ムール貝のグアツェット(トマトソース蒸し)

イタリアでのムール貝の定番の食べ方がこれ、グアツェット(guazzetto)。
グアツェット(グアッツェット)とは魚介類などのトマト煮のことで、ワイン蒸しにトマトを加えたようなものと言えばわかりやすいかもしれない。
作り方は至って簡単で先にトマトソースを作り、そこへムール貝と白ワインを加えて強火で蒸すだけ。
香りづけに今回はタイムとローズマリーを使ったけれど、それ以外でもイタリアンパセリなどでももちろん美味しい。
このグアツェットを美味しく仕上げるポイントは何といってもムール貝をふっくらと仕上げること。
蒸しすぎると貝が縮んでしまうので強火で手早く蒸すのが重要。
フライパンで蒸してもいいし、鍋でもいい。鍋を使う場合は底の方と上の貝で火の通りにむらができるので、その場合はアルミホイルで落とし蓋のように貝を覆ってから鍋の蓋をして蒸すと全体が均一に蒸せるのでおすすめ。
このグアツェット、ムール貝を美味しく食べた後は是非お皿に残っているスープにパンを浸して食べて欲しい。
「あぁ幸せ!」
と思わず口に出してしまう、そんな一皿をお届けします。
ingredients (2-4人分)
- ムール貝 1㎏
- トマト 1-2個
- 白ワイン 80㎖
- ニンニク 2片
- タイム 少々
- ローズマリー 少々
- EVオリーブオイル 大さじ2-3杯
how to cook

※すでに開いている貝でトントンと打ちつけても閉じないものや割れている貝は捨てること。

