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【歴史と伝統の本格レシピ】
オッソブーコの作り方

オッソブーコ ossobuco alla milanese

イタリアでは定番料理の一つなのに、日本ではまだまだ知られていない絶品料理のオッソブーコ。 このオッソブーコについて、本場イタリアより解説していきますね! オッソブーコとは? オッソブーコ(ossobuco)とは仔牛の骨付きすね肉を煮込んだイタリア、ミラノの郷土料理。 オッソ(osso)はイタリア語で “骨”、そしてブーコ(buco)は “穴” を意味し、その名の通り骨付きすね肉は調理すると中心に穴の開いたような形になるのが特徴です。 さて、肝心のオッソブーコの作り方は難しいものではなく、必要なのは時間。 1時間半~2時間ほどブイヨンと肉を弱火でじっくりと煮ることで肉がほろりと柔らかく、そのソースも肉の旨味がギュッと詰まったとても美味しいものとなります。そしてとろりと溶けた骨の髄をスプーンですくって食べるのがなんともグルメな食べ方。 …

arrosto di lonza di suino alla senape 豚肉のマスタード風味ロースト

オーブンで作る豚肉のマスタード風味ロースト

イタリアの家庭で “ご馳走メニュー” の定番の一つがこの肉のロースト。 イタリア語でロースト料理のことはアロスト(arrosto)と言い、家族みんなが集まる日曜のランチやクリスマス、誕生日などでこのアロストは定番中の定番料理。 使う肉は牛肉、仔牛肉が一般的だけれど今回のように豚肉で作るのも美味しいし、他にも羊肉などそのバリエーションは様々です。 今回は豚ロースのブロックに豚肉と相性のよいマスタードで味付けしたロースト。 マスタードは加熱によって辛味が飛ぶので焼き上がりはツンとした辛さは無く、ふわりとマスタードの香りがします。なので大人も子供もみんなで食べれるロースト。 もちろん、辛味が好きな大人達には食べる時にさらにマスタードを添えても。 さて、『肉のロースト料理』というと何か大がかりな料理のように聞こえるかもしれないけれど、基本的な作り方は実は至って簡単。 の3ステップだけ。 …

straccetti di pollo e peperoni con salsa di soia 鶏むね肉とパプリカのストラッチェッティ

鶏むね肉とパプリカのストラッチェッティ にんにく醤油レモン風味

ストラッチェッティとは? ストラッチェッティ(straccetti)とは “引き裂いた” という意味のイタリア語で、肉類を細切りにして炒めたり、焼いたりした料理のことを言います。   イタリアでストラッチェッティの定番と言えば、この鶏むね肉とパプリカの組み合わせ。   この二つをフライパンでニンニクと炒めてレモンを絞るのがイタリアでよく見るレシピだけれど、今日はこれにお醤油を加えたちょっと和風なバージョン。 にんにく+醤油+レモン、と聞くだけで美味しいのはお分かりいただけると思う。   …

豚肉のレモン風味スカロッピーネ scoloppine di lonza di maiale al limone

豚肉のレモン風味スカロッピーネ 

イタリアでの時短・簡単レシピの定番のようなスカロッピーネ。 パッと出来て美味しいこの料理について、本場イタリアより解説していきますね! スカロッピーネ(スカロピーネ)とは? スカロッピーネ(scaloppine)とは仔牛肉や鶏肉や豚肉などの肉のスライスをさっと焼いてソース等をかけたイタリア料理。かけるソースは今回のようにレモン風味のものやマルサラ酒のソースなどが一般的ですが、その他にもキノコのホワイトソースなどいろいろなバリエーションがあります。 イタリアでよく使われる肉は仔牛肉ですが、今回のように豚肉でももちろん美味しいですよ。 いずれの肉を使うにせよ脂身の少ない部分を使用するのがおすすめ。また牛肉や豚肉の場合は肉をよく叩いて薄くし、繊維を断ち切ることで柔らかい食感が生まれます。 またこうして肉を薄くすることで調理時間も10分程度で出来てしまう、イタリア版の『時短・簡単レシピ』の代表のような家庭料理です。 スカロッピーネのバリエーション スカロッピーネのバリエーションとしては有名なのはローマの郷土料理である仔牛肉、生ハム、セージを重ねて焼き上げたサルティンボッカやナポリの家庭料理として有名なトマトソースをかけるピッツァイオーラがあります。どちらもとても美味しいイタリアの家庭料理ですが日本でも簡単に出来ますよ![ スカロッピーネの意味・語源 …

アスパラガスの鶏むね肉巻き トマト味噌, involtini di asaparagi e pollo con la salsa di miso e pomodoro

揚げない!アスパラの鶏むね肉巻きとトマト味噌

アスパラガスと鶏むね肉で作る、ノンフライ肉巻き。 揚げ物をする気力がない時に、うちではパン粉にオリーブオイルをたっぷりと馴染ませてオーブン焼きにすることがよくあるんです。 パン粉をつける作業も、オイルを馴染ませる作業もオーブンシートの上でやってしまうので揚げ物をするよりはるかに少ない労力で出来るので何より簡単で後片付けもラクチン。 この肉巻きの仕上げにかけるのは、トマトと味噌を煮詰めて作るトマト味噌。これが鶏肉料理にとてもよく合うし、簡単に出来るソースなので我が家ではよく作るんです。余った分は野菜につけたり、ナスに塗って焼いて田楽風にといろいろ使えてなかなか便利ですよ。 いつものアスパラ料理、こんな簡単なアレンジでいつもとちょっと違う肉巻きはいかがでしょうか? アスパラの鶏むね肉巻とトマト味噌の作り方・レシピ 材料 (4人分) 作り方 アスパラのレシピをお探しですか? …

牛肉のピッツァヨーラ カルネ・アッラ・ピッツァヨーラ carne alla pizzaiola

牛肉のピッツァヨーラ(カルネ・アッラ・ピッツァイオーラ)

簡単に出来てとっても美味しい、イタリアの定番料理の一つがこの牛肉のピッツァヨーラ。 次からこのピッツァイオーラについて、本場イタリアより解説していきますね! ピッツァヨーラ/ピッツァイオーラとは? ピッツァヨーラ(pizzaiola)とは牛肉などをトマト、オリーブ、ケイパー、オレガノで作るソースと合わせた料理。イタリア語ではカルネ・アッラ・ピッツァイオーラ(carne alla pizzaiola)と呼ばれます。 ちなみにカルネとは”肉”、ピッツァイオーラとは “ピザ職人” という意味。肉にかけるソースの材料が、トマト、ブラックオリーブ、オレガノとピッツァの基本ソースであることからついた名前でその名の通りピッツァで有名なナポリが発祥の料理です。 使う肉はイタリアではよく子牛肉が使われるけれど、もちろん普通の牛肉でOK。ちなみにイタリアでは日本のような霜降りの肉ってなくて牛肉と言えば圧倒的に赤身肉なんですよ。なのでこのピッツァイオーラも赤身肉で作ります。 …

チーマ・ディ・ラーパと豚バラのマスタード炒め cima di rapa e pancetta saltato con senape in grani

チーマ・ディ・ラーパと豚バラの粒マスタード炒め

チーマ・ディ・ラーパ(cima di rapa)とはイタリアのカブの菜の花のこと。ほんのりとした苦みとわずかに感じる酸味がとても美味しい野菜でイタリアの冬には大抵のスーパーで売っている定番野菜の一つ。イタリアでは略してチーマと呼ばれたりもします。 このチーマを使った簡単で美味しい一皿がこの豚バラと合わせた粒マスタード炒め。 チーマ・ディ・ラーパの代表的な料理というか、組み合わせにサルシッチャというイタリアのソーセージを合わせるのが典型的な食べ方だけれどなるほどこのチーマと豚肉というのはやはりしっくりきます。またここへ加える粒マスタードの酸味が豚肉の脂身をさっぱりと仕上げてくれるのでモリモリ食べれる一品に。 ちょっとしたコツとしては全体に塩胡椒をするのではなく豚バラのみにしっかりと塩胡椒を効かせると味の強弱というか、リズムが生まれてより美味しくなりますよ。 また豚バラを炒める時はフライパンに豚肉を入れてから火にかけると、豚の脂身が固くならずに上手く脂が溶け出してくるのでじっくりと炒めるのがおすすめ。   ご飯のおかずにもイタリアンの副菜にでもいけるこの一皿。 チーマ・ディ・ラーパが無ければ日本の菜の花でも代用できるので菜の花レパートリーの一つにいかがでしょうか? …

アスパラガスと豚肉のマスタード炒め lonza di maiale con asparagi e senape in grani

アスパラガスと豚肉の粒マスタード炒め

アスパラと豚肉で作るとっても簡単なこのマスタード炒め。 使う肉は豚の薄切り肉で好きな部位でOK。 味付けは粒マスタードで仕上げるだけなので失敗しらず、いろいろと調味料を配合する必要もなく本当に簡単に出来てしまうんです。   ワインにも、そしてビールにもピッタリなこの一皿。 アスパラレシピのひとつにいかがでしょうか?   アスパラガスと豚肉の粒マスタード炒めの作り方・レシピ 材料 (2-3人分) …

funghi portobello ripieni ポルトベッロの肉詰め

ポルトベッロ茸の肉詰め

ポルトベッロ茸(ジャンボマッシュルーム/ポルトベロ)とは? ポルトベッロ茸とはマッシュルームを大きく成長させたもので、肉厚で歯ごたえがある食感とマッシュルームの味と香りが美味しいキノコ。 日本ではジャンボマッシュルームやポルトベロという名前で見かけたことがある人もいるかもしれませんね。 ポルトベッロ茸料理の定番、肉詰め! 直径10-15㎝程度の大きさのこのキノコの定番料理といえばやはり肉詰め。 マッシュルームなどのキノコ類は水洗いすると風味が落ちるので、汚れをキッチンペーパーでふき取る程度にするといいですよ。どうしても汚れが落ちにくければさっと手早く水洗いして下さい。 さてこの肉詰め、焼いている間にオーブンから漂ってくるマッシュルームのいい匂いといったら! このポルトベッロ茸を見つけたら、まずはこんな肉詰めで味わってみてはいかがでしょうか。 材料 (2人分) …

fegato alla veneziana

レバーのベネチア風

イタリアでのレバー料理でよく知られるのが、このレバーのベネチア風。 次からレバーのベネチア風とはどんな料理なのか、解説していきますね! レバーのベネチア風とは? レバーのベネチア風とは炒めた玉ねぎとレバーを煮込んだ料理で、イタリアでのレバーの代表的な料理のひとつ。 豚のレバーで作るのがベネチアの伝統的なレシピだけれど、現在のイタリアでは牛レバー(仔牛のレバー)を使用するのが主流です。 玉ねぎの甘いソースが癖のあるレバーの味とよく合い、なるほどいい組み合わせだと思わせる一皿ですよ。 今回はスライスした大きめのレバーを使ったけれど、もっと食べやすくしたければ細切りや一口大に切って作ってもOK。 Visualizza questo post …

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