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ボンゴレビアンコ

spaghetti alle vongole/ ボンゴレ イン ビアンコ

アサリを使った一番シンプルなパスタ料理、ボンゴレスパゲッティ(spaghetti alle vongole)。トマトソースを加えない、“白い”ソースなので、ボンゴレ・ビアンコ (ボンゴレ・イン・ビアンコ)とも呼ばれます。 砂抜きしたアサリをフライパンで蒸し焼きにして茹でたスパゲッティと絡めるだけのとっても簡単な一品です。 作り方にとくにコツというほどのことはなく、強いて言うならパスタの茹であがりのタイミングと貝が開くタイミングを合わせることと、貝に火を通しすぎないことくらい。あとは特にいろいろ考えなくてもアサリが美味しく仕上げてくれるんです。   “簡単で美味しい” 世界中で愛される料理というのは、やっぱりこれに尽きますね。   …

baccalà e zucca in umido バッカラとカボチャの煮物

バッカラとカボチャの煮込み

バッカラ(baccalà)とは塩漬けにして長期保存できるようにした鱈(タラ)のことで、イタリア全土でよく食べられるとても一般的な食材。 調理する前に3-4日ほど水に浸けて塩抜きしてから使うのだけど、独特の旨みが美味しくこうして煮込んだりフリットにしたりといろいろな食べ方が出来る食材です。 今日はこのバッカラとカボチャを一緒に炊いてみました。鱈とカボチャというのは意外な組み合わせに思われるかもしれないけれど、あのバッカラ独特の味とカボチャの甘味というのは非常によく合いとても美味しいんですよ。 そして隠し味的にソースの風味を増すために加えるのは乾燥パプリカ。 我が家では魚介類のトマトソース煮をするときに乾燥パプリカをよく使うのだけれど、これを入れることで一段とソースの風味がます秘密のアイテム。とは言っても日本では乾燥パプリカはなかなか手に入らないと思うのでその場合はパプリカパウダー(辛くないスイートタイプ)を少しくわえればOK。   仕上げには食感のアクセントとして砕いたアーモンドをぱらり。 バッカラの旨みとカボチャの甘さが癖になるこの一皿。   うん、今日はちょっといいワインでも開けようか! …

trota e agrumi al forno 鱒とミカンのオーブン焼き

鱒とミカン (オレンジ) のオーブン焼き

鱒(マス)というと日本ではあまりスーパーで一般的に売っている魚ではないかもしれないですね。 けれどこちらイタリア、特に北イタリアでは大抵のスーパーにあるとても一般的な魚。サーモンよりも脂身が少なく、さっぱりしているので我が家ではよく食べる食材の一つです。 この鱒にミカンのスライスを乗せてオーブンで焼き上げてみたらこれが結構美味しかったんです。 もちろんあればオレンジでも美味しいけれど、みかんを使った理由は 単純に “ちょうど家にあったから” (笑) ミカンとともに鱒へふりかけるのはピンクペッパー(ローズペッパー)。 このピンクペッパーは普通の粒胡椒のように固くなく、辛みも穏やかなのでこうして粒のまま乗せても大丈夫。赤い実が彩のアクセントにもなるのでこうして魚料理や野菜料理などいろいろと使える便利な胡椒。無ければもちろん普通の黒胡椒でもいいですよ。   …

鰯(イワシ)のベッカフィーコ sarde a beccafico palermitane alla b

【本場イタリアのレシピ】イワシのベッカフィーコ(パレルモ風)

鰯を使った料理でイタリアでよく知られるのがこのベッカフィーコ。 次からこのとっても美味しいベッカフィーコについて、本場イタリアより解説していきますね。 鰯(イワシ)のベッカフィーコとは? 鰯のベッカフィーコ(sarde a beccafico)とは南イタリア、シチリアの郷土料理でいわしにパン粉、レーズン、チーズなどをミックスした詰め物をして焼いたもの。シチリアにはザックリ分けて島東部のカターニア風と島西部このパレルモ風があり、またその二つを合わせたようなスタイルなどいろいろなベッカフィーコがあります。 ・パレルモ風イワシのベッカフィーコとは? パレルモ風のベッカフィーコは、開いたイワシにパン粉、松の実、レーズン、オレンジ果汁などを混ぜた具を詰めてイワシの尾を立てるようにくるりと巻いてオーブンで焼いたもので、ベッカフィーコと言えばこのパレルモ風が有名。レーズンにオレンジのフルーツの甘味とイワシの意外な組み合わせがとても美味しい料理です。 ・カターニア風イワシのベッカフィーコとは? 対してカターニア風のベッカフィーコは詰め物がパン粉にシチリアでよく食されているチーズのカチョカバッロやペコリーノチーズを加えたものになり、その詰め物を開いたイワシに挟んで油で揚げるスタイルになります。 …

コウイカのリピエノ seppie ripiene

コウイカのリピエノ

肉厚で旨みが強いコウイカを使ったリピエノが今日の一皿。 リピエノとはイタリア語で “詰め物をした” という意味で今回使ったのは牛ミンチとパルミジャーノ。 イタリアのイカのリピエノはいろんなレシピがあるけれど、こうしてトマトソースで仕上げるのはやはり中部から南イタリアが多いんです。 旨みがたっぷりのソースはパスタと和えるソースとして利用しても美味。 この料理、具を混ぜ合わせてイカに詰めて煮るだけなので、下処理済みのコウイカを使えば割と簡単に出来ちゃいます。コウイカは肉厚なので弱火で柔らかくなるまでじっくりと煮るのがポイントと言えばポイント。   簡単で美味しいこの一皿、ワインの用意をどうぞお忘れなく!   …

鯖缶とひよこ豆とミントのサラダ insalata di sgombro ceci e menta

鯖缶とひよこ豆とミントの簡単サラダ

あっという間に出来ておまけに火も使わないとっても簡単な鯖缶とひよこ豆のサラダ。 ひよこ豆は水煮缶を使えば簡単だし、あと一品欲しい時にもさっと作れちゃうのも嬉しい一品です。 鯖の匂いけしと香りづけに加えるのはミント。あとはみじん切りにした紫玉ねぎとオリーブオイル、レモン汁で和えたら完成。 白ご飯に合うようにしたければ、ミントの変わりにオレガノ、もしくは小口葱を加えてちょっとお醤油を垂らしても美味しいですよ。   だんだんと火を使うのが億劫になってくるこの季節。 ちゃちゃっと作ったら、よく冷えた白ワインとどうぞ!   鯖缶とひよこ豆とミントの簡単サラダの作り方 材料 …

polpo gratinato タコの香草パン粉焼き

タコの香草パン粉焼き

とっても簡単でワインのあてにピッタリな蛸の香草パン粉焼きが今日の一皿。 今回は生だこを使ったけれどスーパーでよく 売ってる茹蛸や蒸しだこを使うともっと簡単。   コツというほどのこともない簡単さだけれど、ニンニクをしっかり効かせてオリーブオイルをたっーぷりと入れるとよりパン粉がカリっとしてそれだけで美味しくなります。   我が家にはトースターがないのでオーブンで焼いたけれど、トースターを使えばもっと手軽に、時短で出来るかと思う。   やる気が無いときでも出来るこの一皿。   …

タコとジャガイモのガーリック炒め

タコとジャガイモのガーリック炒め

タコとジャガイモのガーリック炒め、料理名からして美味しいと想像いただけると思う。 そしてその想像通りの美味しさ。 この一皿、今回はタコを茹でるところからスタートしたけれど、もちろん普通に売っている茹蛸や蒸蛸を使えばもっと簡単に出来ます。※今回は生ダコを冷凍し、解凍したものを使用しています。生ダコを使う場合はしっかりと塩もみしてぬめりを取り、棒でよく叩いてから茹でて下さい。 簡単なので大したコツ、というのもないけれど、強いて言うならジャガイモをたっぷりのオリーブオイルで炒め揚げにすること。少ない油だと炒めているうちにジャガイモが少々崩れてくるので表面をカリッと仕上げるためにも炒め揚げにすると美味しく仕上がります。 後は茹でたタコとイタリアンパセリを加えてさらにさっと炒めるだけ。 ご飯のおかずにも、ワインのあてにもどちらにもピッタリなこの一皿。 蛸レシピの一つにいかがでしょうか。 材料 (4人分) 作り方 …

バッカラ

バッカラのフリット

バッカラとは塩漬けにした鱈のことでイタリアではお馴染みの食材。 塩漬けにして長期保存できるようにしているので、使う前に3日ほど水につけて塩抜きをする必要があるけれど、独特のうま味が美味しい食材です。 今日の一皿はこのバッカラのイタリアでの定番料理、フリット。 作り方はとっても簡単で塩抜きしたバッカラに衣をつけて揚げるだけ。 ちょっとしたポイントとしては塩抜きが終わった後のバッカラの水分をキッチンペーパーでぎゅっとしっかり押さえて拭き取ること。   前菜としてもメインディッシュとしてもいけるこのバッカラのフリット。 白ワインやプロセッコのおともにもピッタリですよ。 バッカラのフリットの作り方 材料 …

insalata di germogli di soia

イカともやしのカクテルサラダ

烏賊ともやしのちょっとオシャレなカクテルサラダが今日の一皿。 もやしと言うと、日本では安価な食材の代表のような存在だけど、使い方によってはとってもイタリアンに仕上がる。 というより、もやしはイタリアでこんな感じで食べられることが多い。   イタリアのもやしは日本で一般的な緑豆もやしより細く、シャキシャキした食感がより強い。 そして加熱することなく生で食べられる。 ※ただし日本のもやしは生食には適さないので必ず加熱して下さい。     このサラダ、本当に簡単で、さっと食感を残すように茹でたもやしに、旨味の強いコウイカを合わせてハーブで香りづけしたドレッシングをかけるだけ。 …

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