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そら豆とペコリーノチーズのフラン

そら豆が沢山あったので今日の前菜はこれ。 そら豆とペコリーノチーズのフラン。 フランとは卵や牛乳をベースにした生地を焼いたお菓子や料理のことで焼きプディングなようなもの。そしてペコリーノチーズとは羊のミルクで出来たチーズで、 “そら豆とペコリーノチーズ” とはイタリア(特に南イタリア)では定番の組み合わせなんですよ。フレッシュなそら豆を生のままこのチーズと一緒に口に放り込むそら豆とペコリーノのおつまみは最高のワインのアテ。 今日はこの定番の組み合わせをフランにしてみました。 軽く炒めたそら豆と玉ねぎを卵、牛乳と混ぜ合わせてオーブンで蒸し焼きにする。玉ねぎは新玉などのフレッシュで穏やかな香りの方が合うかな、と思います。 ちょうどこの時期の旬同士の組み合わせな、季節の一皿。 この料理、工程自体は簡単だけれど量を作ろうと思うとそら豆の薄皮むきに時間が少々かかるんですよね。けれど、ちょうどこのフランを作った日のミラノは雨。 家でのんびり、しとしとと降る雨を眺めながら一つ一つ薄皮を剥いていく。 …

茄子とトマトのオーブン焼き

今日は夏野菜の代表格、トマトとナスを使った簡単な一品。 茄子は油と相性がいいのでたっぷりのオリーブオイルで揚げ焼きしてからオーブンへ入れるのが美味しく仕上げるポイント。トマトも同じようにフライパンで表面を軽く焼いておくと美味しくできますよ。 そしてオーブンで焼くときもたっぷりのオイルをたらして焼く。 オーブンが面倒ならトースターで軽く焼くだけもいいですよ。その場合はもちろんナスとトマトにしっかりと火を通しておけばOK。 茄子、トマトと重ねたらそのうえにチーズとパン粉をのせてオーブンへ。 使うチーズはパルミジャーノ・レッジャーノなどの熟成タイプのものがお勧め。ナス、トマトに塩味の利いた硬質チーズがよいアクセントとなりますが、無ければもちろん好みのチーズや手に入るものでも美味しく出来ます。 そして今回は焼きあがった後にたまたま冷蔵庫にあったルッコラを散らすと彩もキレイ。 家庭にある材料でパッと作れるイタリアン。 茄子レシピの一つにいかがでしょうか? 茄子とトマトのオーブン焼き …

アスパラガスと生ハムの前菜

アスパラガスと生ハムの前菜 

イタリアにはいろんなアスパラガスが存在するんです。 今日使ったのはミラノ近郊の街のメッザーゴ(Mezzago)という街のピンクアスパラガス。ピンクアスパラガスとは聞きなれない種類だろうけど、ここイタリアでも貴重なアスパラ。 その収穫祭で食べた一品を再現してみたのがコレ。 再現といっても難しいものではなく、ちょっとソースの作り方を教えてもらっただけ。 ソースはマヨネーズ、マスタードにオリーブオイルとレモン汁を加えたもの。それに一つまみターメリックを加えるのだけのとってもシンプルなソース。 収穫祭で食べたものは粒マスタードではなくスタンダードなマスタードだったけれど粒マスタードで作ったソースもいける。   アスパラ、生ハムにこのソースを絡めてパクッ。 う~ん、幸せな週末!   …

タラッサコ/チコリのフリッタータ FRITTATA DI TARASSACO

タラッサコ(タンポポ)のフリッタータ

今日のメルカートで見つけた野菜はタラッサコ(tarassaco)。 タラッサコとは西洋タンポポのことでイタリアでは春になるとこのタラッサコが普通に野菜として売られている(タラッサコについて詳しくはこちら)。 ハーブとしても知られるタラッサコは身体にもいいので積極的に食べたいところだけれど、タラッサコの炒め物も少々飽きてきた。 なので今日は卵を加えてフリッタータにしよう。 フリッタータとは? フリッタータ(frittata)とはイタリアでのお手軽料理の代表格のようなもので、いわゆるオープンオムレツのこと。お手軽料理なので作り方はとっても簡単。 タラッサコなどの野菜を茹でてから小さく切って卵と混ぜて焼くだけ。 今回は冷蔵庫にあったスペックと言うチロル地方のハムも加えてみたけれど、スペックが無ければベーコンでもOK。 苦みの強いタラッサコもこうして卵と合わせると食べやすくなる。 日本でも春になるとどこでも見かけるこのタンポポ。 …

芽キャベツとスペックとブリーのオーブン焼き

ころんと可愛い芽キャベツ。 イタリアではブリュッセル・キャベツ(cavolini di bruxelles)と呼ばれ、その名の通りベルギーのブリュッセル近郊が原産地の野菜です。 さて、この芽キャベツ、いつもなら茹でてからレモンとオリーブオイルで和えて肉料理の付け合わせにするのだけれど今日はもう少しだけ手を加えてみたのがコレ。 スペックと言うイタリア北部のアルプス地域のハムとブリーチーズを茹でた芽キャベツの上から散らしてオーブンで焼くだけ。 スペックが無ければ生ハム、燻製ハムやベーコンでもOK。ベーコンを使う場合は軽く炒めてから加えて下さい。 日本でも “トンカツにはキャベツ”、と言われるようにキャベツと豚肉(ハム類)の愛称は抜群。もちろん消化促進の点からもいいコンビ。そしてスペックにはブリーチーズがよく合うんです。 という思考の連鎖から生まれた組み合わせ。 …

トピナンブール(菊芋)と粒マスタードのオーブン焼き

冬になると食べたくなるものの一つがこの、トピナンブール。日本では菊芋と呼ばれている芋で、シャキシャキとした食感とアーティチョークのような香りが特徴(トピナンブールについて詳しくはこちら)。 これはトピナンブールのレシピの中でもお気に入りの一皿。 切って、粒マスタードと和えて、焼くだけ、と作り方もとっても簡単なんです。 我が家で冬になると常備しているクルミも加えて焼き上げるとカリッ、シャキのダブルの食感が楽しい一品の出来上がり。 粒マスタードを使用するので味付けもとっても簡単で失敗知らず。 ワインのおつまみにもピッタリなこの一皿。 ヘルシーな食品として注目されるトピナンブールのレシピの一つにいかがでしょうか? 材料 (3-4人分) 作り方

ランパショーニとポテトのオーブン焼き

ランパショーニとはハネムスカリの球根のことで、南イタリアのプーリア州でよく食されている野菜。 見た目は小さな玉ねぎのようだけれどそれとは全く別物。特徴はなんと言ってもその苦みで、苦みを取るために一晩水につけておかなければ苦くてとても食べれない代物。食感はと言えばユリ根のような少しほくほくした感じがある。     さて、このランパショーニで何を作ろうかと考えてみる。ポテトもあるしオーブンで一緒に焼いてみようか。オリーブオイルをたっぷりとかけてイタリアンパセリも入れよう。 出来上がりは目にも綺麗な一品に仕上がった。ほろ苦さがワインのあてに最高だ。   さてさて、今夜はこのランパショーニのオーブン焼きをあてに、どのワインを開けようか。     …

フィノッキオ(フェンネル)とオレンジのサラダ insalata di finocchio e arancia

フィノッキオとオレンジのサラダ

イタリアでフィノッキオ(フェンネル)はスーパーなどで一年中見かけるお馴染みの野菜。 一年中見るのでいつが旬かわからなくなるけれど美味しいのは冬。香りがよく、生で食べても加熱しても美味しい野菜です。 今日の一皿はイタリアでの大定番、フィノッキオとオレンジのサラダ。ここへブラックオリーブを加えるのも美味しいですよ。 フィノッキオの香りとオレンジの酸味が効いてとても爽やかな一品で、肉料理にも魚料理の付け合わせとしてもお馴染み。 フィノッキオを見つけたら、まずはこんなシンプルなサラダでその味と香りを楽しんでみてはいかがでしょうか? フィノッキオ(フェンネル)とオレンジのサラダの作り方 材料  (4人分) 作り方

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