バッカラ(塩漬け鱈)と焼きパプリカのマリネ

今日の一皿は南イタリア、アブルッツォ州の郷土料理。
バッカラ(baccalà)とは塩漬けにして長期保存できるようにした鱈のことでイタリア料理では非常によく登場する食材の一つ。
焼いたバッカラにローストしたパプリカとたっぷりのオリーブオイル、イタリアンパセリ、ニンニクでマリネしたこの一品、シンプルだけれどとても美味しい。

このバッカラ、しっかりと塩漬けされているのでそのままでは食べられない。調理する前に2-3日ほど水に浸けて塩抜きをする必要がある。もつろん浸けっぱなしではなく1日に3度は水を入れ替えること。
そしてもう一つの重要な存在がパプリカ。
この焼きパプリカの香りがたまらなくバッカラと合うのだ。
焼きパプリカの作り方は日本の焼きなすと非常によく似ていて、表面が真っ黒になるまでこんがり焼いてから焦げた皮を剥いていく。
イタリアでは夏場にはよくこの焼きパプリカのマリネが付け合わせとして食べられていてそれだけでも十分美味しい一皿。
鱈という日本でもお馴染みの魚。
イタリアではこんな風にして食べてるんですよ。
ingredients (2-3人分)
- バッカラ 350g
- 赤パプリカ 2個
- ニンニク 2片
- イタリアンパセリ 少々
- EVオリーブオイル
- 塩
how to cook
(下準備)
- バッカラの塩抜きをする。バッカラの表面の塩を落として適当な大きさに切り、水に浸ける。1日に3度は水を入れ替えて2-3日(バッカラの大きさによって日数は異なる)塩抜きをする。
- イタリアンパセリはみじん切りにする。
- ニンニクは各片を半分に切っておく。




