西洋料理全般でよく使われるベシャメルソース。なんとなく難しそうかと思われるんですが、実はとっても簡単なんですよ!
次からベシャメルソースについて、簡単な作り方、そしてベシャメルソースを使ったレシピ集をお届けします!
ベシャメルソースとは?
ベシャメルソース(ホワイトソース)とはバターと小麦粉、牛乳から作るソースのことで様々な西洋料理に使われる基本のソース。イタリアでベシャメルソースを使った代表的な料理にはラザニアなどがあります。その他にもシチューのベースになったり、イタリア料理に限らず、ヨーロッパ各地の料理で幅広く使われています。
日本では英語のホワイトソースという呼び名でもお馴染みですね。
作り方は至って簡単で、溶かしたバターと小麦粉をよく練ってペースト状にし、そこへ牛乳を加えてひと煮たちさせるだけ。香りづけには胡椒やナツメグがイタリアではよく使われます。
一度作り方を覚えてしまえば、家にある材料であっという間に作れてしまうソースなので、ぜひ手作りしてみて下さい。500ml程度の量なら10分程度で出来ちゃいますよ!
ベシャメルソースの基本の作り方
材料(作りやすい分量)
- バター 50g
- 薄力粉 50g
- 牛乳 500㎖
- 塩
- ナツメグ (もしくは黒胡椒)
※基本はバター : 薄力粉 : 牛乳=1:1:10 ですが料理によってもう少し牛乳を増やして緩めのソースにすることもよくあります。
作り方(動画版)
20秒ほどの動画レシピです。静止画版は下にあります。
作り方(静止画版)
1)鍋にバターを入れて弱火で溶かし、薄力粉を数回に分けて加えて泡立て器で粉っぽさが無くなるまでよく混ぜる。こうして粉とバターをよく練ることでダマができるのを防ぎます。
2)薄力粉とバターがクリーム状になったら牛乳を少しずつ加え、その都度泡立て器でダマが出来ないようにかき混ぜ続ける。焦げやすいので火加減は弱火のまま。
3) 塩、胡椒もしくはナツメグで味を調える。弱火~中火で焦がさないようにかき混ぜ続けながらふつふつとした状態になるまで一煮立ちさせ、とろみのあるクリーム状になったら出来上がり。
ベシャメルソースを使ったレシピ集
料理名をクリックするとレシピのページに移動します。
ボローニャ風ラザニア
ベシャメルソースを使ったイタリアで一番スタンダードなタイプのラザニア。
ロマネスコのグラタン
イタリア野菜のロマネスコを使ったとっても簡単なグラタン。ロマネスコ以外の野菜でアレンジしてももちろん美味しいですよ!
フェンネルのグラティナータ
セロリのような爽やかな香りのフェンネルで作るグラティナータ。イタリアでの定番のサイドディッシュです。