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ゴルゴンゾーラと洋ナシのチコリボート

barchette di indivia belga con gorgonzola e pera ゴルゴンゾーラと洋ナシのチコリボート

火を使わないで簡単に出来る前菜、チコリボート。 チコリの葉をそのまま器にして中に乗せるのはゴルゴンゾーラと洋ナシ。この二つの組み合わせはイタリアでは定番で、それだけでも美味しいのだけれどここへさらに加えるのはクルミとハチミツ。 チーズにハチミツというのは少し以外に思われるかもしれないけれど、塩味と甘味の組み合わせというのはとても美味しいんですよ。そしてクルミを加えることで食感のアクセントにもなります。 Visualizza questo post su Instagram Un post …

liquore di susine selvatiche 手作りプラム酒

手作りプラム酒

イタリアでのスタンダードの果実酒の作り方で作ってみたこのプラム酒(すもも酒)。 日本の代表的な果実酒である梅酒と作り方の大きな違いは、 ということ。 純アルコールで最初に漬け込むことで果実の香りと味が短期間でアルコールに移るという特徴があります。 ちなみにイタリアではリキュール売り場でこの純アルコール(ぶどうなどの蒸留酒)が普通に手に入るのだけれど、氷砂糖というものは無いんです。 もちろんプラム意外のフルーツでも作れるし、イタリアのリキュールで有名なリモンチェッロ(レモンのお酒)も細かな分量の差こそあれ大抵このやり方。 お国が変われば果実酒の作り方も変わる。 イタリアのリキュールってこんな作り方なんですよ。 手作りプラム酒の作り方 材料 …

antipasto di tofu e acciughe 豆腐とアンチョビの前菜

豆腐とアンチョビペーストの前菜

豆腐を使ったイタリアンな前菜が今日の一皿。 豆腐と言ってもこの前菜に使うのは木綿豆腐をさらに固くしたような “イタリア豆腐”。 なのでちょっと今回は海外在住の方むけのレシピです。   作り方はとても簡単で、角切りにしたお豆腐にアンチョビのペーストとみじん切りにしたイタリアンパセリをのせて、たっぷりのオリーブオイルをかけるだけ。海外豆腐独特のあの食感と味に、このアンチョビペーストがとてもよく合いますよ。 これ、もちろんワインにも合うし、冷酒に合わせてもgood。和食パーティーの時のちょっとオシャレな前菜としてもいいかもしれませんね。   『イタリアの豆腐にはイタリアの食材を合わせる』 発想を変えれば海外の豆腐もいろんな使い道があるかもしれないですね。 …

polpettine di parmigiano パルミジャーノ・ボール

パルミジャーノ・ボール

イタリアンチーズの王様と呼ばれるパルミジャーノ・レッジャーノ。 イタリアの大抵の家庭には必ずあるこのチーズはそのまま食べても美味しいけれど、今日はこのパルミジャーノにちょっと一工夫。 すりおろしたパルミジャーノに卵を加えて揚げたチーズボールが今日の一皿。 パルミジャーノは数ある硬質タイプのチーズの中でも特に熟成期間が長く、旨みが強いチーズなのでこれだけで美味しいチーズボールが出来る。 また卵は全卵で作るとじゅわっとした感じに、卵白のみで作るとふんわりとした食感になる。お菓子づくりなどで卵白が余っているときなどは卵白の利用としてもおすすめ。 さっくり、じゅわっとチーズボールが揚がったら、 どうぞよく冷えたプロセッコや白ワインとどうぞ。 つまむ手が止まらないこと間違いなしですよ! パルミジャーノ・ボールの作り方・レシピ 材料(約15個分) …

friselle フリセッレ

トマトのフリセッレ

フリセッレとは? フリセッレ(friselle)とは南イタリアのプーリア州の固いパン。 形はベーグルのような輪っか状で、焼いた後に半分に切りさらに焼き上げるので水分が抜けて長期保存が出来るパンとなります。 パンと言ってもそのままでは固くて食べられないので、“水で濡らして柔らかくしてからから食べる”  のがこのフリセッレの特徴。 スプーンで水をかけてもいいし、水にドボンとつけてもOK。 長期保存が出来るパンなので、昔は航海時の食料としても利用されていたそう。その際は海水につけて食べていたそうだけれど、それもこのフリセッレを美味しく食べる一つの方法かもしれないですね。 このフリセッレの典型的な食べ方がこのようにカットしたトマトとたっぷりのオリーブオイルを乗せていただく食べ方。 トマトの水分がパンに染み込んで、シンプルだけどなんとも美味しい一皿に。 ブルスケッタはカリっとしたパンが特徴なのに対して、このフリセッレの食べ方はこうしてトマトなどの水分をじゅわっと染み込まして食べるのが特徴。 …

茄子のパルミジャーナ parimigiana di melanzane

茄子のパルミジャーナ

イタリア家庭料理の定番中の定番、茄子のパルミジャーナ。 このとっても美味しい料理について、本場イタリアより解説したいと思います。 茄子のパルミジャーナとは? 茄子のパルミジャーナ(parmigiana di melanzane)とは薄切りにして揚げた茄子、トマトソース、モッツァレラチーズ、そしてすりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノを層になるように重ねて焼き上げたイタリアの家庭料理。 家庭によって使うチーズはモッツァレラではなくスカモルツァに変わったり、特に南イタリアではカチョカヴァッロというセミハードタイプのチーズで作ったりといろいろなバージョンがあります。 そして茄子は素揚げ、軽く小麦粉をまぶして揚げる、溶き卵と小麦粉の衣をつけて揚げる、といったパターンがあり、そのあたりのアレンジはそれぞれ軽く仕上げたい、しっかりボリュームを出したいなどの気分で変えてOK。 茄子のパルミジャーナを美味しく作るコツ この茄子のパルミジャーナを作るときに重要なポイントは茄子の下処理。 …

farinata di ceci ファリナータ・ディ・チェーチ

ファリナータ・ディ・チェーチ(ひよこ豆粉のフォッカッチャ)

北イタリアのリグーリアを旅すれば、必ず出会うこのファリナータ。 ファリナータとは? どうやって食べるの? 次から解説していきますね! ファリナータ・ディ・チェーチとは? ファリナータ・ディ・チェーチ(farinata di ceci)とはひよこ豆で作る極薄のフォッカッチャで、イタリアのリグーリア州の郷土料理。チェーチとはイタリア語でひよこ豆のことなんです。 フォッカッチャというよりは発酵させずに焼くので、むしろオーブンで作るクレープと言ったほうがいいかもしれないですね。 リグーリアではパン屋などでこのファリナータがよく売られていて、気軽なストリートフードとしてもお馴染みです。 ファリナータを美味しく作るコツ …

siatt シャット

シャット(そば粉とチーズのフリット)

シャットとは? シャット(sciatt)とは角切りにしたチーズにそば粉の衣をつけて揚げた、北イタリアのロンバルディア州のヴァルテッリーナ地方の郷土料理。 この料理に使うのはポレンタ・タラーニャやピッツォッケリにも使われるヴァルテッリーナのカゼーラ(casera)というチーズ。 加熱するとよく伸びるチーズで、さっくりとしたそば粉の衣の素朴な香りとこのとろけるカゼーラチーズの組み合わせは何個でもいけてしまう美味しさです。 とはいえ、日本ではカゼーラは簡単に手に入らないと思うので、セミハードタイプの他のチーズで作ってももちろん美味しいですよ。 そしてもうひとつ、このシャットの重要な材料がそば粉。このヴァルテッリーナ地方は北イタリアのスイス国境付近に位置する場所。ここでは寒冷地でも育つ蕎麦の栽培が昔から盛んでこの地方の料理にはそば粉は欠かせない存在なんです。 このそば粉の衣をたっぷりとつけて揚げると、油のなかである生き物の形に見えてくるのですが、それがこのシャットの名前の由来。 そう、シャットとはヴァルテッリーナの方言で “ヒキガエル” という意味。 …

canederli con bietola ビエトラのカネーデルリ

ビエトラ (スイスチャード) のカネーデルリ

カネーデルリ(カネデルリ、クヌーデル)とは固くなったパン、卵、牛乳を捏ねてお団子状にした北イタリア、チロル地方の郷土料理。 通常は茹でて作るのだけれど我が家はフワフワの口どけに仕上がるオーブンで焼くやり方。 このカネーデルリにビエトラという野菜を加えたのが今日の一皿です。 ビエトラとは日本ではスイスチャードやフダンソウという名で呼ばれ、ほうれん草によく似た味で甘味がほうれん草よりもやや強いの野菜。イタリアではどこのスーパーでも一年中手に入る、定番野菜の一つですが、手に入らなければほうれん草で代用してもOK。 さてこのカネーデルリ、作り方はとっても簡単で全ての材料を混ぜてお団子状にして焼くだけ。 フワフワの口どけにするコツは牛乳をぎりぎりお団子が出来る固さまでたっぷりと入れること。   家にある材料でパッと簡単に出来るこのカネーデルリ。 ビエトラの新しいレシピの一つにいかがでしょうか? ビエトラ …

canederli con tarassaco タラッサコのカネーデルリ

オーブンで作るタラッサコのカネーデルリ

カネーデルリ(canederli)とは固くなったパンと牛乳、卵を混ぜ合わせて茹でたお団子のような料理で北イタリア、チロル地方の伝統料理。 今日の一皿はこのカネーデルリにイタリア語でタラッサコと呼ばれる西洋タンポポを加えたもの。 タラッサコはイタリアではメルカート(市場)では普通に野菜として売られていて、デトックス食品としてもよく知られているんですよ。 さて、通常カネーデルリとは材料を混ぜ合わせて沸騰した湯で茹でるのが基本。 これを今回はオーブンで焼いてみたんです。 これが大正解で重たさの全くない、ふわふわで口どけのよい軽いカネーデルリが出来上がってしまいました。 苦みのある野菜が苦手な子供用に半分はカネーデルリの材料の大定番、スペックという南チロル地方の燻製生ハムで作ったけれど、このように好みの野菜やハム、チーズを加えていろいろアレンジしてみるのもおもしろいですね。 レストランで食べるカネーデルリとはひと味違う、ふんわりフワフワのカネーデルリ。 こんなのが食べられるのは、やっぱり家庭料理の醍醐味でしょうね。 材料 …

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