イタリアの冬野菜の一つ、カルドン。
イタリア語ではカルド(cardo)と呼ばれるアーティチョークの仲間で香りもアーティチョークと少し似ていて、食感は少しセロリのような感じ。ほんのりと感じる苦みが虜になる美味しさだ。
下の写真のカルドンはカルド・ゴッボというカルドンを軟白栽培栽培したもので北イタリアのピエモンテの特産品。
このカルド・ゴッボは通常の淡い緑色のカルドンと異なり柔らかくて苦みも少なく生でも食べられ、ピエモンテ名物のバーニャ・カウダには欠かせない食材。

さて、このカルドンを使った料理で夫のノンナ(おばあちゃん)がよく作っていたのがこのミネストラ。
カルドンとボルロッティ豆(うずら豆)を炊いた、とてもシンプルな一品。シンプルだけれどカルドンの香りと味は一度食べたらやみつきになるほど魅力的だ。

日本ではなかなかお目にかかれないこのカルドン。
イタリアの冬を訪れることがあればぜひ味わっていてはいかがでしょうか?
きっとその味と香りの虜になること間違いなしですよ!
ingredients (4人分)
- カルドン 1,5 kg
- うずら豆(水煮したもの) 500g
- 赤パプリカ ½個
- トマトピューレ 200㎖
- 玉ねぎ ½ 個
- ニンニク 2 片
- レモン ½個
- オリーブオイル 適量
- 塩 少々
how to cook
(下準備)
- 玉ねぎとニンニクはみじん切りにする。
- 赤パプリカは1-2㎝程度の大きさに切る。





