ラディッキオ

ラディッキオ

ラディッキオとは?その味と旬と種類

イタリア野菜として日本でも人気が出てきているラディッキオはイタリアのヴェネト州で多く生産されるキク科の野菜でチコリの一種

旬は秋から冬にかけてですが、イタリアではいくつかの種類は一年中手に入るポピュラーな野菜の一つ。

ほのかな苦みとサクサクとした食感が特徴で、生でも加熱してもどちらでも美味しいです。

ラディッキオと言えばロッソ(赤い)タイプのものが一般的ですが、中には緑や斑点模様のものもあり数多くの種類が存在します。

以下に挙げる5品種はその中でもイタリアでよく流通している品種で日本でもみかけるもの。

 

また、日本でラディッキオはトレビスという名前でも呼ばれていますが、このトレビスはラディッキオのフランス語名。ただ少し名前の混同が見られるので正しい名前については以下で説明します。

 

 

-ラディッキオの種類-

 

1.キオッジャ(ロッソ・ディ・キオッジャ)

レタスのように結球するタイプ。イタリアでは通年流通していますが旬は秋から冬にかけて他のラディッキオに比べると甘味がやや強く、苦みが少ない。また葉が薄く柔らかいのも特徴でサラダ等にして生で食べるのに向いています。もしくは軽くソテーしても美味しいです。キオッジャとは生産地のキオッジャ(ヴェネト州)からついた名前。日本ではこのキオッジャのことがトレビスと呼ばれています。

 

2.トレヴィサーノ・プレコーチェ  (ロッソ・ディ・トレヴィーゾ・プレコーチェ)

その名の通り生産地はヴェネト州のトレヴィーゾ周辺。シンプルに、“プレコーチェ(早生という意味)”、もしくは “トレヴィサーノ(トレヴィーゾの、という意味)” とも呼ばれます。ちなみに日本でよく聞く “トレビス” という名前はトレヴィーゾのフランス語名。そう、本来はこれがトレビス。こちらもイタリアでは一年中流通していますが、旬は10月~11月。白菜のような長い形状で15~20㎝ほどの大きさのものが一般的。芯の部分は肉厚でサクサクとした食感があります。生でも加熱調理にもどちらにも向いています

 

3.トレヴィサーノ・タルディーヴォ (ロッソ・ディ・トレヴィーゾ・タルディーヴォ)

2のプレコーチェと同じくヴェネト州トレヴィーゾ県の特産品。タルディーヴォとは “晩生、晩生種” という意味。数多くあるラディッキオの中でも ラディッキオの王様 と称されるタイプ。そのほのかな苦み、ほんのりした甘味、サクサクした歯ごたえ、どれをとっても素晴らしい。かなりの手間をかけて生産されるため、価格も他のラディッキオより高くなります。12月~2月が旬生でも加熱調理にもどちらにも向いています

 

4.カステルフランコ (ヴァリエガート・ディ・カステルフランコ)

17世紀に上記のトレヴィサーノとスカローラ(苦みのあるレタスのような野菜)の交配から生まれた品種。バラのような見た目が美しく、繊細な味と香りが特徴。苦みが少なく、レタスに近い味でラディッキオ特有のサクサクとした食感がある品種。軽くソテーするかサラダにして生で食べるのに向いている。カステルフランコとは生産地のカステルフランコ(ヴェネト州)からついた名前。

 

5.ヴェローナ

ロミオとジュリエットの舞台として有名なヴェローナの特産品。2のプレコーチェと味も食感もよく似ていますがこのヴェローナの方が少し丸い形状をしています。こちらも一年中流通していますが本来の旬は秋から冬にかけて。




 

ラディッキオの食べ方

生でも加熱しても食べられます

生でサラダにする場合は小さく切ったラディッキオと薄くスライスした人参に、たっぷりのオリーブオイル、ワインビネガー、塩だけでシンプルに味付けしても美味しいです。ラディッキオのように苦みのあるチコリの品種は人参や洋ナシなどの甘味とよく合います。

加熱する場合はトレヴィーゾ・プレコーチェやトレヴィーゾ・タルディーヴォなどの肉厚な葉の品種が向いています。

 

ラディッキオのレシピ

ラディッキオと洋ナシのサラダ

ラディッキオを一番手軽に味わうのはやはりサラダが一番。イタリアでの定番の組み合わせ、ラディッキオと洋ナシの“秋のサラダ”。

ラディッキオのリゾット

ラディッキオ、ブリーチーズ、スペックの “黄金トリオ” のリゾット。絶対美味しい定番レシピ。

タルディーボのマリネ

タルディーヴォをスパイスと共にさっと茹でてマリネした一品。タルディーヴォのレシピと言えばまずはこれを試して欲しい。

タルディーボのローズマリー風味ソテー

タルディーボはやはりシンプルにいただくのが一番。簡単ソテーでもとっても美味しく仕上がるのはタルディーボならでは。

 

 






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