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ペブレ(パクチーとトマトと玉ねぎのチリのソース)

pebre ぺブレ

南米を旅したことがある人なら、レストランでこのぺブレが必ずあったのではないでしょうか? この南米のテーブルには欠かせないぺブレとは? 次から詳しく解説していきますね! ペブレとは? ぺブレ(pebre)とはトマト、玉ねぎ、コリアンダー(パクチー)、ペペロンチーノを刻んでオリーブオイル、レモン汁と混ぜた南米チリのソース。 チリのレストランでは前菜としてお馴染みでパンと一緒によくサーブされるんです。コリアンダー(パクチー)の香り、唐辛子のスパイシー感がとても美味しく、パンにはもちろん肉や魚に合わせても美味しい万能ソースです。 作り方は至って簡単で野菜を刻んでオリーブオイルとレモン汁、塩少々と混ぜるだけ。混ぜた後に冷蔵庫で20分ほど置いて味を馴染ませるがポイント。 パクチーというとアジア料理なイメージかもしれないけれど、 チリではこんな美味しいソースとして使われるんですよ。 ペブレの作り方・レシピ …

frittelle di sambuco, エルダーフラワーのフリット

エルダーフラワーのフリット

エルダーフラワーは春から初夏にかけてイタリアやヨーロッパの至る所で咲いている、とても香りのよい花。 この白いかわいい花はコーディアル(シロップ)にするのが定番だけれどこうしてフリットにして味わうことも出来るんです。 エルダーフラワーは野菜ではなくハーブなので大量に食べるものではないけれど、食べた時に口にふんわりと広がるマスカットのような香りがちょっと幸せな気分になれる。   日本ではまだまだ珍しいハーブのエルダーフラワー。 イタリアではこんな風にして楽しんだりもするんですよ。   エルダーフラワーのフリットの作り方 材料 作り方

scones スコーン

溶かしバターで作る簡単スコーン

スコーンにクロテッドクリーム、そして美味しい紅茶、、、。 イギリスのアフタヌーンティーをイメージすると、このスコーンを思い浮かべる人も多いと思う。   さてこのスコーン、通常は冷えたバターを角切りにして小麦粉とすり合わせながら作るんだけれど、私の作り方は溶かしバターで作るやり方。      このやり方だとスコーン作りによく使われるフードプロセッサーも不要だし、本当にあっという間に出来てしまう。 朝の寝ぼけ頭でぼーっとしながらでも作れてしまう簡単さ。 実際に我が家ではスコーンはよく朝食に登場するんです。 面倒な生地の型抜きもなし、包丁で四角くカットするだけ。そして作業台も使わない。焼くときに使うオーブンシートの上でチャチャっと作ってそのままオーブンへ!と洗い物も少ないので本当に簡単。   …

tortini della carelia

カレリアパイ(カレリアンピーラッカ)

カレリアパイ(カレリアンピーラッカ)とは? 今日のおやつは北欧フィンランド東部、ロシアの国境付近のカレリア地方のスナック、カレリアパイ(karjalanpiirakka/カレリアンピーラッカ)。 カレリアパイとはライ麦粉の生地にミルク粥を包んで焼いたもので、フィンランドでは片手で簡単に食べれる大きさのものはストリートフードとしてもよく見かけるそう。 今回作ったのは塩味バージョンだけれど、甘いタイプやベリーなどを載せたものなどいろんなバージョンがあるフィンランドの国民的スナック。 このカレリアパイは1700年代にはすでに作られていたそうで、当時の詰め物はまだお米でなくオーツ麦や大麦、またはフィンランドでよく使われるグリーンピース粉のおかゆだったそう。その後ジャガイモやそばが使われるようになり、現在の詰め物の代表的なものはこのお米でつくるミルク粥。 カレリアパイの食べ方・アレンジ カレリアパイ自体は割と淡泊な味なので、これに崩したゆで卵とバターを混ぜたものをのせて食べるのも典型的な食べ方。その他にもスモークサーモンなどと一緒に食べるのも美味しい。 ライ麦粉の素朴な味わいにミルク粥の優しい甘味を感じるこのカレリアパイ。 ミルク粥を作るのにちょっと時間はかかるものの作り方自体はとてもシンプルで簡単。 具材を生地で包む作業も子供と遊びながら出来てしまう。 …

zuppa di grano saraceno

そばの実とスペックのスープ

蕎麦と言えば日本の食べ物というイメージだけれど、実はイタリアでもよく食されている。 どんな食べ方をするかと言えば、そば粉で作る平打ちパスタのピッツォッケリや、同じくそば粉で作るフリットのシャットなど食べ方はやはりイタリアン。さてこの蕎麦の料理の数々、イタリアのどこでよく食されているかと言えば北イタリアのアルプス地域。寒冷地でも育つ強い蕎麦はこの地域で昔からよく栽培されていたそう。 今日の一皿はそば粉ではなくそばの実で作る食べるスープ。 蕎麦の実と共に加えるのはスペック(speck)というアルプス地域の燻製生ハムにジャガイモ。これをブイヨンで煮ただけの簡単なものだけど、こういう穀物のスープというのは食べるとほっとする優しい温かさがあります。   蕎麦という日本でもお馴染みの食材。 ところ変わってこちらイタリアではこんな風に食べるんですよ。   そばの実とスペックのスープの作り方・レシピ 材料 …

スリランカ風ココナッツカレー

家庭で簡単に作れて本当に美味しいココナッツカレーがこれ。 これはミラノで人気のスリランカ人のシェフWicky Priyanのマンマが作っていたというカレーのレシピを参考にして作った一皿。 タイトルにスリランカ風としたのも彼への(彼のマンマ)へのオマージュから。 どんな点を注意しながらつくるのか?次から解説していきますね。 ココナッツカレーを美味しく作るコツ さて、彼のレシピから参考にした点は という2点。 鶏肉を先にマリネしておくことで火を通すのは短時間でも味の馴染んだ美味しいカレーとなります。そして鶏肉はやはり骨付きの方が旨みがより出るのでおすすめ。 これは私も作ってみて …

pulpo ( polpo ) alla gallega タコのガリシア風

蛸とジャガイモのガリシア風(プルポ・ア・ラ・ガイエーガ)

今日の一皿はスペインのガリシア地方の定番料理、蛸のガリシア風、スペイン語でプルポ・ア・ラ・ガイエーガ(pulpo a la gallega)。 ガリシア地方とは巡礼で有名なサンティエゴ・デ・コンポステーラのある地域でスペインの大西洋に面する州。 ここを旅すると、必ずと言っていいほど出てくる料理がこれ。スペイン全土でもタパスの一品としてお馴染みの一品です。   どんな料理かと言えば、茹でたタコとジャガイモをたっぷりのオリーブオイルとパプリカパウダーをかけたシンプルなもの。材料も簡単に日本で手に入るものばかりなので、気軽に作れのも嬉しいですよね。   今回は定番のタコ、ジャガイモ、パプリカパウダー以外に紫玉ねぎとセロリの葉を刻んでまぶせてみました。これが正解でセロリの爽やかな香りがとてもいいアクセントに。セロリが手元に無ければパセリでもいいけれど、蛸とセロリは好相性なのでまだ食べたことが無い方はぜひ試して欲しいです。 …

pörkölt gulyas グヤーシュ(ペルケルト))

本格ハンガリーグヤーシュ(ペルケルト)

ハンガリーを代表する料理、グヤーシュ(Gulyás/グラッシュ、グラーシュ)。 ひと口にハンガリーのグヤーシュと言っても実に様々なレシピがあり、根セロリを入れたり、白い人参のようなパースニップという野菜をつかったりなど、100人いれば100通りのグヤーシュが存在します。 今回のレシピはハンガリー人のお母さんから直々に教わったレシピ。 材料もシンプルで作りやすく、それでいてとっても美味しい “ハンガリーのお母さんの味” です。 グヤーシュにはいろんなレシピがあるけれど、グヤーシュには欠かせない材料というものがあります。 それはパプリカとパプリカパウダー。 実はハンガリーはヨーロッパでは言わずと知れたパプリカ大国。 ハンガリーの市場へ行けば、ところ狭しと並んだパプリカを見ることが出来るんですよ。 …

家庭で簡単!絶品タンドリーチキン

タンドリーチキン。 響きからして美味しそうな料理。 タンドリーチキンを焼いている間にキッチンに広がるスパイシーな香りもたまらない。   インド料理屋さんで食べるこの一皿、実は家庭でも簡単に出来るんです。 手順は鶏肉をスパイスでマリネしてフライパンで焼くだけ。オーブンでも出来るけれど両方試した結果、フライパンでの方が簡単で美味しく出来ました。   我が家で使うスパイスの基本はガラムマサラ、ターメリック、パプリカパウダー。 ガラムマサラとはコリアンダー、クミン、ローリエ、カルダモン、ナツメグなどがミックスされたスパイス。全部買いそろえるよりこれ一つでほぼ完了してしまうのでとても便利。 これに手元にあればフェンネルシードなどを加えたりもするけど、無ければ無いでOK。 …

shopska-salata ショプスカサラダ(パプリカのブルガリア風サラダ)

ショプスカ・サラダ

ブルガリアの料理、ショプスカ・サラダ。 ショプスカ(shopska)とはブルガリアの東部の “ショプルク(Shopluk)地方の” という意味で、その名のとおりこの地方が発祥のサラダ。 暑い夏にさっぱりと食べれるこのサラダに欠かせないのはシレーネ(sirene)というチーズ。どんなチーズかと言えば、ギリシャのフェタチーズとよく似たフレッシュタイプのチーズで少し酸味があり塩味が効いているチーズです。 フェタチーズが羊やヤギのチーズがベースであるのに対してこのシレーネは水牛のミルクから作られるのが特徴。とは言ってもシレーネはまず日本で手に入らないチーズなのでフェタチーズでも代用OKですよ。 このシレーネにトマト、キュウリ、そしてパプリカを和えてのがこのショプスカサラダ。ただしパプリカは生ではなく、真っ黒になるまで焼いてから皮を剥いたローストパプリカを使用します。このローストパプリカは地中海料理ではよく登場する料理でもちろんイタリアでもよく食べられる、地中海版 “焼きなす” といった感覚で夏の定番の一つ。 この料理、ブルガリア人の友人が教えてくれたもので彼がブルガリアに里帰りする度に私達一家へブルガリアのワインやチーズやサラミなどの食材を持ってきてくれるんです。そんなお土産の中にこのシレーネがあったのでこのショプスカサラダを作ってみたというわけ。 …

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