。 フランス語からくるシャンピニオンと言う名でもお馴染みで我が家でもよく食卓に登場する食材。 このマッシュルームの一番簡単で定番のレシピがこれ、トリフォラーティ。 トリフォラーティとは? トリフォラーティ(trifolati)とは薄切りの野菜や肉をパセリとニンニク、オリーブオイルでフライパンで炒め煮する調理方法のことで、キノコ類のトリフォラーティはそのまま食べても美味しいしパスタのソースとしても使えますよ。 マッシュルーム以外のキノコで作ってもいいし、いろんなキノコをミックスさせてももちろんOK。 このトリフォラーティ、作り方は至って簡単なのにキノコからでる出汁(結構水分が出てカサが減ります)と香りでそれはそれは美味しい一品へ。   イタリアではメインディッシュの付け合わせとして定番だけれど、ワインのあてとしても最高。 このマッシュルームのトリフォラーティにほんの少しお醤油をたらして和風にするのも私は好き。 …

pasta e fagioli

パスタ・エ・ファジョーリ(うずら豆のパスタ)

パスタ・エ・ファジョーリとはイタリア語で“パスタとお豆” と言う意味。 イタリアでの定番中の定番のパスタの一つで、イタリア全土で豆を使ったパスタのバラエティーは本当に豊か。大きく分けると北イタリアではトマトを使わない白いソース、一方南イタリアではトマトを使った赤いソースが一般的です。 その他にも野菜と煮込んだものや、ブイヨンスープに豆とパスタを加えたものなど、地域ごと、家庭ごとに様々なレシピがあるんですよ。 今日の一皿はトマトを使わない白い(イタリア語でイン・ビアンコ/ in bianco)タイプのパスタ。煮た豆の半量ほどをブレンダ―でペースト状にすることでクリーミーなソースとなります。そしてパスタは茹でてからソースと和えるのではなく、炒めた香味野菜と一緒に煮る作り方。   この一皿、出来上がりはクリーミーで優しい、とてもほっとする味。 夏の暑さも遠のき少し肌寒い季節になると、こういう一皿が恋しくなりますね。 …

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