プンタレッラ(プンタレッレ)

puntarelle プンタレッラ

最近は日本でもいろいろなイタリア野菜が浸透してきたけれど、とっても美味しいのに まだまだ知名度の低い野菜がこのプンタレッラ

プンタレッラの本場イタリアより、この絶品野菜の食べ方について解説していきますね!

プンタレッラとは?

1.プンタレッラの味・食感・食べ方

プンタレッラとはイタリア、ラツィオ州で多く栽培されているチコリの一種。

このプンタレッラは、カタローニャというイタリア野菜の新芽のことで、チコリ特有の爽やかな苦みとカリカリとした食感が美味しい野菜です。生でサラダにして食べるのが一番一般的な食べ方ですが、フリットにしたり炒めて食べるのもおすすめ。生で食べるのは周りの葉を取り除いた新芽の部分ですが、葉の部分も炒めるなど加熱してから食べると美味しいですよ。

イタリアのメルカートで売られているプンタレッラ(4枚目)。インスタグラムでは、イタリア現地在住ならではの情報がいっぱい!日本ではまだまだ知られていない、とっておきイタリア料理のレシピ & イタリア野菜のおいしい食べ方 も紹介しています。フォローお気軽にどうぞ!

2.プンタレッラの旬

旬は冬から春先にかけてでこの時期のローマ周辺のメルカートではよく見かけます。最近では日本でも人気が出てきているので、イタリアンレストランでもお目にかかることが多いかもしれないですね。

一方、プンタレッラが成長した カタローニャ は、イタリアのスーパーでは一年中手に入りますが、苦みが強く生食には適さないので加熱調理してから食べられます。

【カタローニャ】このカタローニャはイタリアでは一年中手に入る定番野菜の一つです。

3. プンタレッラってどういう意味?

プンタレッラとは “先端部分”と言う意味。ちなみにプンタレッラ(puntarella)は単数形での言い方で、イタリアでは複数形のプンタレッレ(puntarelle)で呼ばれることが多いんですよ。

プンタレッラの下処理方法と食べ方

外側の葉をとって、新芽の部分を一つずつ切り離して食べます。外側の葉も炒め物などにすると美味しく食べられますよ。

生で食べる場合、芽が小さく短い場合は特に下処理しなくてもそのままサラダに出来ますが、苦みが気になる場合や、少し成長したものは苦みが強くなるので適当な大きさに切った後に、水にさらすと苦みが落ち着きます。

外葉を取り、新芽の部分を一つずつ切り離します。

イタリアでのプンタレッラの食べ方は?

プンタレッラの一番有名な食べ方は縦に細く割くように切り、アンチョビのドレッシングと和えたプンタレッラのローマ風サラダ。生で食べる場合は一番美味しい食べ方だと思います。

ローマ風サラダの作り方をYouTubeでも紹介しています。チャンネル登録もよろしく!

サラダ以外の食べ方ならフリットにするのもお勧め。ほんのりとした苦みがタラの芽やふきのとうの天ぷらのようで美味しいですよ。その他にもパスタの具にしたりといろいろな使い方が出来ますよ。

プンタレッラ 通常はこのように外葉がついたまま売られています。(上のインスタグラムの写真で実際のメルカートの様子を載せています)

プンタレッラのレシピ集

料理名をクリックするとレシピのページに移動します。

insalata di puntarelle
プンタレッラのローマ風サラダ

プンタレッラのレシピと言えばこれ。そのほのかな苦み、香り、食感を味わうにはやはりまずはサラダから。

プンタレッレのフリット puntarelle fritte
プンタレッラのフリット ボッタルガ塩掛け

サックリと揚げたプンタレッレにボッタルガパウダーをまぶしたとっても美味しい一皿。プンタレッレの苦みとボッタルガの塩味がワインのあてにも最高。次から次へと口へ放り込みたくなる一品。

プンタレッラとレモンのパスタ
プンタレッラとレモンのパスタ

プンタレッラの苦みとレモンの酸味がとても美味しいパスタ。

仕上げにリコッタ・サラータやパルミジャーノをかけて召し上がれ!

プンタレッラ puntarelle
プンタレッラ味噌

プンタレッラを使った和風な一品。

軽い苦みと味噌味に白ごはんが進むこと間違いなし!