カブを使った白ご飯がすすむ一品、蕪の肉味噌炒めが今日の一皿。 フライパン一つで材料を次々と炒めていくだけと、とっても簡単なので我が家ではかぶ料理の定番レシピの一つ。 かぶの葉があれば、小さく刻んで一緒に入れても美味いし、彩りもきれいですよ。 子供も大好きな味なので、うちではよく子供から 「マンマ、あれ作って!」 とおねだりされる一品なんです。 美味しそうな蕪を見つけたら、こんな肉味噌炒めはいかがでしょうか? かぶの肉味噌炒めの作り方・レシピ 材料 (3-4人分) …
かぶの肉味噌炒め

ricette e racconti di viaggio di una famiglia italo giapponese
カブを使った白ご飯がすすむ一品、蕪の肉味噌炒めが今日の一皿。 フライパン一つで材料を次々と炒めていくだけと、とっても簡単なので我が家ではかぶ料理の定番レシピの一つ。 かぶの葉があれば、小さく刻んで一緒に入れても美味いし、彩りもきれいですよ。 子供も大好きな味なので、うちではよく子供から 「マンマ、あれ作って!」 とおねだりされる一品なんです。 美味しそうな蕪を見つけたら、こんな肉味噌炒めはいかがでしょうか? かぶの肉味噌炒めの作り方・レシピ 材料 (3-4人分) …
今日の一皿は北海道の郷土料理、鮭のチャンチャン焼き。 イタリア在住の我が家はキャベツはイタリアの一般的なキャベツ、サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)を使用。もやし、ネギもいっぱいいれて野菜の旨味をたっぷりだそう。イタリアには日本のようなホットプレートが無いのでフライパンで代用。 もちろん日本の家庭なら、普通のキャベツをたっぷりと入れてホットプレートで豪快に作るのもいいですね。 この味噌バターのたまらなくいい香りにつられて平日の夜でもいいお酒を開けたくなります。 うん、平日の夜に和食に日本酒と言うのもなかなかいいものですよね。 鮭のチャンチャン焼きの作り方 材料 (3-4人分) 作り方 (下準備)
茄子の味噌田楽。 和食の定番だけあってそれぞれの家庭でそれぞれのレシピがあると思います。 我が家の味噌田楽は酒、みりん無しの濃厚なもの。味噌、砂糖、ごまを1:1:1の割合ですり鉢で混ぜ合わせ、少量の出汁でのばすだけ。出汁は大さじ1~2程度なので出汁が無ければ水少々でも大丈夫ですよ。 そして田楽に合わせる定番はやはりなんと言っても茄子。 この茄子の調理方法、電子レンジを使う人も多いかと思うけれどフライパン一つで簡単にふわとろに出来るんです。 フライパンで揚げる、焼く、蒸すの3つの工程を一気にやってしまうのが我が家流。 揚げるよりも油が格段に少ないのでふわとろなのに重さがない。厚めの茄子の中は軽く、表面は揚げたように旨味が出るのでうちでは茄子料理にこの調理方法をよくするんです。 ふわとろ茄子に濃厚味噌田楽。 窓を開けると涼しい風、そろそろこんな一品に日本酒が欲しい季節になってきましたね。 …
そのまま食べてもおでんの具にしても美味しいさつま揚げ。 日本では手軽に買えるけれど実は家でも簡単に手作りできる。 鱈などの白身魚、もしくはやイワシなどを滑らかになるまでよーくすりつぶして好きな具材を入れて揚げるだけ。 フードプロセッサーを使えば本当に手軽に出来てしまう。 コツとしてはねっとりとした粘りが出るまでしっかりと練ること。 あれば長芋をすりおろして生地に入れても美味しい。 今回の具は人参とトピナンブール。 トピナンブールとは日本では菊芋と呼ばれている芋で、生のまま千切りにして入れるとシャキシャキとした食感が出て美味しい。 もちろん他にもレンコン、ゲソ、トウモロコシにチーズなど自分の好きな具を入れて自由に作れるのも手作りならでは。 揚げたてを生醤油とおろし生姜をつけて食べるとそれだけで日本酒が進む。 …
揚げ焼き蒸し茄子。 名前のとおり、揚げて、焼いて、蒸した茄子のこと。3つの工程があるのにフライパン一つで出来てしかも揚げるよりも後片付けがラクで焼くだけよりもボリュームがあり、蒸すよりも簡単。そしてなによりナスがふんわりトロリと仕上がってとっても美味しいんですよ。 使う茄子は米ナスのような大ぶりのものがおすすめ。 この大ぶりの茄子を2㎝ほどの厚さに切って油(我が家の場合はオリーブオイルを使用)を多めに入れたフライパンで揚げ焼きにし、茄子が油を吸収してほぼ油がなくなったらそこへ軽く水を加えて蓋をして蒸し焼きにする。水を加える瞬間に油がよく跳ねるので瞬時に蓋をしてブロックするのがポイント。 餃子を焼く感覚のような調理方法と思ってもらえればイメージが沸くかもしれないですね。 そしてご存知のとおり茄子は油をよく吸うので蒸し焼きにした後のフライパンには油も何も残らないので後片付けがとっても簡単なのが嬉しい。 最後にショウガをすりおろしてポン酢をかければとっても美味しい一品の出来上がり。 この一品はもう何年も前、何にも作る気が無い時に何を作るか決めないままとりあえず茄子を切り、何となく調理して出来たもの。 ところがこれがフワトロでとっても美味しくってそれ以降我が家の茄子料理の定番となったんです。 美味しいものってやる気がなくても生まれることがある。 …
カタローニャとは苦みとサクサクとした食感が美味しいイタリア野菜 (詳しくはこちら)。 この野菜を使って我が家でよく作るのはイタリア料理ではなく実はこのふりかけ。 日本ではよく大根やカブの葉で作っていたものをイタリア野菜のカタローニャで作ってみたらとっても美味しかったので、すっかり我が家の定番になった一品です。 ごま油で香りづけし、かつお節から旨味が出るので白ご飯が何杯でも食べられる。かつお節以外でも市販の出汁パックの中身を使うのも美味しくって便利。 このふりかけ、イタリア人の友達を招いてホームパーティをする時によく出すのだけれど食に対しては割と閉鎖的なイタリア人にもよく 「これどうやって作ってるの?レシピ教えて!」 と聞かれる人気の品なんですよ。 かつお節の旨味とお醤油の味と言うのはやはり鉄板。 ❝イタリア野菜を和食に❞ …
2018年が開けた。昨年のお正月は日本で過ごしたので母の作った立派なおせち料理を頂いたけれど今年はミラノで年越し。 年末からバタバタで結局お正月料理が準備できなかったのでせめて一品だけでもお正月気分をと作ったのがこの紅白巻。幸い大根はイタリアでも簡単に手に入るので細切りにしてスモークサーモンでくるりと巻くだけ。大根と魚というのはやはりいい組み合わせだ。スモークサーモンの脂と塩分を大根がさっぱりと調えてくれる。オリーブオイルをかけるとイタリアンとしてワインのあてにピッタリだしお醤油をつけると和風にもなる。来客があった時に前菜としてだしてみてもいいかもしれない。 切り落とした端っこは勿体ないので大根とともにみじん切りにしてみた。実はこれがメインの紅白巻よりも夫に大うけ。お醤油をたらして白ご飯にのせて食べてみたらとっても美味しかったのだ。 一年に一度だけ使う漆塗りのワイングラスで乾杯し、新年のささやかなお祝い。 2018年もいい年になりますように! ingredients (4人分) スモークサーモン 250g 大根 ½本 …
鶏むね肉はその栄養素やヘルシーさから最近注目を浴びている食材。 と言ってもむね肉自体は昔から当然存在しているけれどそのパサパサした食感からあまり人気が無かったというだけの事。 いろいろな方法でむね肉をジューシーに仕上げる方法はあるけれど私が好きなのはこのハンバーグ。 ポロ葱とショウガを加えて香りよくあっさりと仕上げる。フードプロセッサーにかけるので鶏ミンチで作るよりもフワッとした食感になって美味しい。 というよりも、イタリアでは鶏ミンチは普通のスーパーではあまり売っていないのだ。たまに見かけるけれど牛や豚のミンチのようにどこでも必ず置いているわけではない。鶏やターキー自体はイタリアでも定番の肉類なのだけれどなぜかミンチが無い。イタリア人の夫も 「鶏ミンチを使った料理は思い浮かばない。」 と言う。 フードプロセッサーにかけるので普通のミンチ肉のハンバーグより柔らかく成型しにくいけれど手を水で濡らしてから成型するとくっつかずに簡単にできる。そして表面に軽く焦げ目がつくまで触らない事がきれいに焼くコツ。 出来上がったらぜひポン酢をかけてどうぞ。 あっさり美味しい和風ハンバーグの出来上がり! …
外国人の友達に私の予想に反してなぜか好評なメニューというのがある。 それがこのひじきの煮もの。 日本に住んでいたときに外国人留学生を受け入れるホストファミリーを何度かしたことがあるが、私の母の作ったひじきの煮ものを彼らはいつも「delicious!!! 」と喜んで食べていた。その度に 「寿司やしゃぶしゃぶではなく、ひじき!?」 といつも思っていた。 イタリアで暮らし始めてからも何度か友人を招いて和食パーティをしけれどその時に 「得体のしれないこの黒い食べ物に箸なんかつけないだろうな。」 と思いながらも作ってみたら意外にもいつもみんな喜んで食べてくれる。もちろん、「ひじきは海藻で日本ではお馴染みの食品だよ」、と説明はするがこの反応は嬉しい誤算だ。 レシピはスタンダードな基本のレシピ、イタリア人向けにアレンジなど無し。でもお出汁はきちんとつくる。 …
鶏の照り焼きの砂糖と醤油の “甘辛味” というのは和食独特のものかと思う。 私達が暮らすイタリアでは料理に砂糖を使う、もしくは甘い味付けの料理、というのはほとんど見かけない。 この照り焼き、イタリア人の友人を招いてホームパーティをする時によく作るのだけれど普段イタリアン以外の料理を食べない彼らにもいつも好評な一品なんです。 この料理の “あまから” が新鮮に感じるのでしょうね。 もしも外国の友人を招いてパーティーをする、という機会があるならばこの鶏の照り焼きならまず大丈夫。 …