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イワシとトマトのヴェルナッツァ風オーブン焼き

イワシとトマトのヴェルナッツァ風オーブン焼き sardine, patate e pomodoro al forno, tegame di vernazza

北イタリア、リグーリア州のリゾート地として有名なチンクエテッレ(Cinque Terre)。そのチンクエテッレの町の一つのヴェルナッツァ(Vernazza)で食べた料理がこのイワシ、トマト、ジャガイモを層になるようにしてオーブンで焼きあげた料理。 現地ではテガーメ・ディ・ヴェルナッツァ(ヴェルナッツァ風オーブン焼き/tegame di Vernazza)という名前でメニューに載っていて食べてみたらとても美味しかったので再現してみたのがこれ。※テガーメとはイタリア語で“オーブン皿”や“鍋”という意味。オーブン料理などでよく使われる言葉です。 リグーリア州の料理の特徴としてハーブ類がよく使われていることがあげられるけれど、このイワシのオーブン焼きにもローズマリーが使われていました。 また食べてみると、トマトの酸味がイワシをさっぱりと仕上げてくれてなかなかよく出来た組み合わせだなと思う。 『旅で味わったものを家で再現してみる』 我が家での、 “旅の後日のお決まり” …

パプリカのペペロナータ, PEPERONATA, PEPERONI, PEPERONE

パプリカのペペロナータ

イタリアでのパプリカを使った定番料理の一つがこのペペロナータ(peperonata)。 このイタリアの定番料理について、次から解説していきますね! パプリカのペペロナータとは? ペペロナータとはパプリカ、炒めた玉ねぎ、トマトを煮こんだ料理のことで、イタリア全土でよく見るパプリカの食べ方です。 家庭や地域によって少しずつバージョンは異なり、ワインビネガーを加えたり、バジルやオレガノなどのハーブを加えて香りづけしたりといろんなアレンジがあります。 ペペロナータの意味 パプリカはイタリア語でペペローネ(peperone)。ペペロナータとはずばり “たっぷりのパプリカを使った料理” 、“パプリカをいっぱい食べること”といった意味があります。 イタリアでのペペロナータの食べ方は? …

パプリカの種類 peperone peperoni

パプリカ

日本でもすでに定番野菜の一つとなったパプリカ。 イタリアはヨーロッパでもパプリカをよく食す国なのですが、そのイタリアではどんなパプリカがあるのか? 次から解説していきますね! イタリアのパプリカとは? 味・旬・栄養素 パプリカはナス科トウガラシ属の野菜で原産地は中央から南アメリカ。コロンブスのアメリカ大陸発見後、パプリカはヨーロッパへもたらせ今ではイタリア、スペイン、フランスをはじめヨーロッパ諸国で広く普及している野菜です。 パプリカの味はピーマンに比べて甘味が強く、肉厚で苦みが少ないのが特徴。一年を通して流通している野菜ですが本来の旬は夏です。 栄養素としてはビタミンC、ビタミンE、β-カロテン(特に赤パプリカで豊富)、葉酸などの各種ビタミン・ミネラルが豊富な野菜です。 パプリカの種類 イタリアには実に様々なパプリカがあり、イタリアでよく見る一般的なパプリカは日本のものよりも2~3倍ほどの大きさがあります。 その他にもコルノ(corno)と呼ばれるツノの形をしたタイプや小さく丸いトンド(tondo)タイプなど多くの品種が存在します。いずれのタイプも熟成具合によて緑~赤へと色が変化していきます。 …

insalata di riso venere ヴェネレ米のサラダ

ヴェネレ米(黒米)のイタリアンサラダ

ヴェネレ米とは聞きなれない名前のお米ですよね。 どんなものかと言えば、実はルーツはアジアの黒米。これをイタリアのお米と掛け合わせたものがこのヴェネレ米。 香りがよく食感は固めなのでこうしてサラダ感覚にして食べるのが最適なんです。 食物繊維が豊富で抗酸化作用の高いお米なので、ちょっと身体が重く感じる時に我が家ではちょくちょく登場する食材です。 その少し紫がかった色を活かすのにもよく合わせるのがトウモロコシ、人参、グリーンピースなどのカラフルな野菜。もちろん具材は好みや手に入るもので自由に変えてOK。 ここへ小さく切ったチーズを入れるとよりバランスがとれたワンプレートになるけど、この日はヘルシーに軽く仕上げたかったのであえてチーズ抜きで。   日本でもイタリアでも今求められるのは 『美味しいだけじゃない、身体にもちゃんといいもの』 このサラダ、そんな …

花ズッキーニとお米のリピエノ fiori di zucca ripieno con riso e provola

【オーブンで作る】花ズッキーニとお米のリピエノ

イタリアの元祖エディブルフラワーと言えばこれ、花ズッキーニ。 今日の一皿はこの季節の食材を使ったとっても美味しいリピエノ。 リピエノ(ripieno)とはイタリア語で詰め物をした料理のことで、花ズッキーニはこうしてリピエノにするのがイタリアでの定番の食べ方なんです。 さてこのリピエノ、今回詰めた具材はトマトで煮たお米とチーズと、とてもシンプルだし日本でも花ズッキーニさえ手に入れば気軽に出来るレシピ。 お米は生米をトマトピューレ(完熟トマト、トマトジュース等でも)で煮ているけれど、少量だけ作る場合は残り物のの白ご飯とトマトでトマトライスにすればもっと手軽にできます。 ここでの注意点はトマトピューレが濃厚な場合は少し水で薄めるのがおすすめ。というのもこの料理の主役は花ズッキーニ。中身の主張が強すぎるとせっかくの花ズッキーニの繊細な香りや味を覆ってしまうから。 そしてアクセントとして加えるチーズはプローヴォラ(provola)という少しの辛味とやや強めの塩味、香りのチーズを今回は使っていますが、もちろん他の手に入るセミハードタイプのチーズで大丈夫。手軽に作りたければスライスチーズという手もあり。 トマトライスとチーズを詰めたら後はオーブンで焼くだけ。   ふんわり香る花ズッキーニにトマトと溶け出すチーズのハーモニー。 …

バッカラ(バカラウ)とオリーブとルッコラのサラダ, insalata di baccalà, oliv e e rucola

バッカラとオリーブとルッコラのサラダ

バッカラ(baccalà)とは大量の岩塩で塩漬けして長期保存できるようにした鱈(タラ)のこと。イタリアではどこでも手に入るとてもポピュラーな食材でイタリア半島北から南、いろんな地域の郷土料理に登場します。 数日間水に浸けて塩抜きする必要があるけれど、凝縮した鱈のうま味がとても美味しいんですよ。 今日の一皿は塩抜きしたバッカラをさっと茹でてオリーブ、ルッコラと和えただけの簡単サラダ。 とてもシンプルだけどバッカラのうま味とオリーブの塩気、ルッコラの辛味がとてもよく合い、前菜としてやワインのお供にピッタリ。温サラダとしても、夏場なら冷やしても美味しいです。 日本ではあまり馴染みのない食材のバッカラ。 イタリアでは、こんな風にして食べたりもするんですよ。 バッカラとオリーブとルッコラのサラダの作り方 材料 (2-3人分) 作り方

花ズッキーニと生ハムのサラダ antipasto di fiori di zucca e prosciutto crudo

花ズッキーニと生ハムのサラダ

花ズッキーニを生のまま使ったとっても美味しく、そして美しいサラダが今日の一皿。   まずはじめに、このサラダを美味しく仕上げるポイントは何といっても素材。   一番重要なのは花ズッキーニの新鮮さであるのはもちろん、こうして生でサラダにするには茎がなくサクサクとした食感が美味しい雌花がおすすめ。 そして新鮮な花ズッキーニと今回合わせたのはイタリアの生ハム、プロシュット・ディ・パルマ(パルマハム)と軽くすりおろしたパルミジャーノ。もちろん、他の生ハムや硬質チーズを使ってもOK。 生ハムと花ズッキーニの優しい甘味はそれだけで十分美味しいんだけれど、その二つを口の中で心地よくまとめるためにかけるのがオリーブオイルとレモン汁、タイムで作るソース。使うハーブは穏やかな香りのものならタイム以外でもいいかと思う。 ただ、ここで気をつけて欲しいのはレモン汁とハーブの量を ”ふわっとほんのり香る程度にする” こと。レモン汁やハーブの香りが強すぎると、せっかくの繊細な花ズッキーニの香りや生ハムの甘味を覆ってしまう。 以上の点さえ気を付ければ、あとはお皿に盛るだけで出来上がり。   …

時短ココアクッキー

【30分で出来る】簡単ココアクッキー

焼き時間も含めて30分程度で出来るクッキーが今日のおやつ。 粉をふるう、生地を休ませる、型抜き、などの作業がないのにサクッ・ホロっとちゃんと美味しく焼きあがる。 ブラックココアがしっかり効いて甘さが控えめなのでここへバタークリームなどを挟むとオレオクッキーのようにもアレンジ出来る。もしくはベリー系のジャムをちょとつけるも美味しい。 型抜きをせずザックリと作るので形も不揃いだけどそれがまた手作りっぽくていいのでは、と思う。   思い立ったらパッと出来るこのクッキー。 子供にはミルクと、大人にはミルクティーとともに、3時のおやつにいかがでしょうか?   簡単ココアクッキーの作り方 材料 …

アスパラガスの鶏むね肉巻き トマト味噌, involtini di asaparagi e pollo con la salsa di miso e pomodoro

揚げない!アスパラの鶏むね肉巻きとトマト味噌

アスパラガスと鶏むね肉で作る、ノンフライ肉巻き。 揚げ物をする気力がない時に、うちではパン粉にオリーブオイルをたっぷりと馴染ませてオーブン焼きにすることがよくあるんです。 パン粉をつける作業も、オイルを馴染ませる作業もオーブンシートの上でやってしまうので揚げ物をするよりはるかに少ない労力で出来るので何より簡単で後片付けもラクチン。 この肉巻きの仕上げにかけるのは、トマトと味噌を煮詰めて作るトマト味噌。これが鶏肉料理にとてもよく合うし、簡単に出来るソースなので我が家ではよく作るんです。余った分は野菜につけたり、ナスに塗って焼いて田楽風にといろいろ使えてなかなか便利ですよ。 いつものアスパラ料理、こんな簡単なアレンジでいつもとちょっと違う肉巻きはいかがでしょうか? アスパラの鶏むね肉巻とトマト味噌の作り方・レシピ 材料 (4人分) 作り方 アスパラのレシピをお探しですか? …

ビーゴリ・イン・サルサ bigoli in salsa

ビーゴリ・イン・サルサ (アンチョビと玉ねぎのヴェネト風パスタ)

玉葱の甘味とアンチョビの塩気。 この二つを上手く使ったイタリアの絶品パスタ、ビーゴリ・イン・サルサとは? 本場イタリアより解説していきますね! ビーゴリ・イン・サルサとは? ビーゴリ・イン・サルサ(bigoli in salsa)とは北イタリアのヴェネト州の郷土料理。ビーゴリと呼ばれるスパゲッティのようなロングパスタにアンチョビと玉ねぎで作るソースを絡めたとてもシンプルな一品です。 ここで使うアンチョビはオイル漬けのものではなく、塩漬けのアンチョビが伝統。ですが手に入らなければひとまずオイル漬けのもので作ってみてください。じっくりと炒めた玉ねぎの甘味にアンチョビのうま味と塩気というのは本当によく合い、とても美味しいです。 そしてもう一つの主役、玉ねぎはヴェネト州特産の香りが穏やかで甘味が強い白玉ねぎ。ヴェネト州のキオッジャは白玉ねぎの産地としてもイタリアでよく知られているんですよ。 このように “イワシと玉ねぎ” というのはヴェネト州ではお馴染みの組み合わせで他にも揚げたイワシにたっぷりの玉ねぎとマリネするサルデ・イン・サオール(sarde …

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