しわくちゃな葉が特徴的なこのサボイキャベツ。「サボイキャベツとは?」「どんな食べ方をするの?」とっておきのレシピを、本場イタリアより解説していきます!
サボイキャベツとは?
サボイキャベツとは、イタリア語でヴェルザ(verza)と呼ばれるイタリアで最も一般的なキャベツのひとつ。日本名のちりめんキャベツという名前からもわかるように、縮れた葉が特徴でイタリア・フランスなどのヨーロッパではよく食されている野菜です。
サボイキャベツの旬
旬は11月~2月頃。冬の間のイタリアでは、どこでも手に入る一般的な野菜です。
サボイキャベツの味
日本のキャベツに比べて香り、苦みがやや強く、外葉は繊維質で固いのが特徴ですが、中心の白っぽい部分は柔らかく生でも食べられます。煮込むと柔らかさ・甘味が出て美味しくなるのが特徴。イタリアでサボイキャベツを使った代表的料理は、ロンバルディア州のピッツォッケリやヴァルペッリーネ・スープなどがあります。
サボイキャベツの食べ方
基本的には一般的なキャベツと同じ使い方が出来ます。外葉は繊維質で固いので、煮込み料理に最適。ロールキャベツやポトフなどにすると美味しいですよ。また中心の白っぽい部分は、千切りにして生でサラダにしても食べられます。
サボイキャベツのレシピ集
料理名をクリックするとレシピのページに移動します。

ヴァルペッリーネ・スープ
北イタリアのダオスタ州の郷土料理。サボイキャベツ、パン、チーズを層になるようにして詰めてブイヨンとともに焼き上げるボリューム満点の “食べるスープ”。作り方はとっても簡単なのにお腹も心も満たされる一品です。
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