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タコの香草パン粉焼き

polpo gratinato タコの香草パン粉焼き

とっても簡単でワインのあてにピッタリな蛸の香草パン粉焼きが今日の一皿。 今回は生だこを使ったけれどスーパーでよく 売ってる茹蛸や蒸しだこを使うともっと簡単。   コツというほどのこともない簡単さだけれど、ニンニクをしっかり効かせてオリーブオイルをたっーぷりと入れるとよりパン粉がカリっとしてそれだけで美味しくなります。   我が家にはトースターがないのでオーブンで焼いたけれど、トースターを使えばもっと手軽に、時短で出来るかと思う。   やる気が無いときでも出来るこの一皿。   …

farinata di ceci ファリナータ・ディ・チェーチ

ファリナータ・ディ・チェーチ(ひよこ豆粉のフォッカッチャ)

北イタリアのリグーリアを旅すれば、必ず出会うこのファリナータ。 ファリナータとは? どうやって食べるの? 次から解説していきますね! ファリナータ・ディ・チェーチとは? ファリナータ・ディ・チェーチ(farinata di ceci)とはひよこ豆で作る極薄のフォッカッチャで、イタリアのリグーリア州の郷土料理。チェーチとはイタリア語でひよこ豆のことなんです。 フォッカッチャというよりは発酵させずに焼くので、むしろオーブンで作るクレープと言ったほうがいいかもしれないですね。 リグーリアではパン屋などでこのファリナータがよく売られていて、気軽なストリートフードとしてもお馴染みです。 ファリナータを美味しく作るコツ …

pasta alla crema di asparagi verdi / アスパラガスのクリームパスタ

アスパラガスのクリームパスタ

今日のランチは春野菜、アスパラガスを使ったパスタ。 アスパラは切って炒めてシンプルにパスタと和えても美味しいけれど今日はちょっといつもと違うパスタをしてみよう。 作り方はさっと茹でたアスパラをパルミジャーノ・レッジャーノとマスカルポーネと一緒にブレンダ―で撹拌してクリーミーなソースにするだけ。 簡単だけれどアスパラの優しい甘さとマスカルポーネのクリーミーさ、パルミジャーノの塩味がよく合ってとっても美味しい一皿です。 マスカルポーネの代わりにクリームチーズや生クリーム、もしくはそれ以外のフレッシュチーズでアレンジしても大丈夫ですよ。 ソースが出来たら後はパスタを茹でて和えるだけ。 仕上げに黒コショウをガリっとおろすと、ほら、とっても美味しいアスパラガスのクリームパスタの出来上がり。   このクリーム、とっても簡単に出来るのでパンに塗ったりとパスタ以外にもいろいろ使えそう。 アスパラガスのレシピの一つにこんな簡単に出来るクリームパスタはいかがでしょうか? …

patate e cipolla

じゃがいもと玉ねぎのミネストラ

“じゃがいもと玉葱”、どこの家庭にも大抵あるもの。 でも意外とこの二つが料理の主役になることは少ないですよね。   今日の “イタリアンな一皿” は、脇役になりがちなこの二つの野菜が主役のミネストラ(野菜の煮物)。   玉ねぎから出る甘味がたっぷりのソースに、パンを浸して食べるとそれだけでワインが進んでしまう一品です。   こういう野菜だけの肉を使わない料理というのは、イタリアではクチーナ・ポーヴェラ(cucina …

torta salata di pasta fillo con erbette

フィロ生地のトルタ・サラータ

トルコやギリシャなどの中東やバルカン半島一体の料理でよく使われるフィロ生地。 フィロ生地とは小麦粉と水で出来た極薄の春巻きの皮のような生地で、このフィロを使った一番有名なお菓子にはトルコのバクラヴァがあります。またバルカン半島ではお菓子だけでなくて塩味系の料理にもよく使われるんですよ。 焼くとパイ生地のようなパリッとした食感になるけれど、バターが含まれないのでパイ生地よりももっと軽い感じ。 イタリアでは普通のスーパーでも手に入るので比較的知名度は高いし、いろんなアレンジをして使われる食材です。 今日の一皿はこのフィロ生地を使ったトルタ・サラータ。 トルタ・サラータとはイタリアの塩味系のキッシュのことで、今回のフィリングはエルベッテというほうれん草のような青菜にクリームチーズ。もちろん、エルベッテの変わりにほうれん草で代用OK。 このフィロ生地を使ったこういったパイ系の料理の特徴はフィロ生地を手でクシャっとしてから型に詰めること。 そうすると極薄の生地のパリッと感が増して美味しく焼きあがりますよ。   詰め物はイタリアン、外側は中東。 …

ローマ風カルボナーラ

本格ローマ風カルボナーラ

日本人にも大人気のイタリアのパスタ料理、カルボナーラ。 イタリアのカルボナーラとはどんなものなのか?本場イタリアより解説したいと思います。 ローマ風カルボナーラとは? ローマ風カルボナーラとは豚のほほ肉を塩漬けして熟成させたグアンチャーレ(guanciale)、卵、羊のミルクからできたペコリーノ・ロマーノチーズをパスタと絡めた、世界中から愛されるイタリアを代表する料理のひとつ。 このカルボナーラはアマトリチャーナ、カチョ・エ・ペペと並ぶローマの3大パスタとして知られていますが、その歴史は意外にも新しいく実は第二次世界大戦後から広まったとされます。 さて、このローマ風カルボナーラは下の写真でもご覧いただけるように、卵とチーズがたっぷりの濃厚なタイプ。 次からはこのソースの作り方を 材料の解説とともに詳しく説明していきますね! Visualizza questo …

spaghetti alla chitarra al ragù bianco di agnello

ラム肉ラグーソースのキタッラ

ラグーソースはトマトを使った”赤い(ロッソ)”ソースが日本では一般的だけれど、パスタの本場イタリアでは実は “白い(ビアンコ)ラグーソース” もある。 このラム肉の白いラグーは昔から羊牧の盛んなイタリアのアブルッツォ州、特に山岳部のラクイラ周辺でよく見かけるラグー。 そして特にこの羊肉のラグーが美味しいのは仔羊の肉が出回る春。 臭みが少なく、肉質も柔らかい仔羊のラグーは本当に美味しい。 ちょっと余談だけれどイタリア料理でビアンコ(白い)という表現は、 “トマトを使わない” という意味としてよく使われる。白いラグーソースといってもホワイトソースのようなものではない。 そして今回このラム肉のラグーに合わせるの同じくアブルッツォ州のパスタ、キタッラ(chitarra)。 キタッラとは四角い木の枠に弦を張ったギターのような道具で作るスパゲッティのようなロングパスタで、アブルッツォ州のパスタと言えばこのキタッラというほどイタリアではよく知られたパスタ。 …

タコとジャガイモのガーリック炒め

タコとジャガイモのガーリック炒め

タコとジャガイモのガーリック炒め、料理名からして美味しいと想像いただけると思う。 そしてその想像通りの美味しさ。 この一皿、今回はタコを茹でるところからスタートしたけれど、もちろん普通に売っている茹蛸や蒸蛸を使えばもっと簡単に出来ます。※今回は生ダコを冷凍し、解凍したものを使用しています。生ダコを使う場合はしっかりと塩もみしてぬめりを取り、棒でよく叩いてから茹でて下さい。 簡単なので大したコツ、というのもないけれど、強いて言うならジャガイモをたっぷりのオリーブオイルで炒め揚げにすること。少ない油だと炒めているうちにジャガイモが少々崩れてくるので表面をカリッと仕上げるためにも炒め揚げにすると美味しく仕上がります。 後は茹でたタコとイタリアンパセリを加えてさらにさっと炒めるだけ。 ご飯のおかずにも、ワインのあてにもどちらにもピッタリなこの一皿。 蛸レシピの一つにいかがでしょうか。 材料 (4人分) 作り方 …

ロマネスコのポタージュ vellutata di broccolo (o cavolo) romanesco

ロマネスコのヴェルタータ (ポタージュ)

日本でも浸透してきたイタリア野菜のロマネスコ。 この野菜で作るイタリアでの定番がヴェルタータなんですよ。 ヴェルタータとは? どうやって作るの? 次から解説していきますね! ヴェルタータとは? イタリア語でヴェルタータ(vellutata)とはポタージュスープのこと。イタリアではいろいろなタイプのヴェルタータがあり、ロマネスコもヴェルタータに使われる定番の一つです。 さて、こういったポタージュスープはよく野菜のブイヨンを加えて作るのだけれど、今回はブイヨンも一緒に一つの鍋で作るレシピ。 玉ねぎ、人参などのブイヨンのベースになる野菜も一緒に入れて作るので、簡単だけれど優しい野菜の旨みがちゃんと感じられます。 Visualizza questo …

quiche di radicchio, pancetta e caciotta ラディッキオのキッシュ

ラディッキオのキッシュ

サクサクとした食感と苦みが美味しいイタリア野菜、ラディッキオ。 この野菜は生で食べてもこうして火を通しても美味しいんですよ。 ラディッキオとパンチェッタ(ベーコン)というイタリアでは定番の組み合わせで作ったキッシュが今日の一皿。 ソテーしたラディッキオとベーコンをチーズと卵液とともに焼きあげるだけの手軽なものだけれど、ラディッキオの苦みが美味しいワインにピッタリのキッシュ。 ちょっとしたコツとしてはラディッキオをソテーしたときに出る水分は苦みが強いのでなるべくキッシュに入れないようにすること。 使うチーズは今回はカチョッタという癖のないチーズを使用したけれどブリーなどと合わせても美味しいし、合わせるチーズによっていろいろとアレンジ出来ます。もちろん、チーズは手に入るものを使用すればOK。   彩も味もちょっと “大人なキッシュ” 。 …

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