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ホワイトアスパラガスのバッサーノ風

asparagi bianchi alla veneta ホワイトアスパラガスのヴェネト風の作り方

“ホワイトアスパラガス”、それだけで春を感じるなんとも優美な存在。 イタリアでのホワイトアスパラの有名な産地と言えばやはり北イタリアのヴェネト州。 このヴェネトでの代表的なホワイトアスパラの食べ方、それがこの卵のソースと食べる “バッサーノ風(ヴェネト風)” です。 ホワイトアスパラガスのバッサーノ風とは? ホワイトアスパラの有名な産地でもあるバッサーノにちなんで “バッサーノ風” と呼ばれるこの一皿、どんなものかと言えば割とシンプル。 アスパラに茹で卵(好みにもよるけれど半熟が定番)とオリーブオイル、少しのワインビネガーを混ぜたものをかけて食べるというもの。 ホワイトアスパラそのものが美味しいので、やはりこんなシンプルな食べ方が一番ホワイトアスパラの美味しさをダイレクトに味わえますね。 ホワイトアスパラのバッサーノ風を美味しく作るコツ …

cotoletta di tonno マグロのコトレッタの作り方

マグロのコトレッタ

みんな大好きマグロを使ったコトレッタが今日の一皿。 コトレッタとはイタリアのカツのこと。 つまりマグロにパン粉をつけて揚げ焼きにするわけだけれど、イタリアンに仕上げるのにパン粉に混ぜるのはイタリアンパセリとニンニク。 そしてこの衣をつける前に小麦粉と水を混ぜた液につけてから衣をつけることで、衣がマグロから剥がれてしまうのを防ぎます。 もちろん、小麦粉+卵+パン粉の定番の衣でも美味しいですよ。 でもこの小麦粉液なら卵が中途半端に余ってしまうこともないし、卵無しなので仕上がりもより軽くなります。 そして揚げ油にはオリーブオイルを使用するのがポイント。 オリーブオイルで揚げることでグンとイタリアンに仕上がりますよ。 揚げると言っても少ない油でさっと表面を焼く感じなので、あっという間に出来てしまうのも嬉しい一品。 マグロのコトレッタを美味しく作るコツ …

カポナータ caponata siciliana

カポナータ(パレルモ風)

南イタリア、シチリアの茄子料理の定番料理の一つがこのカポナータ。 次からこのとっても美味しい料理について詳しく解説していきますね! カポナータとは? カポナータ(caponata)とは茄子などの野菜を揚げたものを砂糖、酢で甘酸っぱく絡めた南イタリア、シチリアの郷土料理。 使う野菜は茄子をメインにパプリカを加えたり、レーズン、松の実、アーモンドを加えるレシピもあったりと家庭や地域によっていろんなバリエーションがあります。 カポナータで一番有名なのはシチリア北西部のパレルモ風。パレルモ風のカポナータは素揚げした茄子、オリーブ、セロリをトマトソースで煮て砂糖と酢で仕上げたもの。 とは言ってもカポナータは家庭によってレシピが様々、○○風と区切ったところでそれに当てはまらないレシピがいっぱいの自由なスタイルの料理と言ってもいいかもしれません。 カポナータを美味しく作るコツ このカポナータを美味しく仕上げるコツの一つに茄子のあく抜きがあります。 イタリアでは茄子のあく抜きは塩をまぶす方法なのですが、このやり方をすると茄子を素揚げしても油をほとんど吸いません。 …

フィアドーニ fiadoni abruzzesi

フィアドーニ
(アブルッツォ州の郷土菓子)

イタリアのお菓子と言えば? ティラミス? パンナコッタ? いえいえ! イタリアには数えきれない美味しいお菓子があるんですよ。 フィアドーニもその一つ。 フィアドーニとは一体どんなものなのか? 次から詳しく解説していきますね! フィアドーニとは? フィアドーニ(fiadoni)とはイタリアのアブルッツォ州のイースター期に食べられる郷土菓子。 薄い生地に羊牧の盛んなアブルッツォ州ならではのペコリーノチーズをたっぷり使ったフィリングを詰めてオーブンで焼き上げたものです。 卵とペコリーノチーズのフィリングが焼いている間に膨らみ、生地に軽くあけた穴からあふれ出るのですが そのあふれ出してこんがりと焼けたチーズがなんとも美味しいそうで可愛らしいんです。 つまみ出したら何個でもパクパクと止まらないスナック感覚のお菓子です。 …

カーボロ・ネロ

カーボロネロのチップス

カーボロ・ネロとはイタリアのトスカーナでよく食べられるイタリアの冬野菜。 日本語の“黒キャベツ”という名の通り、黒っぽい深緑色で普通のキャベツよりも苦みがあるのが特徴です。 今日の一皿(というよりも今日のおつまみ?)はこのカーボロ・ネロで作るチップス。チップスと言っても通常のように油で揚げるのではなく、オーブンで作るのでとっても簡単なんですよ。 このチップス、何度か作ってみた結果、160~170℃程度の少し低めの温度で15分ほど焼くときれいな緑色のままパリッと仕上がります。 白ワインのおつまみにピッタリな、少し苦みのあるこの “大人味のチップス”。 煮込み料理以外のカーボロ・ネロのレシピをお探しなら、こんなチップスはいかがでしょうか? カーボロネロのチップスの作り方・レシピ 材料 作り方 (動画版) …

insalata di puntarelle プンタレッラのローマ風サラダ レシピ

プンタレッラのローマ風サラダ

プンタレッラのローマ風サラダとは? 冬から春先にかけてが旬のイタリア野菜、プンタレッラ。このプンタレッレの食べ方で一番有名なのは、なんと言ってもこのローマ風サラダ。 どんな一品かと言えば、縦に細く切ったプンタレッラを氷水にさらして苦みを和らげた後にアンチョビ、ワインビネガー、ニンニク、オリーブオイルのソースと和えたサラダです。 プンタレッレのほのかな苦みとカリッとした食感が日本人にも人気のサラダで、一度食べると病みつきになる人も多いんですよ。 このサラダ、作り方の一番の特徴はプンタレッラの切り方。どんな切り方と言えば新芽の下側からナイフで細く割くように切るのが特徴。 これを氷水にさらすと、次第にクルンとカーブしてくるのが見ていてちょっと楽しくなります。 ※ただしものによってはあまりカーブしない場合もありますが特に問題はありません。 水にさらす時間は苦みの強さに応じて10分~1時間程度で調整すればOK。(プンタレッラは大きく成長したものよりもまだ若く小さいものの方が苦みが穏やかです。)   後はアンチョビのソースで和えればそれだけでとっても美味しいサラダに。 …

ボッタルガとセロリのサラダ

ボッタルガとセロリのサラダ

本日の一皿はイタリアの高級食材、ボッタルガを使ったサラダ。 ボッタルガとはイタリアのカラスミのことで、ボラ(イタリア語でムッジネ)の卵巣から作られたものはクリーミーで美味しいんです。 イタリアでも高級食材とされるけれど、イタリアでは一般的なスーパーでも売っていて日本のカラスミよりも気軽に買えるんです。 さて、このサラダ、薄くスライスしたボッタルガとセロリをオリーブオイルとレモン果汁で和えるだけの簡単なもの。 でもボッタルガのねっとりとした食感と豊かな香りがたまらない一品で、こうして小皿に小分けにするとちょっとオシャレな前菜にもなります。 カラスミと言うと日本酒のアテというイメージが強いかもしれないけれど、こんなサラダだとやはりプロセッコや白ワインを開けたくなりますね。   ボッタルガが手に入ったら、こんなイタリアンなサラダで乾杯!というのはいかがでしょうか。   ボッタルガとセロリの前菜の作り方・レシピ …

蛸のトマト煮 タコのトマト煮 POLPO IN UMIDO

蛸のトマト煮

今日の一皿はタコ好きにはたまらない、蛸のトマト煮込み。 柔らかくなるまで弱火で煮たタコに、ついついワインが進んでしまう簡単なのにとっても美味しい一品について、次から解説していきますね! イタリアンな蛸のトマト煮の材料は? 今回は至ってシンプルな材料、タコ、トマトピューレ、白ワイン、イタリアンパセリにニンニクとオリーブオイルのみ。 ここにケイパーやブラックオリーブオイルを加えても美味しいし、ジャガイモを足すとボリュームも出せます。 他にもイタリアンパセリの代わりにオレガノ、ローリエやタイムなどの他のハーブを使ってもいいですよ。 蛸のトマト煮をおいしくするコツ 作り方は本当に簡単で、ぶつ切りにしたタコをオリーブオイルとニンニクで軽く炒め、白ワイン、トマトピューレを加えて煮込むだけ。 弱火で、1時間。 唯一あげるコツとしては、弱火でじっくり、40分~1時間ほど煮込むとタコが柔らかく仕上がります。 …

porcini saltati in padella / ポルチーニのソテー

ポルチーニ茸のソテー

イタリアの秋の味覚!生ポルチーニを使った一番シンプルなソテー。 このままブルスケッタに乗せても良し、パスタソースにしても良し、な一品です。 フライパンの蓋を開けた時の、幸せな香りもどうぞ一緒に味わって! ポルチーニのソテーの作り方・レシピ 材料  作り方 1)ポルチーニは乾いた布で汚れを落とし、適当な大きさにスライスする。 ニンニクとイタリアンパセリはみじん切りにする。 ※ポルチーニ茸は土汚れがどうしても取れない場合は水で手早く洗って下さい。 2)フライパンにオリーブオイルを入れ、ポルチーニ茸、ニンニク、イタリアンパセリを軽く炒める。塩を振って蓋をし、ポルチーニ茸がとろりと柔らかくなるまで火を通す。 …

INVOLTINI DI MELA CON PANCETTA / りんごとベーコンのおつまみ

りんごとベーコンの簡単おつまみ

フライパン一つで、パッと作れるとっても簡単なおつまみです。 ベーコンを使うので味付けも不要、失敗知らずな一品なのでホームパーティーにもピッタリ。 ワインのあてにどうぞ! りんごとベーコンの簡単おつまみ 作り方・レシピ 材料 作り方 1)りんごは 7mmほどの薄切りにし、ベーコンを巻き、フライパンに並べる。 胡椒をふって火をつけ、弱めの火でじっくりと脂を溶かしながら焼く。 (あればローズマリーと一緒に焼くと美味しいです) …

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