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ファーベとペコリーノのおつまみ

ファーベ(そら豆)とペコリーノのおつまみ

今日は、イタリアの春の定番!ファーベとペコリーノチーズのおつまみ(前菜)のご紹介。 ワインのあてにピッタリですが、前菜としてサーブしてもよい一品です。 ファーベとは? ファーベ(fave)とは、イタリアのそら豆のこと。日本のそら豆よりもさやが長く、粒が多いのが特徴です。 イタリアでのファーベの食べ方は? イタリアで、このファーベの食べ方の定番は、なんと『生でそのまま食べる』のが定番。もちろん、それ以外にも煮込み料理等で加熱したりもします。ただ、こうして生で食べるのは、主に中部~南イタリアにかけて。北イタリアでは、リグーリア州を除いて、この食べ方を知らない人も実は多いんですよ。 生で食べる時の注意点は? ファーベをこうしてサラダ間隔で、生食する場合の注意点としては 若採りの小さく柔らかい実を使うこと。 日本の一般的なそら豆の半分くらいの大きさが生食に適しています。というのも、成長したそら豆は薄皮が固く、生で食べてもあまり美味しくないから。 小さな豆を使い、薄皮ごと食べるのがイタリア流なんですよ。具体的にどんな大きさが適しているのか、下の動画をぜひご覧ください! Visualizza …

sciroppo di sambuco, エルダーフラワーのシロップ, エルダーフラワーコーディアル

エルダーフラワーシロップ

ヨーロッパで5月~6月にかけて咲くエルダーフラワー。 この可愛らしく香りのよい花で今日はシロップを作ってみよう。 エルダーフラワーシロップ作りのコツ&注意点 エルダーフラワーのシロップはいろんな作り方があるけれど、香りよく仕上げるのにおすすめなのが “花を洗わないこと” 。 ただ、エルダーフラワーにはその甘い香りのために、花に虫がつきやすいんです。そのため採る段階から なるべくキレイな花を選ぶことが重要。そして花を摘むのは香りが強い朝がおすすめ。 とは言っても、気になる人は気になると思うので、その場合は水でさっと洗ってももちろんOK。 エルダーフラワーシロップの味・使い方は? エルダーフラワーシロップは、ほんのりとマスカットのような甘い香り。なんとも幸せな、甘い香りがするんですよ。 …

ほうれん草とリコッタのラビオリ/RAVIOLI CON RICOTTA E SPINACI

【基本のレシピ】ほうれん草とリコッタのラビオリ

パスタの本場、イタリアではこのラビオリの存在も忘れてはいけません。 ここでは、数あるイタリアのラビオリの中でも、一番基本の ほうれん草とリコッタのラビオリ の作り方を紹介します。 ラビオリを作るとき、イタリアの家族はキッチンに集まってワイワイ賑やかに作るんですよ。 皆さんも どうぞ家族や仲間と一緒に、もしくは一人で静かに黙々と(それもまたよし!) ぜひ 楽しみながら (←重要ポイント!)作って下さいね! …

carciofi ripieni カルチョーフィのリピエノ

カルチョーフィの牛挽肉のリピエノ

イタリアで秋から春にかけて出回るカルチョーフィ。日本ではアーティチョークという英語名で聞いたことがあるもしれないですね。 今日の一皿はこのカルチョーフィを使ったリピエノ。リピエノ(ripieno)とは “詰め物をした” という意味のイタリア語で、今回の具材は牛ミンチ。 牛ミンチとたっぷりのパルミジャーノ、パンを捏ねてカルチョーフィの中に詰め、水少々で蒸し煮にしたものがこれ。 オーブンを使わず、手軽に出来るので我が家の定番なんです。 さて、このリピエノに適したカルチョーフィはカルチョーフィ・ロマネスコのように丸いタイプのものが詰め物が入れやすくきれいに仕上がるのでおすすめ。無ければもちろんそれ以外のカルチョーフィでも美味しく出来るので大丈夫です。 このカルチョーフィ、最初は下処理が少々面倒に感じるかもしれないけれど、そんな手間をかけてでも食べたい美味しさがある。 一度覚えてしまえば下ごしらえも簡単なのでぜひ挑戦してほしい食材です。 そうそう、我が家ではこのカルチョーフィのリピエノを作るとき、余ったミンチのタネをくり抜いたジャガイモに詰めてカルチョーフィと一緒に炊いたりするんです。これもジャガイモにカルチョーフィの香りがほんのりと移って美味しいのでカルチョーフィの数が足りない時、ボリュームを増やす方法としてもお勧め。 …

アーティチョーク(カルチョーフィ)のサラダ insalata di carciofiの

カルチョーフィ(アーティチョーク)のサラダ

イタリアで秋から春にかけて出回るカルチョーフィ(アーティチョーク)。 日本では馴染みのない野菜だけれどイタリアではこの時期になるとメルカートに山積みされているほどメジャーな食材なんです。 今日はこれを使ってとっても美味しいサラダに。 サラダなので “切って和えるだけ” なのだけれどこの切る作業がカルチョーフィの場合はちょっと大変。 でも慣れれば簡単なのでぜひ一度挑戦してみて下さいね。 そしてどんな料理にも言えることだけれど美味しい料理を作る一番大事な要素はまず 素材。 特にこのカルチョーフィのサラダは新鮮で柔らかなものでないとだめ。 反対に言うと新鮮でなければ美味しいサラダは出来ません。 …

asparagi bianchi alla veneta ホワイトアスパラガスのヴェネト風の作り方

ホワイトアスパラガスのバッサーノ風

“ホワイトアスパラガス”、それだけで春を感じるなんとも優美な存在。 イタリアでのホワイトアスパラの有名な産地と言えばやはり北イタリアのヴェネト州。 このヴェネトでの代表的なホワイトアスパラの食べ方、それがこの卵のソースと食べる “バッサーノ風(ヴェネト風)” です。 ホワイトアスパラガスのバッサーノ風とは? ホワイトアスパラの有名な産地でもあるバッサーノにちなんで “バッサーノ風” と呼ばれるこの一皿、どんなものかと言えば割とシンプル。 アスパラに茹で卵(好みにもよるけれど半熟が定番)とオリーブオイル、少しのワインビネガーを混ぜたものをかけて食べるというもの。 ホワイトアスパラそのものが美味しいので、やはりこんなシンプルな食べ方が一番ホワイトアスパラの美味しさをダイレクトに味わえますね。 ホワイトアスパラのバッサーノ風を美味しく作るコツ …

もちもちクレープ生地の作り方 / crepes / crispelle

小麦粉で。もちもちクレープ生地の作り方

甘いお菓子としても、または塩味系で食事・おかず系にしても美味しいクレープ。 実は家庭でとっても簡単に作れるんですよ。小麦粉・卵・牛乳があれば出来るので、どうぞ気軽に作ってみて下さいね! もちもちクレープ生地の作り方・レシピ 材料 7-8枚分(28㎝フライパン使用) 作り方 1)卵、溶かしバター、砂糖、塩をよく溶きほぐす。小麦粉を少しづつ加え、泡だて器で滑らかになるまでよく練るように混ぜる。 ※ダマが出来ないように、ここでよく混ぜるのがポイント。固くて混ぜにくい場合は少しだけ牛乳を加えて下さい。 2)牛乳を少しづつ加え、その都度よく混ぜる。 3)ラップをして30分以上休ませる。 4)熱したフライパンにバター(分量外)を薄くぬり、3の生地を流しいれる。 …

アスパラガスと海老のクリームパスタ / pasta con crema di asparagi e gameretti

アスパラガスと海老のクリームパスタ

アスパラガスとエビで作る、簡単でとっても美味しいパスタ。 海老の旨味を吸ったアスパラを、少しフライパンからとって ブレンダーでクリームにする ことで、パスタと具材に一体感が出ます。 少しトマトを加えているので、旨味と軽い酸味がプラスされてなかなかグッドバランスな感じ。香りづけは、タイムで。 とっても美味しかったので、これは我が家の “春の定番” になりそうな予感! アスパラガスと海老のクリームパスタの作り方・レシピ 材料 2人分 …

パンゴッチョリ風チョコチップパン / pan goccioli ricetta

パン・ゴッチョリ風チョコチップパン

イタリアのキッズが大好きなこの菓子パン。ふんわり生地にチョコチップがたっぷり入っていると言えば、子供達に人気なのが納得ですよね。 パン・ゴッチョリとは? パン・ゴッチョリ(Pan Goccioli)は、イタリアで大人気のクッキーブランド「ムリーノ・ビアンコ(Mulino Bianco)」が手掛けるチョコチップパン。イタリアではどこのスーパーでも見かける定番菓子パンなんですよ。 このほかにも、ムリーノ・ビアンコ以外のブランドから同様のチョコチップパンがいくつか登場しています。いずれも子供たちのおやつとして親しまれ、イタリアではお馴染みの存在となっています。 手ごねのコツ パン作りの最大の難点である、『捏ねるのが難しい』『生地がべたべたするのが嫌』の問題を解決する方法の動画です。捏ね方次第でパンのふんわり度はますので是非ご覧ください。 Visualizza questo …

ひよこ豆とムール貝のパスタ SAGNE CECI E COZZE

ムール貝とひよこ豆のパスタ
(サニェ・チェーチ・エ・コッツェ)

『貝と豆』というのは少し意外な組み合わせでしょうか? けれどイタリアではこういう組み合わせのパスタがあるんです。 このとっても美味しいパスタについて、次から詳しく解説していきますね! ムール貝とひよこ豆のパスタ(サニェ・チェーチ・エ・コッツェ)とは? このムール貝とひよこ豆で作るパスタはサニェ・チェーチ・エ・コッツェ(sagne ceci e cozze)と呼ばれるイタリアのアブルッツォ州の郷土料理。 カタカナにするととても長い名前ですが、チェーチとはイタリア語でひよこ豆のこと。そしてコッツェとはムール貝。合わせるパスタはサニェ(sagne)という平打ちのショートパスタでこの3つの名前をつなげただけなんですよ。 ムール貝のうま味、ひよこ豆のホクホク感、そして手打ちパスタ。 …

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