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カルチョーフィ・アッラ・ロマーナ

カルチョーフィ・アッラ・ロマーナ アーティチョークのローマ風 CARCIOFI ALLA ROMANA

ローマを旅したことがある方なら、必ずこの料理を見たことがあるでしょう。 そんなローマの大定番料理、カルチョーフィ・アッラ・ロマーナとは? 次から詳しく解説していきますね! カルチョーフィ・アッラ・ロマーナ(カルチョーフィのローマ風)とは? カルチョーフィ・アッラ・ロマーナ(carciofi alla romana)とはアーティチョーク(イタリア語でカルチョーフィ)にみじん切りにしたミントとニンニクを詰めてオリーブオイルと水で蒸し煮したものでローマの郷土料理としてイタリア全土で広く知られています。 ちなみにローマではメントゥッチャ(mentuccia)というイタリアの野原によく生えているミントのようなハーブを使うんですよ。このメントゥッチャは一般的なミントよりも穏やかで優しい香りのハーブですが、もちろん普通の手に入るミントで作るのもOK。 ローマのトラットリアでは前菜としてもお馴染みの料理なので、ローマを旅した時に味わったことがある人も多いかもしれないですね。 この料理に使うカルチョーフィはカルチョーフィ・ロマネスコ(carciofi …

cozze in guazzetto ムール貝のグアツェット

ムール貝のグアツェット(トマトソース蒸し)

イタリアでのムール貝の定番の食べ方がこれ、グアツェット(guazzetto)。 次からこのとっても美味しい料理について詳しく解説していきますね! ムール貝のグアツェットとは? グアツェット(グアッツェット)とは魚介類などのトマト煮のこと。ムール貝のワイン蒸しにトマトを加えたようなものと言えばわかりやすいかもしれないですね。 作り方は至って簡単で先にトマトソースを作り、そこへムール貝と白ワインを加えて強火で蒸すだけ。 香りづけに今回はタイムとローズマリーを使ったけれど、それ以外でもイタリアンパセリなどでももちろん美味しいですよ。 ムール貝のグアツェットを美味しく作るコツは? このグアツェットを美味しく仕上げるポイントは何といってもムール貝をふっくらと仕上げること。 蒸しすぎると貝が縮んでしまうので強火で手早く蒸すのが重要。 フライパンで蒸してもいいし、鍋でも大丈夫。鍋を使う場合は底の方と上の貝で火の通りにむらができるので、その場合はアルミホイルで落とし蓋のように貝を覆ってから鍋の蓋をして蒸すと全体が均一に蒸せるのでおすすめ。 …

ムール貝のオーブン焼き  / COZZE GRATINATE

ムール貝のオーブン焼き(グラティナータ)

ムール貝はイタリアで一年中手に入るとてもポピュラーな貝。 このムール貝を使ったイタリアでの定番料理の一つがこの香草パン粉焼き。 イタリア語ではグラティナータと呼ばれる料理で開いたムール貝にパン粉、パルミジャーノチーズ、イタリアンパセリやトマトなどを混ぜたものを詰めてオーブンで焼いたものです。 ムール貝は軽く蒸すことで簡単に開くことができ、また蒸した時に出る貝の汁を詰め物に入れるので、ムール貝の旨味を逃すことなく味わますよ。   見た目もカラフルで華やかなのでパーティーのもピッタリな一皿。   ワイン蒸の次のムール貝のレシピをお探しなら、こんなイタリアンなオーブン焼きはいかがでしょうか?   材料 …

バッカラ(バカラウ)とオリーブとルッコラのサラダ, insalata di baccalà, oliv e e rucola

バッカラとオリーブとルッコラのサラダ

バッカラ(baccalà)とは大量の岩塩で塩漬けして長期保存できるようにした鱈(タラ)のこと。イタリアではどこでも手に入るとてもポピュラーな食材でイタリア半島北から南、いろんな地域の郷土料理に登場します。 数日間水に浸けて塩抜きする必要があるけれど、凝縮した鱈のうま味がとても美味しいんですよ。 今日の一皿は塩抜きしたバッカラをさっと茹でてオリーブ、ルッコラと和えただけの簡単サラダ。 とてもシンプルだけどバッカラのうま味とオリーブの塩気、ルッコラの辛味がとてもよく合い、前菜としてやワインのお供にピッタリ。温サラダとしても、夏場なら冷やしても美味しいです。 日本ではあまり馴染みのない食材のバッカラ。 イタリアでは、こんな風にして食べたりもするんですよ。 バッカラとオリーブとルッコラのサラダの作り方 材料 (2-3人分) 作り方

アスパラのフィロ生地巻き involtini di asparagi con pasta filo

アスパラとフィロ生地の簡単おつまみ

アスパラを使った簡単に出来る一品がこのフィロ生地巻き。 フィロ生地(フィロペイストリー)とは中東料理によく使われる春巻きの皮をさらに薄くしたような生地。 日本ではフィロ生地は簡単に手に入らないと思うのでその場合は春巻きの皮でもOK。 作り方は本当に簡単で、アスパラをフィロ生地(もしくは春巻きの皮)でくるっとくるんでオーブンで焼くだけ。焦げないように最初はアルミで覆うなどすればトースターでも作れるかと思います。 ポイントとしては焼く前に生地にオリーブオイルをまんべんなく塗ること。 シンプルにアスパラだけでもいいし、中にチーズも一緒に巻いても美味しいですよ。 中途半端に余ってるフィロ生地や春巻きの皮がある時、 こんな簡単な一品で今夜のワインのあてにいかがでしょうか? アスパラとフィロ生地の簡単おつまみの作り方 材料 …

ブルスカンドリ(ホップ)のフリッタータ FRITTATA DI BRUSCANDOLI

ブルスカンドリ(ホップシュート)のフリッタータ

ブルスカンドリ(ホップシュート)とは? ブルスカンドリ(bruscandoli)とはホップの新芽のことで英語ではホップシュート(hop shoots)と呼ばれます。見た目は細いアスパラのようですが、味はアスパラガスよりもほんの少し苦みがあり、ナッツのような風味があります。野菜というよりも山菜のような食材と言えるでしょう。 イタリアでもこのブルスカンドリは珍しい野菜で、北イタリアのロンバルディア州やベネト州などで4-5月の短い期間に見かける程度。ロンバルディア州のブレーシャ県ではロエルティス(loertis)とも呼ばれます。 イタリアよりもベルギーなどのビール大国などで知られる野菜です。 ブルスカンドリ(ホップシュート)のフリッタータの作り方 材料 (3-4人分) 作り方

アスパラガスのアンチョビソース掛け

ピンクアスパラガスのアンチョビソース掛け

春だけのお楽しみ、アスパラガスにとっても美味しいアンチョビソースを合わせたのが今日の一皿。 今回使ったのはピンクアスパラというイタリアでも珍しい品種。ピンクアスパラはその名の通り、先端部分がほんのりとピンク色をしたアスパラでホワイトアスパラより若干ミネラル感、香りが強いアスパラです。 ピンクアスパラ以外でもホワイトアスパラで作ってももちろん美味しいですよ。 この柔らかく茹でたピンクアスパラガスにかけるのはアンチョビのソース。 ただ、アンチョビだけだと繊細な味のアスパラガスとのバランスが崩れるのでバターと牛乳で少しまろやかさを出すのがポイント。 アンチョビはイタリア料理によく登場し、アンチョビを加えるだけで料理がぐんと美味しくなるとても優秀で便利な食材です。 アスパラってそれだけでも十分美味しいのにこのアンチョビベースのソースをかけ、そこへさらにペコリーノチーズをすりおろして頂く。 アンチョビソースにペコリーノチーズの旨味が混ざり合い、なんとも極上の味わい。   作り方はとっても簡単なのに、 …

アスパラガスの目玉焼きのせ アスパラガスのビスマルク風 asparagi con uova asparagi alla bismarck

アスパラガスの 目玉焼き乗せ(ビスマルク風)

春になると週に一回は必ず食卓に登場するアスパラガス。 今日はアスパラガスを使ったイタリアでの定番料理、目玉焼き乗せ。 ビスマルク風という名前でも呼ばれたりします。 料理と言っても茹でたアスパラガスに半熟の目玉焼きを乗せただけの簡単なものなんですよ。 ナイフで切ったときにトロリと流れ出す黄身とアスパラを絡めて食べる喜びと言ったら。。。。 卵&アスパラ好きの方ならこの美味しさを想像していただけるかな? Visualizza questo post su …

ロマネスコのスフォルマート sformato di broccolo romanesco

ロマネスコのスフォルマート

日本でも市民権を得てきたイタリア野菜のロマネスコで作るスフォルマートが今日の一皿。 スフォルマートとは聞きなれない料理名ですよね。 次からこの料理について詳しく解説していきますね! スフォルマートとは? スフォルマート(sformato)とは野菜などをチーズ、卵、ベシャメルソースなどをつなぎとしてオーブンでこんがりと焼き上げるイタリア料理。 上の写真のように大きくドンっと焼いて切り分けたり、プリン型などでモノポーションで作ったりもするんです。 今回のロマネスコのスフォルマートはベシャメルソース無しで作るので結構シンプルで簡単。 作り方は柔らかくなるまで茹でたロマネスコとアンチョビ、パルミジャーノ、炒め玉ねぎと卵を混ぜ合わせて焼くだけ。   上の写真のようにパウンド型を使ってもいいし、グラタン皿で焼き上げてそのままテーブルへサーブして取り分けるスタイルもあり。 …

radicchio grigliato ラディッキオ/トレビスのグリル焼き

ラディッキオのグリル

サクサクした食感と苦みが美味しいイタリア野菜、ラディッキオ。日本ではトレビスという名前で聞いたことがある人も多いかもしれませんね。 ラディッキオはイタリアではとても一般的な野菜でどのスーパーでも一年中手に入るとてもポピュラーな野菜の一つなんです。 今日の一皿はラディッキオのイタリアでの定番の食べ方、ラディッキオ・グリリャート(radicchio grigliato)。 グリリャートとは “グリルした、焼いたと” いう意味のイタリア語で名前の通りラディッキオをグリルパンで焼きつけた料理。 このようにグリルして食べるのに向いているのはラディッキオ・プレコーチェやラディッキオ・タルディーボと呼ばれる葉が肉厚で長いタイプ。 作り方は本当に簡単で縦に4等分ほどに切ったラディッキオをグリルパンで焼くだけ。 ここへバルサミコ酢やオリーブオイルと塩をかけて食べるだけでとっても美味しいサイドディッシュの出来上がり。ラディッキオと相性のいいローズマリーやローリエを焼いてる間にこすりつけて香りづけしたりしても美味しいんです。 …

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