焼きパプリカ

焼きパプリカ

誰でも  “これを食べると子供のころの思い出がよみがえる” という食べ物があると思う。

 

この焼きパプリカは夫が子供のころによくノンナ(おばあちゃん)が作ってくれた思い出の味。

夏の暑い日にこの冷やした焼きパプリカをよく食べていたそうだ。

つるんと食べれるこのとっても美味しい焼きパプリカの後は家族みんなで木陰でお昼寝。

南イタリアの夏の昼下がりはこうして静かに、のんびりと、過ぎていく。

 

さて、この焼きパプリカ、普通のパプリカを使ってもいいのだけれど私達がよく使うのは細長いタイプのパプリカ。一般的なパプリカよりも実が薄く、水分が少ないため味がギュッと凝縮されたいる。夫の地元アブルッツォではこのパプリカを天日干しして半乾き、または完全に乾燥させて粉状にし、調味料として使用する伝統がある。トマト料理などに少し入れると風味がグッと増すのだ。

 

細長いタイプのパプリカ

 

この焼きパプリカを作るコツは真っ黒になるまでじっくりとよく焼くこと。日本の焼きなすを想像してもらえれば作り方はよく似ている。

そしてよく焼いた後は布巾や新聞紙にくるんで10分ほど蒸らすこと。その後に皮を剥いて縦に細く割き、オリーブオイル、ニンニク、イタリアンパセリでマリネして食べるのだ。冷やしてももちろん美味しい。

私達はガス火で作るけれどアンナ叔母さんはこの焼きパプリカを窯で焼いている、燻製された香りがさらに焼きパプリカの美味しさを増してしてその味と言ったら!!!

 

夏というのは四季の中で一番思い出が強く、印象的に残る季節かもしれない。

 

そしてその思い出の中にはこんなシンプルな一皿が誰でもあったりするものだ。

 

 

ingredients (2-3人分)

  • パプリカ 3個
  • ニンニク 2片
  • イタリアンパセリ
  • EVオリーブオイル

 

how to cook

  1. パプリカを水で洗い、グリルパン等で真っ黒になるまで弱火~中火で全面をじっくりと焼く。イタリアンパセリはみじん切りに、ニンニクは1片を2~3等分くらいに切る。
  2. 焼けたら布巾等でくるんで10分ほど蒸らす。
  3. 皮を剥いて縦に割き、オリーブオイル、パセリ、にんにく、塩少々でマリネしたら出来上がり。冷蔵庫で冷やしても美味しいですよ。
このくらい真っ黒になるまで焼く