菊芋と言えば日本でも最近注目の野菜だけれど、イタリアでもトピナンブールという名前で知られている野菜。 このトピナンブールは北イタリアのピエモンテでよく食されているのだけれど、そのピエモンテからインスピレーションを受けて作ったのが本日のこの一皿。 どんなインスピレーションかと言うとニンニクとアンチョビとオリーブオイルで作るピエモンテ名物のソース、バーニャ・カウダとこのトピナンブール(菊芋)を合わせてパスタソースにしてみるというアイディア。 もともとトピナンブールはバーニャ・カウダに合わせる定番野菜の一つ。なのでこの二つの愛称はそもそも抜群なんですよ。 さてこのパスタ、作り方はとっても簡単。 薄くスライスしたトピナンブールをたっぷりのオリーブオイルとニンニク、そしてアンチョビと炒め煮してブレンダ―でペースト状にしてソースを作る。 あとは茹でたパスタと少々のゆで汁とともに絡めるだけ。 このソースはバーニャ・カウダのイメージで作っているので少し強めにアンチョビを効かせ、オリーブオイルの量は二人でコップ¹⁄3ほどでたっぷりに、ニンニクも一人分につき1片以上は入れてしっかりとニンニクの香りをつけるのがおすすめ。アンチョビ、ニンニク、オリーブオイルのバーニャ・カウダソースというのはそれだけで抜群に美味しいんです。 もちろん、翌日に大事な商談がある場合(笑)はニンニクの量を控えめにするなど、その辺は好みや事情で調整すればOK。 菊芋と言うとなんとなく和食のイメージかも知れないけれど、ところ変われば、こんな美味しいパスタソースにだってなるんですよ。 …
トピナンブール (菊芋)とアンチョビ のパスタ
