蕎麦と言えば日本の食べ物というイメージだけれど、実はイタリアでもよく食されている。
とは言っても日本の蕎麦のような食べ方ではない。そば粉で作る平打ちパスタのピッツォッケリや、同じくそば粉で作るフリットのシャットなど食べ方はやはりイタリアン。さてこの蕎麦の料理の数々、イタリアのどこでよく食されているかと言えば北イタリアのアルプス地域。寒冷地でも育つ強い蕎麦はこの地域で昔からよく栽培されていたそう。

今日の一皿はそば粉ではなくそばの実で作る食べるスープ。
蕎麦の実と共に加えるのはスペック(speck)というアルプス地域の燻製生ハムにジャガイモ。これをブイヨンで煮ただけの簡単なものだけど、こういう穀物のスープというのは食べるとほっとする優しい温かさがある。
蕎麦という日本でもお馴染みの食材。
ところ変わってこちらイタリアではこんな風に食べるんですよ。
ingredients (4人分)
- そばの実 400g
- ジャガイモ 2個
- スペック 100g
- ブイヨン 1.2ℓ
- 白ワイン 30㎖
- 玉ねぎ ½個
- ローズマリー 少々
- EVオリーブオイル 適量
- 塩
- 胡椒
how to cook



