新じゃがが出回るこの季節の我が家の大定番、甘辛煮。 新じゃがでも、特にサイズの小さい小芋を 皮付きのまま素揚げして甘辛く炊いたこの一皿は、子供のころからの私の大好物。 味付けはシンプルに酒、みりん、砂糖、醤油のみ。 最初に素揚げすることで、皮も美味しく食べられますよ。 シンプルな味付けだけど、新じゃがの美味しさは季節限定のお楽しみ。 ミニサイズの新じゃがを見つけたら、こんな素朴な甘辛煮にしてみてはいかがでしょうか? 新じゃがの甘辛煮の作り方・レシピ …
新じゃがの甘辛煮

ricette e racconti di viaggio di una famiglia italo giapponese
新じゃがが出回るこの季節の我が家の大定番、甘辛煮。 新じゃがでも、特にサイズの小さい小芋を 皮付きのまま素揚げして甘辛く炊いたこの一皿は、子供のころからの私の大好物。 味付けはシンプルに酒、みりん、砂糖、醤油のみ。 最初に素揚げすることで、皮も美味しく食べられますよ。 シンプルな味付けだけど、新じゃがの美味しさは季節限定のお楽しみ。 ミニサイズの新じゃがを見つけたら、こんな素朴な甘辛煮にしてみてはいかがでしょうか? 新じゃがの甘辛煮の作り方・レシピ …
北欧料理によく登場するニシン。 好き嫌いは分かれるけれど、悪玉コレステロールを減らす脂肪酸やDHAなどを豊富に含む栄養価の高い魚。 北欧でこのニシンによく合わせられるのがディルというハーブで、IKEAのフードコーナーで売ってる酢漬けのニシンに使われているのがディル。ニシン以外にもサーモンなどにもよく合わせる香りのよいハーブです。またニシンには甘味のあるものを合わすと美味しいので、甘味のアクセントとしてレーズンと玉ねぎを。 オーブンから漂ってくるニシンとディル、玉ねぎのトリオのいい匂い! 遠い北欧が近くに感じる。 そんな一皿をお届けします。 ニシンとポテトのオーブン焼き 作り方・レシピ …
材料はじゃがいも、玉ねぎ、チーズの3つだけ! なのにこんがり、とろ~りと最高に美味しい “フリコ” とは? 本場イタリアより、解説していきます! フリコとは? フリコ(frico)とはイタリアの フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の郷土料理。じゃがいも、チーズ、玉ねぎで作る塩味系のトルタです。イタリアの “お焼き” と言ってもいいかもしれませんね。 じゃがいもはスライスして炒めたり、茹でてマッシュしてからチーズと混ぜたり、と人によって作り方は異なりますが、基本的な材料はじゃがいも、チーズ、玉ねぎ、と どの家にもあるもの。また、玉葱無しのジャガイモとチーズのみのフリコもフリウリではよく見られます。 …
サルシッチャとマッシュルームのソースのそれはそれは美味しいそうな香りに食欲を刺激されない人はいないと思う。 サルシッチャ(salsiccia)とはイタリアのソーセージ(豚肉の腸詰)のことで、塩分がよく効いていてスパイスやハーブなどで香りづけされたものもあったりといろんな種類があるんです。肉の旨みもたっぷりでサルシッチャを使うだけでいろんな料理が手軽に美味しくなるとても便利な食材。 もちろん、そのまま焼いて食べても美味。 そしてマッシュルーム、今回はジャンボマッシュルームという普通のマッシュルームを大きく成長させたものを使ったけれど、もちろん普通のマッシュルームでOK。 マッシュルームとニンニク、イタリアンパセリの炒め煮はトリフォラーティと呼ばれ、それだけでも十分に美味しいです。 今回はニョッキから手作りしたけれど、ニョッキはジャガイモと小麦粉があれば家で作れるんですよ。もちろん、ニョッキが手に入るならニョッキだけ買ってきてソースに合わせるともっと手軽。 でも週末など、時間のある時ならニョッキから作ってみるのも楽しいし、うちは子供と粘土遊びのような感覚で遊びながら作るんです。ジャガイモを茹でるのはレンジをうまく活用してもいいですね。 時間をかけて作る週末の一皿。 …
“じゃがいもと玉葱”、どこの家庭にも大抵あるもの。 でも意外とこの二つが料理の主役になることは少ないですよね。 今日の “イタリアンな一皿” は、脇役になりがちなこの二つの野菜が主役のミネストラ(野菜の煮物)。 玉ねぎから出る甘味がたっぷりのソースに、パンを浸して食べるとそれだけでワインが進んでしまう一品です。 こういう野菜だけの肉を使わない料理というのは、イタリアではクチーナ・ポーヴェラ(cucina …
今日の一皿はスペインのガリシア地方の定番料理、蛸のガリシア風、スペイン語でプルポ・ア・ラ・ガイエーガ(pulpo a la gallega)。 ガリシア地方とは巡礼で有名なサンティエゴ・デ・コンポステーラのある地域でスペインの大西洋に面する州。 ここを旅すると、必ずと言っていいほど出てくる料理がこれ。スペイン全土でもタパスの一品としてお馴染みの一品です。 どんな料理かと言えば、茹でたタコとジャガイモをたっぷりのオリーブオイルとパプリカパウダーをかけたシンプルなもの。材料も簡単に日本で手に入るものばかりなので、気軽に作れのも嬉しいですよね。 今回は定番のタコ、ジャガイモ、パプリカパウダー以外に紫玉ねぎとセロリの葉を刻んでまぶせてみました。これが正解でセロリの爽やかな香りがとてもいいアクセントに。セロリが手元に無ければパセリでもいいけれど、蛸とセロリは好相性なのでまだ食べたことが無い方はぜひ試して欲しいです。 …
とても素朴だけれど、とっても美味しい野菜の煮込み(ミネストラ)が今日の一皿。 主な材料はビエトラ(スイスチャード)、サヤインゲンにジャガイモの3つ。これをトマトソースで煮込んだだけのシンプル極まりないこの料理は南イタリアのアブルッツォ州の田舎料理です。 ビエトラはコステ、コスティーネと呼ばれる茎が白いタイプのものを使うのがお勧めだけれど、それよりも大事なのは野菜自体の新鮮さや甘味。 いつも思うけれど、こういうシンプルな煮込み料理というのは本当に “素材の美味しさ” がストレートに出てきます。 そして主役の3つの野菜とともに欠かせないのがトマトソース。これは夏の甘味が強い完熟トマトをぜひ使って欲しいなと思います。出来上がりが断然美味しくなるんですよ。 いい素材がそろえばあとはあせらずじっくりと野菜の旨味が出てくるまで弱火で煮ること。 素朴でシンプルなのに、なぜかおかわりしたくなる味。 イタリアのスローフードというのはいつでも優しく、ほっとする、不思議な魅力にあふれているんですよ。 …
日本ではまだ馴染みのないイタリア野菜の一つ、フィノッキオ。 英語名のフェンネルという名前でも呼ばれるこの野菜を使った、手軽に出来るこのカレー炒めが今日の一皿。 フィノッキオはセロリやアニスのような爽やかな香りが特徴で、生でも加熱しても食される、イタリアではお馴染みの野菜なんです。 フィノッキオはその独特の香りがゆえに、 「どんな味付けにしたらよいか、よくわからない。」 という方もいるかも知れないですね。 お勧めなのがこのカレー味。 フィノッキオのセロリやアニスのような香りとカレーって意外とピタリと合うんです。 作り方は簡単で、スライスしたフィノッキオとじゃがいもを普通の野菜炒めのように炒めた後に、少量の水を加えて柔らかくなるまで軽く蒸煮にするだけ。 最後にフィノッキオの葉を上から散らすと見た目も綺麗。 …