花ズッキーニ、アンチョビとモッツァレラのサラダ

insalata di fiori di zucca crudi con mozzarelline e alici

花ズッキーニ、アンチョビ、モッツァレラの組み合わせと言えばもう誰が何と言おうとフリット。 なのだけれど、今日ちょっとアレンジしてサラダに。 フリットにするのがちょっと面倒だなという気分の時でもサラダなら気軽に作れるし、この組み合わせで美味しくないわけがない。   花ズッキーニというと揚げたり焼いたりするイメージが強いけれど実は生でこうしてサラダで食べても美味しいんですよ。むしろ花ズッキーニの甘味と香りは生の方がより強く味わえるかもしれません。 今回はズッキーニの雌花を使ったので花についている小さなズッキーニもスライスしてサラダに加えてみました。   旬の食材の花ズッキーニ、定番のフリットの組み合わせでこんな美味しいサラダといのはいかがでしょうか?   花ズッキーニ、アンチョビとモッツァレラのサラダの作り方 …

ズッキーニ・ボート zucchine ripiene

パルミジャーノのズッキーニ・ボート

ズッキーニをくり抜いてオーブンで焼くズッキーニ・ボート。 詰める具は肉詰めなどが一般的だけれど今日の詰め物はパルミジャーノ・レッジャーノ。 たっぷりのパルミジャーノの卵とパンを混ぜたものを詰めて焼いたこの一品はイタリアのノンナ(お婆ちゃん)がよく作っていた昔ながらの素朴な家庭料理です。 肉を使わなくてもパルミジャーノの旨みでちゃんと美味しいので、我が家では『肉でも魚の気分でもないなぁ。』という日に作ったりする一品。 そしてこういう詰め物料理で肉を引くと味わいが優しくなり野菜の美味しさがより感じられるのもうれしい。 焼く前にパルミジャーノをさらにたっぷりかけると表面がカリっとクリスピーに焼き上がるのでおすすめです。 食べるのとなんだかほっとする。 そんな素朴で優しいノンナの料理をお届けします。 パルミジャーノのズッキーニ・ボートの作り方 材料 …

insalata di zucchine crude 生ズッキーニのサラダ

生ズッキーニのサラダ

ズッキーニというと揚げたり焼いたり、加熱調理するイメージが強いかもしれないですね。 でもズッキーニは実は生でも美味しく食べられるんです。 今日の一皿はズッキーニを生のまま使った簡単なサラダ。 使うズッキーニは黄緑色のズッキーニ・ロマネスコと呼ばれるタイプ。カリっとした食感が美味しく、サラダにするならおすすめの品種です。 もちろん、一般的な深緑のズッキーニでもいいけれどいずれにせよ食感が良い、新鮮で小さ目のサイズのものを選んでくださいね。 今回使ったのはミントと赤胡椒でシンプルな付け合わせのサラダだけれど、もちろん好みでバジルなど他のハーブでもいいしボリュームを出したければエビなどを加えても美味。   “ズッキーニを生で”。 ちょっと意外かもしれないけれど、こんな食べ方も出来るんですよ。   …

鰯(イワシ)のベッカフィーコ sarde a beccafico palermitane alla b

【本場イタリアのレシピ】イワシのベッカフィーコ(パレルモ風)

鰯を使った料理でイタリアでよく知られるのがこのベッカフィーコ。 次からこのとっても美味しいベッカフィーコについて、本場イタリアより解説していきますね。 鰯(イワシ)のベッカフィーコとは? 鰯のベッカフィーコ(sarde a beccafico)とは南イタリア、シチリアの郷土料理でいわしにパン粉、レーズン、チーズなどをミックスした詰め物をして焼いたもの。シチリアにはザックリ分けて島東部のカターニア風と島西部このパレルモ風があり、またその二つを合わせたようなスタイルなどいろいろなベッカフィーコがあります。 ・パレルモ風イワシのベッカフィーコとは? パレルモ風のベッカフィーコは、開いたイワシにパン粉、松の実、レーズン、オレンジ果汁などを混ぜた具を詰めてイワシの尾を立てるようにくるりと巻いてオーブンで焼いたもので、ベッカフィーコと言えばこのパレルモ風が有名。レーズンにオレンジのフルーツの甘味とイワシの意外な組み合わせがとても美味しい料理です。 ・カターニア風イワシのベッカフィーコとは? 対してカターニア風のベッカフィーコは詰め物がパン粉にシチリアでよく食されているチーズのカチョカバッロやペコリーノチーズを加えたものになり、その詰め物を開いたイワシに挟んで油で揚げるスタイルになります。 …

antipasto di tofu e acciughe 豆腐とアンチョビの前菜

豆腐とアンチョビペーストの前菜

豆腐を使ったイタリアンな前菜が今日の一皿。 豆腐と言ってもこの前菜に使うのは木綿豆腐をさらに固くしたような “イタリア豆腐”。 なのでちょっと今回は海外在住の方むけのレシピです。   作り方はとても簡単で、角切りにしたお豆腐にアンチョビのペーストとみじん切りにしたイタリアンパセリをのせて、たっぷりのオリーブオイルをかけるだけ。海外豆腐独特のあの食感と味に、このアンチョビペーストがとてもよく合いますよ。 これ、もちろんワインにも合うし、冷酒に合わせてもgood。和食パーティーの時のちょっとオシャレな前菜としてもいいかもしれませんね。   『イタリアの豆腐にはイタリアの食材を合わせる』 発想を変えれば海外の豆腐もいろんな使い道があるかもしれないですね。 …

crostata di marmellata ジャムのクロスタータ

ジャムのクロスタータ

イタリアでの定番のお菓子、クロスタータ(crostata)。 クロスタータとはイタリアのタルトのことで、クッキー生地の型にこうしてジャムを塗って焼き上げるクロスタータはイタリアでは家庭でもよく作られている素朴なお菓子。 ジャムは手作りのものでも市販のものでも好きなものを使ってOK。 一度覚えてしまえば結構簡単に作れるこのクロスタータ。 子供と一緒に作っても楽しいですよ! 材料 (直径25㎝のタルト型) 作り方

polpettine di parmigiano パルミジャーノ・ボール

パルミジャーノ・ボール

イタリアンチーズの王様と呼ばれるパルミジャーノ・レッジャーノ。 イタリアの大抵の家庭には必ずあるこのチーズはそのまま食べても美味しいけれど、今日はこのパルミジャーノにちょっと一工夫。 すりおろしたパルミジャーノに卵を加えて揚げたチーズボールが今日の一皿。 パルミジャーノは数ある硬質タイプのチーズの中でも特に熟成期間が長く、旨みが強いチーズなのでこれだけで美味しいチーズボールが出来る。 また卵は全卵で作るとじゅわっとした感じに、卵白のみで作るとふんわりとした食感になる。お菓子づくりなどで卵白が余っているときなどは卵白の利用としてもおすすめ。 さっくり、じゅわっとチーズボールが揚がったら、 どうぞよく冷えたプロセッコや白ワインとどうぞ。 つまむ手が止まらないこと間違いなしですよ! パルミジャーノ・ボールの作り方・レシピ 材料(約15個分) …

maccheroni all'amatriciana アマトリチャーナの作り方

アマトリチャーナ

永遠の都、ローマでの定番パスタであるアマトリチャーナ。 このとっても美味しいパスタ料理について、本場イタリアより解説していきますね! アマトリチャーナとは? カルボナーラ、カチョエペペと並んでローマの3大パスタと知られるのがこのアマトリチャーナ(amatriciana)。 どんなパスタかと言えば、豚のほほ肉から作られる グアンチャーレ と玉ねぎを炒めて トマトで煮たソースをパスタに絡めたもの。 仕上げにすりおろす ペコリーノチーズ …

アスパラガスと豚肉のマスタード炒め lonza di maiale con asparagi e senape in grani

アスパラガスと豚肉の粒マスタード炒め

アスパラと豚肉で作るとっても簡単なこのマスタード炒め。 使う肉は豚の薄切り肉で好きな部位でOK。 味付けは粒マスタードで仕上げるだけなので失敗しらず、いろいろと調味料を配合する必要もなく本当に簡単に出来てしまうんです。   ワインにも、そしてビールにもピッタリなこの一皿。 アスパラレシピのひとつにいかがでしょうか?   アスパラガスと豚肉の粒マスタード炒めの作り方・レシピ 材料 (2-3人分) …

焼き茄子のサラダ

焼き茄子のイタリアンサラダ

夏になると日本の食卓によく登場する焼き茄子。 今日の一皿はこの焼き茄子をちょっとオシャレにアレンジした焼き茄子のイタリアンサラダ。 焼き茄子にサバ缶(シンプルな水煮や燻製タイプ)、キュウリにトマトでトッピングをしたとっても夏らしい一品です。 仕上げの香りづけにはナスと相性のいいミントを刻んで加えると、彩も香りもとっても爽やかなサラダの出来上がり。 ちょっとしたポイントとしては、焼き茄子から出る水分は旨味や香りが詰まっているのでそのまま使うのがお勧め。 よく冷やしたこのサラダに、キリリと冷えたプロセッコでアペリティフやおもてなしの前菜にもなる。 いつもの焼き茄子をちょっとおしゃれに。 こんなイタリアンサラダというのはいかがでしょうか? 材料 (2-4人分) …

error: Content is protected !!