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【本場イタリアの “本当” のレシピ】暗殺者のパスタ

Spaghetti all'assassina / 暗殺者のパスタ

“暗殺者のパスタ” とはなんとも物騒な名前。。。 一体どんなパスタなのか? 本場イタリアではどうやって作るのか? 現地イタリアより、イタリアの本当の情報をお届けしている当サイトだからこそ出来る解説を、お届けします! 暗殺者のパスタとは? まず、暗殺者のパスタとはイタリア語でスパゲッティ・アッラッサシーナ(spaghetti all’assassina)と呼ばれる南イタリアのプーリア州発祥のパスタ。 名前にスパゲッティとあるように、ショートパスタでななく、スパゲッティで作ります。 暗殺者のパスタの主な材料はとてもシンプルで、スパゲッティ・トマトソース(トマトペースト)・唐辛子・ニンニク・オリーブオイル・塩。これだけ。トマトの旨味を最大限まで生かして作るのが特徴で、イタリアではもちろん顆粒コンソメ等は使いませんよ。 スパゲッティをフライパンで焼きつけてからトマトソースを煮含ませていく、独特の調理法で作るパスタです。 …

Penne all'arrabiata / アラビアータソースのペンネ

アラビアータソースのペンネ

イタリアのパスタ料理の定番の一つ、アラビアータソースのパスタ。 ピリッと辛味が最高に美味しい、このパスタ料理について、次から詳しく解説します! アラビアータとは、どんなパスタ? アラビアータ(arrabbiata)とはペペロンチーノ(唐辛子)・トマトソース・ニンニクとオリーブオイルで作るとてもシンプルなイタリアのパスタ料理。 唐辛子のピリッとした辛味と、トマトの酸味・甘み・旨味、そしてニンニクの香りが絶妙にマッチした 「こんなに少ない材料で、こんなに美味しいの!?」と思わせる、まさに『Simple is best』なパスタ料理です。 ローマのあるラツィオ州のパスタ料理と言われますが、イタリア全体でどこにでもある、定番パスタの一つなんですよ。 アラビアータってどういう意味? アラビアータ(arrabbiata)とは、イタリア語で …

カチョエペペ レシピ CACIO E PEPE

【本場式を徹底解説!】 本格カチョ・エ・ぺぺ

アマトリチャーナ、カルボナーラと並んでローマの3大パスタとして知られるカチョ・エ・ぺぺ(cacio e pepe)は 一度食べるとその美味しさ、シンプルさにはまる人も多いパスタ。ここでは カチョエペペを 美味しく作るコツ や 失敗しやすい点 について詳しく解説していきます。 カチョエペペとは?-美味しく作るコツ イタリア語でカチョ(cacio)とはチーズ、ぺぺ(pepe)は胡椒と言う意味でカチョエペペはその名の通りすりおろしたチーズと黒コショウをパスタに和えたシンプルな一品。このパスタ、とてもシンプルなんだけれど本場のイタリアでも 簡単なようでいて難しいパスタの一つ …

SPAGHETTI AGLIO OLIO E PEPERONCINO / アーリオオーリオ・エ・ペペロンチーノ

アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ

イタリアのパスタ料理で、このアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノは日本でも好きな人が多いんではないでしょうか? 次から、本場のアーリオ・オーリオとはどんなものか? 美味しく作るポイントを説明していきますね! イタリアのアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノとは? まず、このパスタはイタリアでは “ペペロンチーノ” とは呼ばれません。アーリオ・オーリオ、もしくはアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノと呼ばれます。 イタリア語でアーリオ(aglio)とは ニンニク、オーリオ(olio)とはオリーブオイル、ペペロンチーノは皆さんもご存じの通り、唐辛子 という意味。その名の通り、この3つの材料だけで作る、シンプル極まりないイタリアのパスタ料理です。 …

Fettuccine Alfredo アルフレッドパスタ フェットゥッチーネ・アルフレード

本当のフェットゥチーネ・アルフレード

イタリアで生まれ アメリカで有名になったパスタ料理 、フェットゥチーネ・アルフレード(アルフレッドパスタ)。 本当のアルフレッドパスタとは そもそもどんな料理なのか? どうしてアメリカで広く知られるパスタとなったのか? この一皿にまつわる物語、ここでじっくりと説明していきたいと思います。 アルフレード(アルフレッド)パスタとは?- イタリアから海を渡り、アメリカへ伝わった一皿の物語 – …

Fettuccine Alfredo アルフレッドパスタ フェットゥッチーネ・アルフレード

イタリア式 パスタマシンの使い方

イタリアと言えばパスタ。 パスタと言えばイタリア。 世界中で愛されるパスタ料理の本場は当然ですが、イタリア。 イタリアのキッチンではお馴染みの調理器具であるパスタマシンの使い方について、本場イタリアより説明したいと思います。 イタリアの家庭には欠かせないパスタマシン 手打ちパスタと聞くとなんだか特別で難しいもののように感じるかもしれませんが、パスタの作り方は実はとても簡単。昔のイタリアの女性達は毎日パスタを打っていたんですよ。日本人が毎日ご飯を炊くのと同じ感覚ですよね。 さすがに現在のイタリアでは毎日パスタを手打ちする人はなかなかいませんが、それでも週末や特別な日には手打ちする家庭も多いです。 本場イタリアのパスタ生地ってどんなもの? パスタマシンを使うにはまずは生地から作るのですが、パスタの基本的な材料は至ってシンプル。 主な材料は 小麦粉と水 です。 …

ravioli di borrag ボラージネ(ボリジ)のラビオリ

ボラージネ(ボリジ)のリグーリア風ラビオリ

ボラージネ(borragine)とは日本語でボリジ、ルリジサと呼ばれるハーブの一種。 イタリアの野原にはよく生えているハーブの一種でたまにメルカートで野菜として売られていたりもする食材です。 葉には細かなトゲがあり、ほんのりとキュウリのような香りがするのが特徴。スカイブルーの可愛らしい花は砂糖漬けにしてお菓子の飾りにも使われたりするんですよ。 この野性味あふれるボラージネで作るのはリグーリアの郷土料理として知られるボラージネのラビオリ。 ラビオリの具材にはプロシュットクルード(生ハム)を入れるレシピもあるけれど今回はボラージネの香りを生かしたかったのでシンプルにボラージネとリコッタ、ペコリーノチーズを合わせたものに。   そしてラビオリにかけるソースはバター、セージ、クルミの定番ソース。   トスカーナやシチリア料理ほど有名ではないので、リグーリア料理と聞いても思いつくのはジェノベーゼソースとフォッカッチャ程度でピンと来ない方も多いかもしれない。   …

セロリ葉ジェノベーゼのパスタ / SPAGHETTHI AL PESTO DI SEDANO

セロリ葉ジェノベーゼのパスタ

セロリの葉、というと通常は捨てられてしまう部分。   今日の一皿はこのセロリの葉が主役。   “ジェノベーゼ”というとバジル、松の実、パルミジャーノ、オリーブオイルのペスト・アッラ・ジェノベーゼが有名だけれど、これをセロリの葉で作ってみたのがこれ。   バジルの代わりにセロリの葉、今回は松の実の代わりにアーモンドを使用したけれどアーモンドでなくてもクルミや他のナッツ類でももちろんOK。 これらの材料をオリーブオイル、パルミジャーノとともにブレンダ―でペースト状にするだけで完成。火を使わずに出来るのでパスタを茹でている間の10分程度で十分作れてしまう簡単さも嬉しい。   後は茹でたパスタとそのゆで汁少々とともに和えればあっという間にとっても美味しい一品に。 …

spaghetti alle vongole/ ボンゴレ イン ビアンコ

ボンゴレビアンコ

アサリを使った一番シンプルなパスタ料理、ボンゴレスパゲッティ(spaghetti alle vongole)。トマトソースを加えない、“白い”ソースなので、ボンゴレ・ビアンコ (ボンゴレ・イン・ビアンコ)とも呼ばれます。 砂抜きしたアサリをフライパンで蒸し焼きにして茹でたスパゲッティと絡めるだけのとっても簡単な一品です。 作り方にとくにコツというほどのことはなく、強いて言うならパスタの茹であがりのタイミングと貝が開くタイミングを合わせることと、貝に火を通しすぎないことくらい。あとは特にいろいろ考えなくてもアサリが美味しく仕上げてくれるんです。   “簡単で美味しい” 世界中で愛される料理というのは、やっぱりこれに尽きますね。   …

ラグーソースのトスカーナ風タリアテッレ レシピ

【本場イタリア式】 トスカーナ風ラグーソースのタリアテッレ

日本でも “イタリアのパスタ料理” と言うと このラグーソースのパスタを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? ラグーソースについて、本場イタリアより解説したいと思います。 ラグーソースとは? イタリア家庭料理の代表格ともいえるのがラグーソース。ラグー(ragù)とは“肉や野菜などを小さく切って煮込んだ料理”、という意味のフランス語 (ragoût) 由来の言葉。牛肉とパンチェッタ(イタリアの豚バラやベーコン)やサルシッチャと呼ばれるイタリアのソーセージなどを煮込んだソースのことで、イタリアでは地域によって、また家庭によって様々なタイプのラグーがあります。 イタリアの家庭でのラグーソースの存在とは? 余談ですが、ラグーソースのパスタと言えばイタリアでは典型的なドメニカ・プランツォ(domenica …

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