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トマトとキュウリの地中海風クスクス

cous cous

春から夏にかけて食べたくなるクスクスのサラダが今日の一皿。 クスクスとはアフリカ北部やシチリア、地中海沿岸の地域でよく食されるそぼろ状の小さなパスタで、通常のパスタとの違いは茹でるのではなく、熱湯でふやかして作ること。 そしてクスクスに和えるのはシンプルにトマトとキュウリ、オリーブ、チーズをたっぷりのオリーブオイルでマリネしたもの。そこへ爽やかな香りをプラスするミント、味のアクセントになるケイパーも加えよう。 地中海料理には欠かせないニンニクでの香りづけも忘れずに。 この一品、上の写真のようにサーブしてもいいし、混ぜ合わせてタッパーに詰めれば行楽シーズンのお弁当にもなりますよ(実際に我が家ではこのクスクスがトレッキング弁当の定番)。 その他にも、器に移してすぐに食べられるので、持ち寄りパーティーなんかにもピッタリ。 材料を切って和えるだけのこのとっても簡単なクスクスの一皿。 新たなお弁当のメニューとしてもいかがでしょうか? トマトとキュウリの地中海風クスクスの作り方 材料 …

チコリのフリット firittelle di cicoria

チコリ(チコリーノ、カタローニャ)のフリッテッレ

日本でチコリと言うとチコリボートでお馴染みの薄緑色のチコリを思い浮かべる人が多いでしょうか。 しかしイタリアではひと口にチコリと言っても実に様々な種類が存在します。 今日の一皿はこのチコリを使ったフリッテッレ(frittelle)。フリッテッレとは小麦粉などの生地を揚げたもので野菜を混ぜたりするのも一般的。またはリンゴなどのフリーツを入れて揚げる甘いバージョンもあります。 今回使ったのはバラの花のような見た目のチコリの一種でイタリアではチコリーノと呼ばれる品種。 その他にもタラッサコと呼ばれる西洋タンポポや、カタローニャなどの苦みのあるチコリ系の野菜で作っても美味しいし、それ以外でもアスパラガスなど好きな野菜を入れていろいろアレンジできます。 また、イタリアのフリッテッレにはいろいろな生地の作り方があり、日本の天ぷらとほぼ同じような作り方もあれば、その真逆の作り方もあるんです。 今回は天ぷらとは全く異なる方法で薄力粉、ベーキングパウダーと炭酸水をグルグルと混ぜ合わせ、生地を休ませてから揚げる作り方。 このやり方だと表はさっくり、中はふんわりとしtたお菓子のような食感に仕上がります。天ぷらでは生地に粘りを出すことはご法度だけれど、イタリアではこんな作り方もあるんですよ。   このフリッテッレ、揚げたてを口にポイポイと放り込みたくなる美味しさ。 …

トピナンブールのチップス

トピナンブール(菊芋)のチップス

今日の一皿はワインのおつまみにピッタリなこのチップス。 使う野菜はトピナンブール。 トピナンブールとは日本では菊芋と呼ばれる芋で、ほんのりとごぼうのような香りがする野菜です(トピナンブールについて詳しくはこちら)。 作り方は普通のジャガイモのチップスと同じく、薄くスライスしてカリッと揚げるだけ。 ただしこのトピナンブールはスライスすると黒く変色してくるのでレモン水などにつけておくといいですよ。 あとは塩と粗びきの黒コショウをまぶせばそれだけでちょっとしたフィンガーフード。 ホームパーティでプロセッコを開けるのなら、このトピナンブールのチップスをお供に というのもいいかもしれないですね。 トピナンブールのチップスの作り方 材料 作り方

borragine

ボラージネのフリット

イタリアで見かけるちょっと珍しい野菜、ボラージネ(ボリジ)。 ボラージネとはほんのりとキュウリのような香りがするハーブ(詳しくはこちら)。イタリアではたまにメルカートで見かけたり、もしくは野原に自生していたいたりするんですよ。 このボラージネを使った料理でノンナ(おばあちゃん)がよく作っていたのがこのフリット。ボラージネの葉に小麦粉を水で溶いた衣を薄めにつけて揚げただけの、とてもシンプルなもの。 カリッと仕上げるコツはよく冷えた炭酸水で小麦粉を溶くこと。これだけで簡単にパリパリ、サクサクになるのでぜひ試して欲しいです。 日本ではボラージネとはなかなか聞きなれない食材でしょうね。 このちょっと珍しい食材のボラージネ、イタリアでは、こんな風にしてたべてるんですよ。 ボラージネのフリットの作り方 材料 作り方

チコリの香草パン粉焼き

チコリ(アンディーブ)の香草パン粉焼き

日本でも人気が出てきた西洋野菜のチコリ(アンディーブ)。もちろんイタリアでもお馴染みの野菜です。 今日の前菜はこのチコリを使った定番料理、グラティナータ(gratinata)。 グラティナータとは、表面は香ばしく、その下は柔らかく仕上げる調理法のことで無理やり和訳するとグラタン。ただ、日本語でイメージするグラタンよりももっとバラエティーの幅が広いんです。この香草パン粉焼きもグラティナータと呼ばれるうちの一つ。 さて、今日の一品、写真を見てすでにレシピが分かりそうなほど簡単! チコリにパルミジャーノ・レッジャーノ、オレガノ、パン粉をまぶしてオーブンで焼くだけ。 チコリは生で食べても美味しいけれどこうしてグラティナータにするともっと美味しいんですよ。 オレガノの香りもチコリと相性抜群。 キリッと冷えたプロセッコや白ワインとももちろん高相性。 サラダやチコリボート以外のレシピをお探しならこんなグラティナータはいかがでしょうか? チコリ(アンディーブ)の香草パン粉焼きの作り方 …

ラディッキオ(トレビス)と洋梨のサラダ / insalata di radicchio e pere

ラディッキオと洋ナシのサラダ

鮮やかな色が美しいイタリア野菜、ラディッキオ。 今日の一皿はこのラディッキオを使ったとっても美味しいサラダ。 この少し苦みのある野菜には甘味のあるものを合わせるとその美味しさが引き立ちます。イタリアでよく見る組み合わせがラディッキオと洋ナシ。洋ナシのあの甘味と香りがラディッキオと抜群に合うんですよ。 今回使ったのはイタリアの梨、ペーラ・コッシャ(pera coscia)。下の写真を見てわかるように小ぶりで皮が薄く、皮ごと食べられるタイプ。もちろん他の洋ナシを使っても大丈夫。 そこへ季節のフルーツ、ザクロも加えるとますます美味! 塩味のアクセントにはパルミジャーノを使用。またはゴルゴンゾーラを合わせても美味しいです。ゴルゴンゾーラを使う場合はクリーミーなタイプよりも少し熟成されたピッカンテ(塩味の効いた)なタイプの方がおすすめ。 そして仕上げにはオリーブオイルとバルサミコソースをたらすだけ。 塩は加えなくても十分美味しい。 今回はちょうど手元にあったのでくるみも加えてみるとますます …

海老とルッコラのサラダ

“海老とルッコラ”  と言えばイタリアではピッツァの具材の定番の一つ。 今日はこの海老とルッコラのサラダ。 ルッコラの香りと辛味は、魚介系にも相性がよく、イタリアでは薬味的な使い方をされます。 作り方は見たままの簡単さ。こんがりと塩焼きした海老とルッコラを合わせて、レモンとオリーブオイルで和えるだけ。 香ばしい海老の香りとルッコラの辛みが非常によくあってとても美味しいこの一皿。 よく冷えたプロセッコや白ワインのあてにもピッタリですよ! 海老とルッコラのサラダの作り方・レシピ 材料 (2人分) …

焼きズッキーニ / zucchine grigliate

焼きズッキーニ

日本でもお馴染みのイタリア野菜の一つ、ズッキーニ。 このズッキーニを使った一番シンプルで美味しい料理と言えばこの焼きズッキーニ。 名前のごとくズッキーニをグリルパン等で焼くだけのとても簡単な一品です。 そこへたっぷりのイタリアンパセリ、オリーブオイル、ニンニクをかけて軽く混ぜ合わせると美味しいサイドディッシュに。 ニンニクは香りづけだけに使いたければ大き目に切ってマリネした後に取り除けばいいし、細かく切ってズッキーニと一緒に食べるともっと美味しいですよ。   “シンプルな料理ほど美味しい” とは誰もが知っていること。 この焼きズッキーニはまさに、SIMPLE IS …

ブレサオラとルッコラのサラダ

ブレサオラとルッコラのサラダ

今日はレシピというより食べ方のご紹介。 イタリアには星の数ほど美味しいものがあるけれど、みんな大好きなのがプロシュット・ディ・パルマ(パルマ産生ハム)などのハム類。 その中でも日本ではあまり知られていないけれどとっても美味しいのがこのブレサオラ(bresaola)という牛肉の生ハムです。 北イタリア、ロンバルディア州アルプス地方のバルテッリーナ(Valtellina)やキアヴェンナ(Chiavenna)産のものが有名で豚肉のハムよりもさっぱりとしていてとても美味しいんですよ。 ちなみにイタリア語でいわゆる “ハム” を意味するプロシュット(prosciutto)は豚のもも肉から作られたハムのみに使われる名前。このブレサオラや豚のもも肉以外の部位から作られたハム類はプロシュットとは呼ばれないんです。ハム類などの総称はサルーミ(salumi)と名称が変わるんですよ。 さて、豆知識を書いたところでこのブレサオラ、もちろんそのままパクッと食べても美味しいけれどイタリア人が大好きな食べ方はグラーナ・パダーノにルッコラを盛り、そこへオリーブオイルとレモン汁をかける食べ方。 グラーナ・パダーノ(Grana Padano)はパルミジャーノ・レッジャーノによく似た熟成タイプの硬質チーズでパルミジャーノよりも塩味、風味がやや穏やかなチーズです。 …

大麦とモッツアレラのジェノベーゼサラダ 

だんだん気温が上がってくると食べたくなるのがこのサラダ。 大麦(イタリア語でオルゾ/orzo)を使うのでパスタのような感覚で食べ応えのある一品です。 茹でた大麦とペスト・アッラ・ジェノベーゼと呼ばれるバジルのペーストで和えてから他の材料を加るだけのとってもお手軽に出来てしまいます。簡単だけれどルッコラの辛みやオリーブがアクセントになりとても美味しいんですよ。そしてモッツアレラが入っているのでボリュームもあり、これだけでランチは完成! 今回は市販のペストを使ったのでさらにお手軽だけれどバジルの葉、松の実、パルミジャーノ・レッジャーノ、オリーブオイル、ニンニクがあればペストは誰でも簡単に出来るんです。この5つの材料に塩を加えてブレンダ―でペースト状にすれば完成なのでもちろん手作りしてみてもいいですね。 彩りも緑、白、赤のイタリアンカラーで美しく、食欲をそそる。 夏の暑い日にこんな爽やかなイタリアン・サラダというのはいかがでしょうか? 大麦とモッツアレラのジェノベーゼサラダの作り方 材料 (2人分) 作り方

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