【家庭で簡単に出来る】 中華スープ(鶏がらスープ)の作り方

brodo di pollo cinese 鶏ガラスープの作り方 中華出汁

いつもインスタントの中華スープの素を使っている人にこそ作って欲しい。 おうちで簡単・気軽に出来る中華スープの作り方を紹介します。 鶏ガラスープを家庭で簡単に作ろう 中華料理に欠かせない鶏がらスープ(中華スープ)。 本格的に作ろうとすれば文字通り鶏ガラからつくるのだけれど、鶏ガラってどこのスーパーで売ってるわけでもないし 「ビジュアル的にちょっと手が出しにくい。。。」 という人も多いのではないでしょうか? そんな方に普通にスーパーで売っている鶏肉で簡単に作るバージョンがこれ。 中華出汁や西洋料理に使われるブイヨンなどは 「家庭で作るのはなんだか難しそう。」 …

pizzelle, neole, ferratelle ピッツェッラ ネーオレ フェラッテッラ ピッツエッレ

フェッラテッレ/ピッツェッレ (アブルッツォ州のワッフルクッキー)

このお菓子のことを知ってる人はかなりのイタリア通と言えるでしょう、フェッラッテッレ。 「一体どんなお菓子なの?」 「どうやって作るの?」 次から詳しく解説していきますね! フェッラテッレ (ピッツェッレ/ネーオレ)とは? フェッラテッレ(ferratelle)とはワッフルメーカーのような器具に卵、小麦粉、オリーブオイルに砂糖をベースにレモンの皮で香りづけした生地を流して焼き上げたイタリアのアブルッツォ州の郷土菓子。ワッフルクッキーと言えばどんなお菓子か想像しやすいかもしれませんね。 焼きたてはさっくり、そして時間が経つと少ししっとりとした食感が美味しく、そのまま食べたりジャムやカスタードを挟んで食べたりもします。 作り方も下記のレシピにあるように本当に簡単。少ない材料でパッと作れるのでアブルッツォでは “おばあちゃんの作るお煎餅” といったような存在の素朴なおやつなんですよ。 …

Fettuccine Alfredo アルフレッドパスタ フェットゥッチーネ・アルフレード

本当のフェットゥチーネ・アルフレード

イタリアで生まれ アメリカで有名になったパスタ料理 、フェットゥチーネ・アルフレード(アルフレッドパスタ)。 本当のアルフレッドパスタとは そもそもどんな料理なのか? どうしてアメリカで広く知られるパスタとなったのか? この一皿にまつわる物語、ここでじっくりと説明していきたいと思います。 アルフレード(アルフレッド)パスタとは?- イタリアから海を渡り、アメリカへ伝わった一皿の物語 – …

pasta con le sarde 鰯とフェンネルのシチリア風パスタ

鰯とフェンネルのシチリア風パスタ(パスタ・コン・レ・サルデ)

南イタリアのシチリアは美味しものの宝庫。 このシチリアの代表的なパスタの一つである鰯とフェンネルのシチリア風パスタについて、 次から解説していきますね! 鰯とフェンネルのシチリア風パスタとは? 鰯とフェンネルのシチリア風パスタとはイタリア語でパスタ・コン・レ・サルデ(pasta con le sarde)と呼ばれるシチリアの郷土料理。シチリアの方言のパスタ・キ・サルディ(pasta ch’i sardi)の名前でも知られています。 …

taralli di san biagio サン・ビアージョのタラッリ

サン・ビアージョのタラッリ

イタリア好きの人ならタラッリと聞くとあのグリッシーニを輪っかにしたようなものを思い浮かべますよね。 実はイタリアにはそれだけじゃない、いろんなタラッリがあるんです。 このサン・ビアージョのタラッリとは一体どんなもの? 次から詳しく解説していきますね! サン・ビアージョのタラッリとは? 2月3日は日本では節分だけれど、イタリアでは聖ビアージョ(San Biagio)の日。この日にはイタリア各地ではいろいろなお菓子が食べられ、例えばミラノで聖ビアージョの日に食べられるのはクリスマスのお菓子として有名なパネットーネ。(とは言え、現在のミラノではこの風習はあまり見られなくなりました) ちなみに日本でも節分の翌日は立春だけれど、イタリアでもこの聖ビアージョの日から冬が徐々に終わっていくとされるんです。 このタラッリは南イタリアのアブルッツォ州のペスカーラ周辺で聖ビアージョの日に食べられるお菓子。菓子パンのようにふわふわのものからビスコッティのようなタイプのものまで家庭によってバリエーションは様々ですが、共通している点はイタリア語でタラッリと呼ばれるこのドーナツ状の形とレモンと甘い香りが特徴のアニスシードを使うこと。 このドーナツ状の形は喉の守護聖人である聖ビアージョにちなんでのどの形を表しているそう。またバターではなくオリーブオイルを使うのも南イタリアのお菓子の特徴。 …

Fettuccine Alfredo アルフレッドパスタ フェットゥッチーネ・アルフレード

イタリア式 パスタマシンの使い方

イタリアと言えばパスタ。 パスタと言えばイタリア。 世界中で愛されるパスタ料理の本場は当然ですが、イタリア。 イタリアのキッチンではお馴染みの調理器具であるパスタマシンの使い方について、本場イタリアより説明したいと思います。 イタリアの家庭には欠かせないパスタマシン 手打ちパスタと聞くとなんだか特別で難しいもののように感じるかもしれませんが、パスタの作り方は実はとても簡単。昔のイタリアの女性達は毎日パスタを打っていたんですよ。日本人が毎日ご飯を炊くのと同じ感覚ですよね。 さすがに現在のイタリアでは毎日パスタを手打ちする人はなかなかいませんが、それでも週末や特別な日には手打ちする家庭も多いです。 本場イタリアのパスタ生地ってどんなもの? パスタマシンを使うにはまずは生地から作るのですが、パスタの基本的な材料は至ってシンプル。 主な材料は 小麦粉と水 です。 …

サボイキャベツのヴァルペッリーネ・スープ zuppa alla valpellinese

サボイキャベツのヴァルペッリーネ・スープ

サボイキャベツで作るイタリアの絶品料理、ヴァルペッリーネ・スープ。 次からこのとっても美味しいスープについて解説していきますね! サボイキャベツのヴァルぺッリーネ・スープとは? ヴァルペッリーネ・スープとはサボイキャベツ、パン、フォンティーナチーズを層になるようにして詰め、そこへブイヨンとバターを流しいれて焼き上げる北イタリアのヴァッレ・ダオスタ州にあるヴァルペッリーネ(Valpelline)の郷土料理。 サボイキャベツで作る イタリアのスープグラタン と言えばわかりやすいですね。 イタリア語ではズッパ・アッラ・ヴァルペッリネーゼ(zuppa all valpellinense)という名前の料理で、この地域の方言ではスーパ・ア・ラ・ヴァペレネンツェ(Seupa …

pollo fritto con salsa di cipollitti 油淋鶏

我が家の簡単油淋鶏

簡単で手軽に出来てご飯が進む油淋鶏(ユーリンチー)。 ちょっとしたコツとしては、もも肉の分厚い部分に切れ目を入れると、火の通りが速く均一になり、揚げむらが防げます。 鶏肉がカリっと揚がったなら、あとは香味ソースをかけるだけ。我が家のソースはニンニクは香りづけだけに使用し、食べる前に取り除く作り方。 これだけで、ごはんもビールも進む、美味しいおかずの出来上がり! 余談だけれどこの油淋鶏、本場中国では衣をつけないで熱した油を掛け焼きするそうでこの衣ありバージョンは日本独特なのだとか。 和食もイタリアンも中華も、世界中に広まった料理というのは本国にはないスタイルに変わっていくのはよくあること。 でもこの “ジャパニーズ中華” な一皿。 私は結構好きだったりします。 簡単油淋鶏の作り方 材料 …

fagioli all'uccelletto うずら豆のトスカーナ風煮込み ファジョーリ・アルッチェレット

うずら豆(ボルロッティ豆)のトスカーナ風トマト煮込み

今日の主役はうずら豆。 うずら豆はイタリア語でボルロッティ(borlotti)と呼ばれるインゲン豆の一種。名前の通りうずら卵のような模様をした豆で、イタリアでの定番食材の一つです。 このまだら模様、調理すると消えてしまうので出来上がったものを見ると “うずら豆” の名前にピンとこないでしょうが、調理する前の豆やフレッシュなもののサヤを見ると、「なるほど、確かにうずら模様だな。」と思いますよね。 さて、今日の一皿はこのうずら豆を使ったトスカーナの伝統料理、ファジョーリ・アルッチェレット(fagioli all’uccelletto)。ファジョーリ・アルッチェレットにはよく白インゲン豆が使われますが、うずら豆を使ってももちろん美味しいんですよ。 この料理はセージを使って香りづけするのが特徴で後は豆をトマトソースで煮込むだけ。 簡単でとっても美味しいし、豆の煮込み料理というのはどこかホッとする味がします。 ボルロッティ豆はイタリアでは夏場のメルカート(市場)で新鮮なものがよく出回るので、シーズンなら生の豆を使っても簡単に出来るし、もちろん乾燥豆を水煮してから使っても同じように出来ます。 …

il mosto cotto モストコット

モストコット

モストコットとは聞きなれない名前ですよね。 イタリアのとっておきの調味料、モストコットとは? 次から詳しく解説していきますね! モストコット(サパ/サバ/ヴィンコット)とは? モストコット(mosto cotto)とはイタリア語でモスト(mosto)と呼ばれる葡萄の絞り汁を加熱した葡萄の濃縮液のこと。 ちなみにコット(cotto)とはイタリア語で “加熱した、煮た” という意味なんですよ。モストは葡萄の絞り汁でワインの原料となるものですが、このモストコットは加熱によりアルコール発酵が阻止されるためアルコールを含みません。 甘味の強い濃厚なモストコットはそのままチーズに少しかけたり、お菓子作りに使われたりします。 …

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