イタリア料理によく使われるバルサミコソース。実は家庭でとっても簡単に、あっという間に出来るんですよ。
次から、バルサミコソースとは? どうやって作るの? 使い方は?
について、本場イタリアより解説していきますね!
バルサミコソースとは?
バルサミコソースとは、バルサミコ酢に甘味を少しつけて煮詰めたソースのこと。とろみのあるソースなので、料理のデコレーションにもなる便利なソースです。
イタリア語ではグラッサ・ディ・アチェート・バルサミコ(Glassa di aceto balsamico)と呼ばれ、イタリアの大抵のスーパーで簡単に買えるんですよ。
バルサミコソースの使い方
イタリアでの一般的な使い方は、チーズにかけて食べたり、または肉料理に添えたりもします。塩味系の料理だけでなく、ジェラートや苺などのフルーツにさっとかけたりもするんですよ。
下のレシピ集で、バルサミコソースを使った料理を紹介しているのでどうぞ参考になさってくださいね!
バルサミコソースの作り方・レシピ
材料 (作りやすい分量)
- バルサミコ酢 50ml
- 黒砂糖 大さじ1
- (好みで)塩 ごくごく少量
作り方
1)小鍋にバルサミコ酢と砂糖を入れて混ぜ、中火にかける。
2)煮立ったら弱火にし、焦げ付かないようにかき混ぜながら7-10分ほど煮る。
※上記の分量のように少量ならこの程度の時間でサッと作れますが、量が増えれば煮詰める時間を長くして下さい。
3)鍋を傾けてとろ~んと流れるような状態になったら火を止める。
※熱い状態では「まだもうちょっと煮詰めた方がいいかな?」という感じのさらりとしたトロミですが、冷めた後にとろみが強くなります。
※ここで塩をほんの少しだけ(指先にちょんちょんとつく程度の塩の量)を加えても美味しいですが、ソースを使う料理によっては不要な場合も多いのでその辺はお好みで。
作ってから1日置くと、酸味がまろやかになり、味が馴染んで美味しいですよ!
※50㎖のバルサミコ酢で作るとショットグラスに1杯程度の量(約30㎖)が出来ます。
バルサミコ酢ソースの味わい方・レシピ集
「バルサミコソースってどう使ったらいいの?」という方へ。
バルサミコソースを使ったいろいろなレシピ集をそろえてみました!
生ハムとイチジクの前菜
イチジクをカットしてお皿に盛るだけ!簡単でおしゃれな前菜です。
アスパラガスのハム巻きフライ
いつものアスパラ巻にちょっと工夫を!ソースを変えるだけでグッとイタリアンテイストになるんですよ。
ラディッキオのベーコン巻き
ラディッキオの苦み、ベーコンの塩気と旨味、そこへサラッとかけるバルサミコソースの酸味と甘み!フライパン一つでさっと作れる、ワインにぴったりな一品です。
芽キャベツとリンゴのオーブン焼き
肉料理の付け合わせにぴったりな一皿。付け合わせなのに、メインよりも人気がある一品だったりします。
ラディッキオと洋梨のサラダ
ラディッキオの本場イタリアでの定番サラダ。仕上げにさっとかけるバルサミコソースが見た目も華やかに仕上げてくれますよ!
さつまいものベーコン巻き
さつまいもとベーコン。こんな簡単に手に入る食材が、バルサミコソースをかけるだけで一気におしゃれな一品に変身します。
りんごとベーコンの簡単おつまみ
どこでも簡単に手に入る食材で、あっと言う間に出来るワインのあて。フライパン一つで出来る簡単さも嬉しい一品です。
バルサミコ酢醸造所の見学小話
『私たちが普段口にしているバルサミコ酢は、実は本当のバルサミコ酢ではない』って知っていました?
「え!?」っと思ったあなたへ、ぜひ読んでほしい イタリアのバルサミコ酢醸造所見学の様子を このインスタグラム投稿で書いています。