ボラージネ(ボリジ)のリグーリア風ラビオリ

ボラージネ(borragine)とは日本語でボリジ、ルリジサと呼ばれるハーブの一種。
イタリアの野原にはよく生えているハーブの一種でたまにメルカートで野菜として売られていたりもする食材です。
葉には細かなトゲがあり、ほんのりとキュウリのような香りがするのが特徴。スカイブルーの可愛らしい花は砂糖漬けにしてお菓子の飾りにも使われたりします。
イタリアではどうやって食べるの?
ボラージネ(ボリジ)について詳しくはボラージネの食べ方とレシピ集のページにあります。
ボラージネの美味しい食べ方やこのラビオリ以外のレシピもいろいろありますよ!
この野性味あふれるボラージネで作るのはリグーリアの郷土料理として知られるボラージネのラビオリ。
ラビオリの具材にはプロシュットクルード(生ハム)を入れるレシピもあるけれど今回はボラージネの香りを生かしたかったのでシンプルにボラージネとリコッタ、ペコリーノチーズを合わせたものに。
そしてラビオリにかけるソースはバター、セージ、クルミの定番ソース。
トスカーナやシチリア料理ほど有名ではないので、リグーリア料理と聞いても思いつくのはジェノベーゼソースとフォッカッチャ程度でピンと来ない方も多いかもしれない。
けれどイタリアの郷土料理は北から南、星の数ほどある。
リグーリアとて例外ではなく、美味しいものがいっぱい。
イタリア美味しいもの探検、まだまだ尽きることはなさそうです。
ingredients (4-5 人分)
(生地用)
- 薄力粉 200g
- 強力粉 200g
- 卵 4個
- 塩 少々
- 強力粉(打ち粉用)少々
(具材用)
- ボラージネ 500g
- リコッタチーズ 150g
- ペコリーノチーズ(おろしたもの) 50g
- ニンニク 1片
- EVオリーブオイル 適量
- ナツメグパウダー 少々
- 塩 少々
(ソース用)
- バター 50 g
- クルミ 8 粒ほど(荒く砕いておく)
- セージの葉 5枚ほど
how to cook












