カチョ・エ・ぺぺ

カチョ・エ・ぺぺ

ローマ料理として知られるカチョ・エ・ぺぺ

カチョ(cacio)とはチーズ、ぺぺ(pepe)は胡椒と言う意味。

その名の通りすりおろしたチーズと黒コショウをパスタに和えたシンプルな一品。

しかし少しイタリアに詳しいかたなら「おや?」と思うだろう。なぜならチーズはイタリア語ではフォルマッジョ(formaggio)が正しいからだ。このカチョ(cacio)とはイタリア語の起源であるラテン語でチーズを意味するカセウス(caseus)に語源があるローマの方言なのでチーズの事を一般的にカチョと言うわけではない。

 

少し話しはそれたけれどこのパスタに使うチーズはペコリーノ・ロマーノという羊のミルクから作られたチーズ。硬質タイプのチーズで塩分がよくきいている。

これをたっぷりとすりおろして使うのだけれどシンプルな一皿だけによく起こしがちな失敗というのがある。

それは ”チーズをクリーミーにしようとパスタと和える前に熱してしまう” 事。

これをやるとクリーミーどころかチーズが塊になってしまいパスタとうまく混ざりあわない悲惨な出来となってしまう。

“チーズはパスタと和えるまでは温めてはいけない” と覚えておけば失敗は防げる。

そしてもう一点うっかりやってしまいがちな失敗は茹で上がったパスタをザルにあけてゆで汁を捨ててしまう事。

もちろんパスタは茹で上がったら湯を切るのだけれど大事なのはゆで汁をとっておくこと。パスタとチーズを和えるときにこのゆで汁を加えるのがうまくパスタを和えるポイント。

今回使ったパスタはピチ(pici)というトスカーナの生パスタ。スパゲッティよりも太く、生パスタなので歯ごたえがよくカチョ・エ・ぺぺとピッタリ。無ければもちろんスパゲッティでも美味しくできる。

 

上に述べた注意点さえ気をつければ本当に簡単なパスタなのでぜひお試しあれ!

 

ピチ(pici)

 

ingredients (4人分)

  • ペコリーノ・ロマーノ 200g
  • 黒コショウ(粗びき) 適量
  • バター 30g
  • ピチ(もしくは好みの生パスタ) 500g (乾燥パスタなら320g)

 

how to cook

  1.  ペコリーノチーズをチーズ用のおろし金でおろす。
  2. フライパンでバターを溶かし黒コショウを加えて香りをバターに移す。
  3. 沸騰した湯でパスタを茹でる。塩は控えめに。
  4. パスタが茹で上がったらバターを溶かしたフライパンにコップ半分ほどのゆで汁と共に入れ、チーズも加えて混ぜ合わせる。フライパンの火は消しておく。最後にさらにチーズと黒コショウをお好みでちらして出来上がり。






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