アスパラガスとひよこ豆のパスタ

mezze maniche con asparagi e ceci / アスパラガスとひよこ豆のパスタ

今日の主役はアスパラガスとひよこ豆。 アスパラガスは単品でも十分美味しいし、ほかの食材と組み合わせてもしっくり馴染む万能選手ですよね。 今回はミニトマトも加えて旨みと軽い酸味もプラス。ミントも香りづけに加えよう。日本に暮らしているころはあまり料理にミントを使うことが無かったけれど実はいろいろな料理に使えるハーブ。 アスパラガスとミントは相性がよく、春にはこの組み合わせのリゾットも美味しいんですよ(レシピはこちら)。   口いっぱいに広がる春の香りのパスタ。 どうぞ美味しく召し上がれ!   アスパラガスとひよこ豆のパスタの作り方・レシピ 材料  …

茄子のパルミジャーナ parimigiana di melanzane

茄子のパルミジャーナ

イタリア家庭料理の定番中の定番、茄子のパルミジャーナ。 このとっても美味しい料理について、本場イタリアより解説したいと思います。 茄子のパルミジャーナとは? 茄子のパルミジャーナ(parmigiana di melanzane)とは薄切りにして揚げた茄子、トマトソース、モッツァレラチーズ、そしてすりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノを層になるように重ねて焼き上げたイタリアの家庭料理。 家庭によって使うチーズはモッツァレラではなくスカモルツァに変わったり、特に南イタリアではカチョカヴァッロというセミハードタイプのチーズで作ったりといろいろなバージョンがあります。 そして茄子は素揚げ、軽く小麦粉をまぶして揚げる、溶き卵と小麦粉の衣をつけて揚げる、といったパターンがあり、そのあたりのアレンジはそれぞれ軽く仕上げたい、しっかりボリュームを出したいなどの気分で変えてOK。 茄子のパルミジャーナを美味しく作るコツ この茄子のパルミジャーナを作るときに重要なポイントは茄子の下処理。 …

panna cotta al matcha 抹茶パンナコッタ

抹茶パンナコッタ

抹茶を使ってちょっと和風にしたパンナコッタが今日のおやつ。 ティラミスと並んでイタリアの代表的なドルチェであるこのパンナコッタは実はとても簡単に作れるんですよ。 パンナ(panna)とはイタリア語で生クリームのこと、コッタ(cotta)とは”加熱した、調理した” という意味。その名の通り、イタリアでのパンナコッタは生クリームのみで作る場合が一般的。 ただこれだとちょっと重たいので私はいつも生クリームと牛乳を半々で作ります。 余談だけれど、私は生クリームを鍋に入れた後のからっぱのパックに牛乳を入れて計量してしまいます。こうすると軽量カップを使わなくても生クリームと牛乳を同量に計れるし、パックに少しのこる生クリームを牛乳できれいにすすぎとれるから(笑) さて、肝心の作り方は生クリームと牛乳と砂糖を軽く煮た後、ゼラチンで冷やし固めるだけ。 これほど簡単なデザートはない、というほど簡単。 仕上げに少し抹茶をまぶしたら、ほらとっても美味しいドルチェの出来上がり! Visualizza …

サルシッチャとマッシュルームのニョッキ gnocchi con salsiccia e funghi

サルシッチャとマッシュルームのニョッキ

サルシッチャとマッシュルームのソースのそれはそれは美味しいそうな香りに食欲を刺激されない人はいないと思う。 サルシッチャ(salsiccia)とはイタリアのソーセージ(豚肉の腸詰)のことで、塩分がよく効いていてスパイスやハーブなどで香りづけされたものもあったりといろんな種類があるんです。肉の旨みもたっぷりでサルシッチャを使うだけでいろんな料理が手軽に美味しくなるとても便利な食材。 もちろん、そのまま焼いて食べても美味。 そしてマッシュルーム、今回はジャンボマッシュルームという普通のマッシュルームを大きく成長させたものを使ったけれど、もちろん普通のマッシュルームでOK。 マッシュルームとニンニク、イタリアンパセリの炒め煮はトリフォラーティと呼ばれ、それだけでも十分に美味しいです。 今回はニョッキから手作りしたけれど、ニョッキはジャガイモと小麦粉があれば家で作れるんですよ。もちろん、ニョッキが手に入るならニョッキだけ買ってきてソースに合わせるともっと手軽。 でも週末など、時間のある時ならニョッキから作ってみるのも楽しいし、うちは子供と粘土遊びのような感覚で遊びながら作るんです。ジャガイモを茹でるのはレンジをうまく活用してもいいですね。   時間をかけて作る週末の一皿。   …

uova con pomodori e peperoni パプリカの目玉焼きのせ

パプリカの目玉焼き乗せ

日本でもすでにお馴染みとなった食材、パプリカ。 イタリア語ではペペローネ(peperone)と呼ばれ、スーパーでは必ずおいてあるイタリア料理に欠かせない存在。 今日の一品はこのパプリカを使った簡単でとっても美味しいイタリアのマンマから教わったレシピです。 パプリカをトマトソースで煮て、上から卵を落として焼くだけのシンプルな料理。卵の焼き加減は固焼きでも半熟でもお好みで。あればオレガノを加えてると美味しいです。もしくはパセリでもOK。   パパッとできるので朝食にもピッタリ。 食パンの上にこのパプリカを乗せて半熟の目玉焼きを崩しながら食べるのが私はたまらなく好き。ソースととろりとした黄身が染み込んだパンをバクッと頬張る。 あ~、たまらない。 いつもの目玉焼きをこんな風にイタリアンなアレンジというのはいかがでしょうか?   …

involtini primavera con avocado アボカドとチーズの春巻き

アボカドとチーズの春巻き

アボカドを使ったとっても簡単な一品がこれ、春巻き。主な材料は3つだけ。アボカド・チーズ・春巻きの皮。 アボカドとチーズを春巻きの皮でくるんで揚げるだけの手軽すぎる一皿。 チーズはスライスチーズなど、家にあるものでなんでもいいかと思う。 仕上げにレモン醤油をつけて食べればおつまみにもおかずにもなる。 ソースを変えてエスニックな感じにしたり、アジアンな感じにしたりとアレンジは自由。 春巻きレパートリーの一つにたまにはこんなのもいいですよ。 アボカドとチーズの春巻きの作り方・レシピ 材料 作り方

そら豆(ファーヴェ/ファーベ)とペコリーノチーズのおつまみ Antipasto di fave, pecorino e salame

そら豆とペコリーノとサラミのおつまみ

イタリアのそら豆の食べ方でおそらく日本ではまず見ないのがこれ、生で食べる。 そら豆はイタリア語でファーヴェ(FAVE)と言い、日本で一般的に出回るそら豆よりももっと若いうちに収穫した小さな豆をそのまま食べるんです。 その小粒で新鮮なそら豆を、こうしてサラミやチーズと一緒にワインのあてに口に放り込むのがイタリア流。 合わせるチーズは羊のミルクから作られるペコリーノチーズが定番で、中部イタリアではこういう食べ方をよくするんですよ。対してそら豆とサラミを合わせるのは北イタリアのリグーリアでの定番。   フレッシュで若いそら豆が手に入るなら、こうして生で食べてみてはいかがでしょうか? 結構手が止まらないおつまみですよ。   材料

polpo gratinato タコの香草パン粉焼き

タコの香草パン粉焼き

とっても簡単でワインのあてにピッタリな蛸の香草パン粉焼きが今日の一皿。 今回は生だこを使ったけれどスーパーでよく 売ってる茹蛸や蒸しだこを使うともっと簡単。   コツというほどのこともない簡単さだけれど、ニンニクをしっかり効かせてオリーブオイルをたっーぷりと入れるとよりパン粉がカリっとしてそれだけで美味しくなります。   我が家にはトースターがないのでオーブンで焼いたけれど、トースターを使えばもっと手軽に、時短で出来るかと思う。   やる気が無いときでも出来るこの一皿。   …

farinata di ceci ファリナータ・ディ・チェーチ

ファリナータ・ディ・チェーチ(ひよこ豆粉のフォッカッチャ)

北イタリアのリグーリアを旅すれば、必ず出会うこのファリナータ。 ファリナータとは? どうやって食べるの? 次から解説していきますね! ファリナータ・ディ・チェーチとは? ファリナータ・ディ・チェーチ(farinata di ceci)とはひよこ豆で作る極薄のフォッカッチャで、イタリアのリグーリア州の郷土料理。チェーチとはイタリア語でひよこ豆のことなんです。 フォッカッチャというよりは発酵させずに焼くので、むしろオーブンで作るクレープと言ったほうがいいかもしれないですね。 リグーリアではパン屋などでこのファリナータがよく売られていて、気軽なストリートフードとしてもお馴染みです。 ファリナータを美味しく作るコツ …

pasta alla crema di asparagi verdi / アスパラガスのクリームパスタ

アスパラガスのクリームパスタ

今日のランチは春野菜、アスパラガスを使ったパスタ。 アスパラは切って炒めてシンプルにパスタと和えても美味しいけれど今日はちょっといつもと違うパスタをしてみよう。 作り方はさっと茹でたアスパラをパルミジャーノ・レッジャーノとマスカルポーネと一緒にブレンダ―で撹拌してクリーミーなソースにするだけ。 簡単だけれどアスパラの優しい甘さとマスカルポーネのクリーミーさ、パルミジャーノの塩味がよく合ってとっても美味しい一皿です。 マスカルポーネの代わりにクリームチーズや生クリーム、もしくはそれ以外のフレッシュチーズでアレンジしても大丈夫ですよ。 ソースが出来たら後はパスタを茹でて和えるだけ。 仕上げに黒コショウをガリっとおろすと、ほら、とっても美味しいアスパラガスのクリームパスタの出来上がり。   このクリーム、とっても簡単に出来るのでパンに塗ったりとパスタ以外にもいろいろ使えそう。 アスパラガスのレシピの一つにこんな簡単に出来るクリームパスタはいかがでしょうか? …

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