玉葱の甘味とアンチョビの塩気。 この二つを上手く使ったイタリアの絶品パスタ、ビーゴリ・イン・サルサとは? 本場イタリアより解説していきますね! ビーゴリ・イン・サルサとは? ビーゴリ・イン・サルサ(bigoli in salsa)とは北イタリアのヴェネト州の郷土料理。ビーゴリと呼ばれるスパゲッティのようなロングパスタにアンチョビと玉ねぎで作るソースを絡めたとてもシンプルな一品です。 ここで使うアンチョビはオイル漬けのものではなく、塩漬けのアンチョビが伝統。ですが手に入らなければひとまずオイル漬けのもので作ってみてください。じっくりと炒めた玉ねぎの甘味にアンチョビのうま味と塩気というのは本当によく合い、とても美味しいです。 そしてもう一つの主役、玉ねぎはヴェネト州特産の香りが穏やかで甘味が強い白玉ねぎ。ヴェネト州のキオッジャは白玉ねぎの産地としてもイタリアでよく知られているんですよ。 このように “イワシと玉ねぎ” というのはヴェネト州ではお馴染みの組み合わせで他にも揚げたイワシにたっぷりの玉ねぎとマリネするサルデ・イン・サオール(sarde …
ビーゴリ・イン・サルサ (アンチョビと玉ねぎのヴェネト風パスタ)
