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エルダーフラワーのパンナコッタ

エルダーフラワーのパンナコッタ PANNA COTTA AL SAMBUCO

ヨーロッパで5~6月にかけて至る所で咲いている美しく可憐な花、エルダーフラワー。 可愛らしい見た目とともに、幸せな気分になる香りが特徴なんです。 今日はこのエルダーフラワーで作るシロップを使って、イタリアのドルチェであるパンナコッタ作り! 実はこれ、インスタグラムのイタリアのフォロワーさんから教えてもらったアイディアで、一度作ってみるとその穏やかで優しい香りがするパンナコッタにすっかり魅了されてしまいました。 Visualizza questo post su Instagram Un …

pizzelle, neole, ferratelle ピッツェッラ ネーオレ フェラッテッラ ピッツエッレ

フェッラテッレ/ピッツェッレ (アブルッツォ州のワッフルクッキー)

このお菓子のことを知ってる人はかなりのイタリア通と言えるでしょう、フェッラッテッレ。 「一体どんなお菓子なの?」 「どうやって作るの?」 次から詳しく解説していきますね! フェッラテッレ (ピッツェッレ/ネーオレ)とは? フェッラテッレ(ferratelle)とはワッフルメーカーのような器具に卵、小麦粉、オリーブオイルに砂糖をベースにレモンの皮で香りづけした生地を流して焼き上げたイタリアのアブルッツォ州の郷土菓子。ワッフルクッキーと言えばどんなお菓子か想像しやすいかもしれませんね。 焼きたてはさっくり、そして時間が経つと少ししっとりとした食感が美味しく、そのまま食べたりジャムやカスタードを挟んで食べたりもします。 作り方も下記のレシピにあるように本当に簡単。少ない材料でパッと作れるのでアブルッツォでは “おばあちゃんの作るお煎餅” といったような存在の素朴なおやつなんですよ。 …

taralli di san biagio サン・ビアージョのタラッリ

サン・ビアージョのタラッリ

イタリア好きの人ならタラッリと聞くとあのグリッシーニを輪っかにしたようなものを思い浮かべますよね。 実はイタリアにはそれだけじゃない、いろんなタラッリがあるんです。 このサン・ビアージョのタラッリとは一体どんなもの? 次から詳しく解説していきますね! サン・ビアージョのタラッリとは? 2月3日は日本では節分だけれど、イタリアでは聖ビアージョ(San Biagio)の日。この日にはイタリア各地ではいろいろなお菓子が食べられ、例えばミラノで聖ビアージョの日に食べられるのはクリスマスのお菓子として有名なパネットーネ。(とは言え、現在のミラノではこの風習はあまり見られなくなりました) ちなみに日本でも節分の翌日は立春だけれど、イタリアでもこの聖ビアージョの日から冬が徐々に終わっていくとされるんです。 このタラッリは南イタリアのアブルッツォ州のペスカーラ周辺で聖ビアージョの日に食べられるお菓子。菓子パンのようにふわふわのものからビスコッティのようなタイプのものまで家庭によってバリエーションは様々ですが、共通している点はイタリア語でタラッリと呼ばれるこのドーナツ状の形とレモンと甘い香りが特徴のアニスシードを使うこと。 このドーナツ状の形は喉の守護聖人である聖ビアージョにちなんでのどの形を表しているそう。またバターではなくオリーブオイルを使うのも南イタリアのお菓子の特徴。 …

pupurati (i dolci di mosto cotto) ププラーティ( モストコットのビスケット)

ププラーティ(モストコットのビスケット)

『ププラーティ』に『モストコット』。聞きなれない名前が並ぶこのお菓子を今日はちょっとご紹介。 まずこのお菓子に欠かせないのがモストコットという材料。モストコットとは一言でいうと葡萄の濃縮液で、イタリアではこうしてお菓子作りに使われたりもするんです。 そしてププラーティ(pupurati)とは南イタリアのプーリア州フォッジャ県(Foggia)周辺で11月2日の死者の日に作られるお菓子。イタリアではこの死者の日やその前日の11月1日の全聖人の日にまつわる伝統菓子がたくさんあり、このププラーティもその一つ。 ちなみに北イタリアのミラノではパン・ディ・モルティ(死者のパン)と呼ばれるクッキーも有名なお菓子なんですよ。 この時期のイタリアのお菓子にはよくシナモンなどのスパイスが使われるのも特徴で、このププラーティでもモストコットにプラスしてシナモンとクローブのスパイシーな香りが効いてとても美味しいんです。 イタリアのハロウィン期にあたるこの季節。 こんな伝統菓子がイタリアでは今も作られているんですよ。 ププラーティの作り方 材料 (約24個分) …

時短ココアクッキー

【30分で出来る】簡単ココアクッキー

焼き時間も含めて30分程度で出来るクッキーが今日のおやつ。 粉をふるう、生地を休ませる、型抜き、などの作業がないのにサクッ・ホロっとちゃんと美味しく焼きあがる。 ブラックココアがしっかり効いて甘さが控えめなのでここへバタークリームなどを挟むとオレオクッキーのようにもアレンジ出来る。もしくはベリー系のジャムをちょとつけるも美味しい。 型抜きをせずザックリと作るので形も不揃いだけどそれがまた手作りっぽくていいのでは、と思う。   思い立ったらパッと出来るこのクッキー。 子供にはミルクと、大人にはミルクティーとともに、3時のおやつにいかがでしょうか?   簡単ココアクッキーの作り方 材料 …

frittelle di sambuco, エルダーフラワーのフリット

エルダーフラワーのフリット

エルダーフラワーは春から初夏にかけてイタリアやヨーロッパの至る所で咲いている、とても香りのよい花。 この白いかわいい花はコーディアル(シロップ)にするのが定番だけれどこうしてフリットにして味わうことも出来るんです。 エルダーフラワーは野菜ではなくハーブなので大量に食べるものではないけれど、食べた時に口にふんわりと広がるマスカットのような香りがちょっと幸せな気分になれる。   日本ではまだまだ珍しいハーブのエルダーフラワー。 イタリアではこんな風にして楽しんだりもするんですよ。   エルダーフラワーのフリットの作り方 材料 作り方

マリトッツォ maritozzo

【本場のレシピ】イタリア式マリトッツォの作り方

“しっかりと焼き色がついたパンに真っ白な生クリームのコントラスト” が見るからに美味しそうな日本でも一大ブームを巻き起こしたイタリアのお菓子、マリトッツォ。 日本ではいろいろな進化を遂げたマリトッツォが登場していますが、本場イタリアのマリトッツォとは そもそもどんなものなのか? イタリアのマリトッツォについて、少し説明したいと思います。 イタリアのマリトッツォとは? マリトッツォ(maritozzo)とはオレンジピールで香りづけしたブリオッシュのような軽い食感のパンに生クリームをたっぷりと挟んだイタリアのローマ発祥のドルチェです。 イタリアの朝のバールではこのマリトッツォを頬張りながらカッフェで朝食、というのもよく見る光景なんですよ。またイタリアのマリトッツォはバールなどでは注文してからその場で生クリームを挟んでくれるスタイルも一般的です。なので「イタリアのバールでマリトッツォが欲しかったけどショーケースには無かった。」という経験をした方もいるかもしれませんね。※日本で見るようにあらかじめ生クリームが挟んであるものを冷蔵保存して売っているお店もあります。 Visualizza questo post …

バナナブレッド banana bread torta di banana

1日目からしっとり美味しいバナナブレッド

オーブンから漂う、なんとも言えないあの甘い香り。 バナナブレッドが焼きあがる時、幸せな空気も同時にオーブンから出てくる気がする。   さて、バナナブレッドのようなバターケーキは翌日になるとよりしっとり、美味しくなるもの。 なのだけれど我が家ではそんな悠長に翌日まで待ってくれる人はいない。焼きたてをすぐに食べたい人ばかり。   そんな家族に 「焼いた当日からしっとりふわりな美味しいバナナブレッドは出来ないか?」 と考えて作ったのがこのレシピ。   …

scones スコーン

溶かしバターで作る簡単スコーン

スコーンにクロテッドクリーム、そして美味しい紅茶、、、。 イギリスのアフタヌーンティーをイメージすると、このスコーンを思い浮かべる人も多いと思う。   さてこのスコーン、通常は冷えたバターを角切りにして小麦粉とすり合わせながら作るんだけれど、私の作り方は溶かしバターで作るやり方。      このやり方だとスコーン作りによく使われるフードプロセッサーも不要だし、本当にあっという間に出来てしまう。 朝の寝ぼけ頭でぼーっとしながらでも作れてしまう簡単さ。 実際に我が家ではスコーンはよく朝食に登場するんです。 面倒な生地の型抜きもなし、包丁で四角くカットするだけ。そして作業台も使わない。焼くときに使うオーブンシートの上でチャチャっと作ってそのままオーブンへ!と洗い物も少ないので本当に簡単。   …

biscotti di granosaraceno そば粉のクッキー

そば粉のクッキー

蕎麦といえば和食、日本のイメージだけれどもイタリアのアルプス地域でも実は蕎麦がよく食されているんです。例えばロンバルディア州のポレンタ・タランニャや蕎麦粉のパスタのピッツォッケリなど。 今日のおやつはオーストリアとの国境付近、トレンティーノ・アルト・アディジェ(南チロル地方)の蕎麦粉のクッキー。 Visualizza questo post su Instagram Un post condiviso …

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