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プンタレッラとは?
1.プンタレッラの味・食感・食べ方
プンタレッラとはイタリア、ラツィオ州で多く栽培されているチコリの一種。このプンタレッラはカタローニャというイタリア野菜の新芽のことで、チコリ特有の爽やかな苦みとカリカリとした食感が美味しい野菜。生でサラダにして食べるのが一番一般的な食べ方ですが、フリットにしたり炒めて食べたりもします。
プンタレッラとは “先端部分”と言う意味のイタリア語でその名の通り、周りの葉を取り除いた新芽の部分を食べます。葉の部分も炒めるなど加熱してから食べると美味しいです。
ちなみにプンタレッラ(puntarella)は単数形での言い方で、イタリアでは複数形のプンタレッレ(puntarelle)で呼ばれることが多いです。
2.プンタレッラの旬
旬は冬から春先にかけてでこの時期のローマ周辺のメルカートではよく見かけます。最近では日本でも人気が出てきているので、イタリアンレストランでもお目にかかることが多いかもしれないですね。一方プンタレッラが成長したカタローニャはイタリアのスーパーでは一年中手に入りますが、苦みが強く生食には適さないので加熱調理してから食べられます。

プンタレッラの下処理方法と食べ方
外側の葉をとって、新芽の部分を一つずつ切り離して食べる。外側の葉も炒め物などにすると美味しく食べられます。
生で食べる場合、芽が小さく短い場合は特に下処理しなくてもそのままサラダに出来ますが、苦みが気になる場合や、少し成長したものは苦みが強くなるので適当な大きさに切った後に、水にさらすと苦みが落ち着きます。

プンタレッラの一番有名な食べ方は縦に細く割くように切り、アンチョビのドレッシングと和えたプンタレッラのローマ風サラダ。生で食べる場合は一番美味しい食べ方だと思います。
サラダ以外の食べ方ならフリットにするのもお勧め。ほんのりとした苦みがタラの芽やふきのとうの天ぷらのようで美味しいですよ。その他にもパスタの具にしたりといろいろな使い方が出来ます。

プンタレッラのレシピ集
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プンタレッラのレシピと言えばこれ。そのほのかな苦み、香り、食感を味わうにはやはりまずはサラダから。

サックリと揚げたプンタレッレにボッタルガパウダーをまぶしたとっても美味しい一皿。プンタレッレの苦みとボッタルガの塩味がワインのあてにも最高。次から次へと口へ放り込みたくなる一品。
