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ムール貝とひよこ豆のパスタ
(サニェ・チェーチ・エ・コッツェ)

ひよこ豆とムール貝のパスタ SAGNE CECI E COZZE

『貝と豆』というのは少し意外な組み合わせでしょうか? けれどイタリアではこういう組み合わせのパスタがあるんです。 このとっても美味しいパスタについて、次から詳しく解説していきますね! ムール貝とひよこ豆のパスタ(サニェ・チェーチ・エ・コッツェ)とは? このムール貝とひよこ豆で作るパスタはサニェ・チェーチ・エ・コッツェ(sagne ceci e cozze)と呼ばれるイタリアのアブルッツォ州の郷土料理。 カタカナにするととても長い名前ですが、チェーチとはイタリア語でひよこ豆のこと。そしてコッツェとはムール貝。合わせるパスタはサニェ(sagne)という平打ちのショートパスタでこの3つの名前をつなげただけなんですよ。 ムール貝のうま味、ひよこ豆のホクホク感、そして手打ちパスタ。 …

cotoletta di tonno マグロのコトレッタの作り方

マグロのコトレッタ

みんな大好きマグロを使ったコトレッタが今日の一皿。 コトレッタとはイタリアのカツのこと。 つまりマグロにパン粉をつけて揚げ焼きにするわけだけれど、イタリアンに仕上げるのにパン粉に混ぜるのはイタリアンパセリとニンニク。 そしてこの衣をつける前に小麦粉と水を混ぜた液につけてから衣をつけることで、衣がマグロから剥がれてしまうのを防ぎます。 もちろん、小麦粉+卵+パン粉の定番の衣でも美味しいですよ。 でもこの小麦粉液なら卵が中途半端に余ってしまうこともないし、卵無しなので仕上がりもより軽くなります。 そして揚げ油にはオリーブオイルを使用するのがポイント。 オリーブオイルで揚げることでグンとイタリアンに仕上がりますよ。 揚げると言っても少ない油でさっと表面を焼く感じなので、あっという間に出来てしまうのも嬉しい一品。 マグロのコトレッタを美味しく作るコツ …

insalata di baccalà e peperoni arrosto バッカラ(塩漬け鱈)と焼きパプリカのマリネ

バッカラ(塩漬け鱈)と焼きパプリカのマリネ

今日の一皿は南イタリア、アブルッツォ州の郷土料理。 バッカラ(baccalà)とは塩漬けにして長期保存できるようにした鱈のことでイタリア料理では非常によく登場する食材の一つです。 焼いたバッカラにローストしたパプリカとたっぷりのオリーブオイル、イタリアンパセリ、ニンニクでマリネしたこの一品、シンプルだけれどとても美味しいんですよ。 このバッカラ、しっかりと塩漬けされているのでそのままでは食べられません。調理する前に3日ほど水に浸けて、一日に何度か水を入れ替えながら、塩抜きをする必要があります。 そしてもう一つの重要な存在がパプリカ。この焼きパプリカの香りがたまらなくバッカラと合うんですよ。 焼きパプリカの作り方は日本の焼きなすと非常によく似ていて、表面が真っ黒になるまでこんがり焼いてから焦げた皮を剥いていくだけ。   鱈という日本でもお馴染みの魚。 イタリアではこんな風にして食べてるんですよ。   …

メカジキのシチリア風

メカジキのシチリア風

海の幸とトマトの香り。 今日の一皿はメカジキを使ったこのシチリア料理。 メカジキはイタリア語でペッシェ・スパーダ(pesce spada)と呼ばれ、大抵どこの魚屋さんでも手に入るイタリアではお馴染みの魚の一つなんです。   このメカジキをトマト、ケイパー、イタリアンパセリとともにフライパンで焼いただけのとっても簡単な一品がメカジキのシチリア風。 簡単だけれどトマトで赤く色づいたオリーブオイルと絡めて食べるととっても美味しいんですよ。   メカジキは脂がよくのっているので人によっては少々重たいと感じるかもしれない食材。なのでトマトと合わせてさっぱりと食べるというのはなるほど、よく出来た組み合わせですよね。   …

ボッタルガとセロリのサラダ

ボッタルガとセロリのサラダ

本日の一皿はイタリアの高級食材、ボッタルガを使ったサラダ。 ボッタルガとはイタリアのカラスミのことで、ボラ(イタリア語でムッジネ)の卵巣から作られたものはクリーミーで美味しいんです。 イタリアでも高級食材とされるけれど、イタリアでは一般的なスーパーでも売っていて日本のカラスミよりも気軽に買えるんです。 さて、このサラダ、薄くスライスしたボッタルガとセロリをオリーブオイルとレモン果汁で和えるだけの簡単なもの。 でもボッタルガのねっとりとした食感と豊かな香りがたまらない一品で、こうして小皿に小分けにするとちょっとオシャレな前菜にもなります。 カラスミと言うと日本酒のアテというイメージが強いかもしれないけれど、こんなサラダだとやはりプロセッコや白ワインを開けたくなりますね。   ボッタルガが手に入ったら、こんなイタリアンなサラダで乾杯!というのはいかがでしょうか。   ボッタルガとセロリの前菜の作り方・レシピ …

蛸のトマト煮 タコのトマト煮 POLPO IN UMIDO

蛸のトマト煮

今日の一皿はタコ好きにはたまらない、蛸のトマト煮込み。 柔らかくなるまで弱火で煮たタコに、ついついワインが進んでしまう簡単なのにとっても美味しい一品について、次から解説していきますね! イタリアンな蛸のトマト煮の材料は? 今回は至ってシンプルな材料、タコ、トマトピューレ、白ワイン、イタリアンパセリにニンニクとオリーブオイルのみ。 ここにケイパーやブラックオリーブオイルを加えても美味しいし、ジャガイモを足すとボリュームも出せます。 他にもイタリアンパセリの代わりにオレガノ、ローリエやタイムなどの他のハーブを使ってもいいですよ。 蛸のトマト煮をおいしくするコツ 作り方は本当に簡単で、ぶつ切りにしたタコをオリーブオイルとニンニクで軽く炒め、白ワイン、トマトピューレを加えて煮込むだけ。 弱火で、1時間。 唯一あげるコツとしては、弱火でじっくり、40分~1時間ほど煮込むとタコが柔らかく仕上がります。 …

蛸(タコ)とセロリのカルパッチョ CARPACIO DI POLPO INSALATA DI POLPO

【白ワインが欲しくなる!】タコとセロリのカルパッチョ

イタリアでも、日本でも蛸の好きな人は多いと思う。 今日の一皿は蛸で作るとっても美味しいカルパッチョ。 カルパッチョと言っても生蛸ではなく、茹蛸で作るもの。イタリアでは蛸は日本のように茹でたものではなく、生だこで丸ごと一匹売っているのが基本。 生だこと言っても内臓等は取り除かれて下処理はされているので、今回は蛸を茹でるところからスタートのレシピです。 イタリアでの蛸のゆで方は弱火で長時間煮るのが特徴。このやり方だと噛んだ時にすっと嚙み切れる柔らかさになります。 が、 カルパッチョには柔らかくも少しコリっとした歯ごたえを感じるタコが好きなので、今回は日本式に短時間で茹でるやり方にしました。(短時間で茹でる方が蛸のうま味も強く感じます) もちろん、簡単に作りたければ茹で蛸を買ってくればOK。 蛸が茹でれたら、セロリ、紫玉ねぎ、ルッコラ、黒オリーブ等をみじん切りにしたソースでマリネするだけ。 こんなに簡単なのに、つまみ出したら止まらない絶品タコ料理の出来上がり! …

メカジキのシチリア風

【イタリア料理一覧】おつまみ・定番・本格派まで!絶品イタリアンレシピ集

『本当のイタリア料理を、本場イタリアから』をテーマにお届けしている当 Bacchette e Pomodoro 厳選! 『これだけは知っておきたい!』イタリア料理の一覧&レシピ集です。日本でも大人気なイタリアンから、イタリアではとても有名なのに、日本では まだまだ知られていない イタリアの定番料理まで、 詳しく解説していきます! 前菜・おつまみ編、肉料理編 など、下の目次から飛べるので、お好きなところから見て下さい。 日本の家庭で気軽に出来る料理もいっぱいなので、ぜひチャレンジしてみて下さいね! …

baccalà con patate e peperoni バッカラとパプリカのトマト煮

バッカラとパプリカのトマトソース煮

鱈(タラ)は日本でもお馴染みだけれどイタリアでもよく食される魚。 今日の一皿はバッカラのトマト煮込み。 バッカラ(baccalà)とは塩漬けにしたタラのことでイタリアではとてもポピュラーな食材なんです。長期保存ができるようにしっかりと塩に漬かっているので塩抜きのために2-4日ほど水につけて塩抜きをしてから調理する必要がありますが、独特の旨みがとっても美味しいんです。 このバッカラ、 イタリア全土でよく食されるけれど特に南イタリアのアブルッツォ州ではクリスマスイブの定番食材。 イタリアではクリスマスイブの日には宗教的な理由から肉料理は食さない。なので魚料理がメインディッシュとなるんです。 また魚料理に合わせるのは白ワインと思われがちだけれど、この料理、トマト煮込みなので赤ワインもよく合います。 こうして魚介類をトマトで煮込むのはいかにも南イタリアの料理。 塩抜きする手間はかかるけれどそれ以外の工程はとっても簡単なこの一皿。 お皿に残ったソースもとっても美味しいのでそれもぜひパンですくって食べてみて下さい。   …

鯖のイタリアンサラダ

魚の調理方法と言えば、生、焼く、煮る、あるいは蒸す、あたりを思い浮かべる人は多い。 けれど魚を茹でる、そしてサラダにする。と、すぐに思い浮かぶ人は少ないんではないでしょうか。 今日の一品は鯖を “茹で” て、そしてサラダにしたこの一皿。サラダと言ってもメインディッシュになる料理です。 茹でることで鯖の脂が落ちてさっぱりと食べられるのもこのサラダの特徴。 茹でる時にニンニクと黒コショウを入れて茹でると鯖の匂い消しにも、香りづけにもなるのでお勧めです。 そしてたっぷりのレモンを絞ってオリーブオイル、塩をかけてマリネすれば簡単に美味しいサラダに。 今回はこれに茹でたジャガイモ、イタリアンパセリ、トマト、そしてケッパーを加えてみました。 そしてケッパーは味のアクセントとなるので手に入ればぜひ入れてみて下さい。 …

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