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エルダーフラワーシロップ

sciroppo di sambuco, エルダーフラワーのシロップ, エルダーフラワーコーディアル

ヨーロッパで5月~6月にかけて咲くエルダーフラワー。 この可愛らしく香りのよい花で今日はシロップを作ってみよう。 エルダーフラワーシロップ作りのコツ&注意点 エルダーフラワーのシロップはいろんな作り方があるけれど、香りよく仕上げるのにおすすめなのが “花を洗わないこと” 。 ただ、エルダーフラワーにはその甘い香りのために、花に虫がつきやすいんです。そのため採る段階から なるべくキレイな花を選ぶことが重要。そして花を摘むのは香りが強い朝がおすすめ。 とは言っても、気になる人は気になると思うので、その場合は水でさっと洗ってももちろんOK。 エルダーフラワーシロップの味・使い方は? エルダーフラワーシロップは、ほんのりとマスカットのような甘い香り。なんとも幸せな、甘い香りがするんですよ。 …

pollo e mela al forno 鶏肉とリンゴのオーブン焼き

鶏肉とリンゴのワイン焼き

鶏肉、林檎、ワインと日本で簡単に手に入る材料で出来る、ちょっとおしゃれな一品が今日のレシピ。 使う鶏肉は、手羽元やドラムスティック(もも肉の一部)なんかがおすすめです。 コツとしては、オーブンで焼く前にフライパンでしっかりと肉に焼き目をつけておくこと。そうすると、香ばしさが出て美味しく仕上がりますよ。そしてリンゴも先にソテーしておくことで甘味や風味が増すので、これも忘れずに。 Visualizza questo post su Instagram Un post …

vin brulé ヴィン・ブリュレ ホットワイン

【イタリアの絶品ホットワイン】ヴィン・ブリュレとは? 作り方とその歴史

寒くなるとイタリアの各地で見られるこのとっても美味しい ヴィン・ブリュレ(ホットワイン)。 一体どんな飲み物なの? どうやって作るの? 次から詳しく解説していきますね! イタリアのホットワイン “ヴィン・ブリュレ” とは? ヴィン・ブリュレ(vin brulé)とはワインに砂糖、シナモンなどのスパイス、オレンジやリンゴなどのフルーツを入れて煮たイタリアのホットワイン。通常は赤ワインで作りますがヴェネト州などでは白ワインで作るヴィン・ブリュレもあります。 アルプス地域のクリスマスマーケットには必ずある飲み物で、ヨーロッパのクリスマスマーケットで飲んだホットワインが忘れられない思い出、という人も多いのではないでしょうか。クリスマスのイルミネーションの中で飲む温かいヴィン・ブリュレは独特の魅力があるものです。 ヨーロッパのいろいろなホットワイン …

バターナッツかぼちゃのポタージュスープ

バターナッツかぼちゃの簡単ポタージュスープ

最近よく聞くバターナッツ。 ネットリとした食感でナッツのような香りがするかぼちゃで、スープにすると美味しんですよ。 バターナッツのスープは、裏ごし無しでも滑らかになるので結構簡単に出来ちゃうんです。 私はブレンダ―を鍋にそのまま突っ込んで撹拌するするのでさらに簡単。ブレンダ―が無ければもちろんミキサーでOK。 もっと簡単にしたければ木べらで混ぜるだけでとろりとした美味しいスープになりますよ。 ブイヨンは市販のものを使うと簡単だし、ひと手間かける時間と心の余裕があれば、手作りブイヨンを使うのもおすすめです(ブイヨンの作り方はこちら)。 お鍋一つで簡単に出来る、優しいカボチャスープ。 お腹も心もほっとする一品です。 バターナッツかぼちゃの簡単ポタージュスープ 作り方・レシピ 材料 2-3人分  …

グヤーシュ gulyas leves

本当のグヤーシュ(ハンガリーのスープ)

ハンガリーのグヤーシュと聞いて、牛肉のシチューを思い浮かべる人は多いかもしれないですね。 実際に世界中で一般的にグヤーシュとして知られるのはパプリカパウダーの入った牛肉のシチュー。 ところがハンガリー国内ではそのようなシチューはペルケルトと呼ばれ、本当のハンガリーグヤーシュとは別物ということを知っている人は実は多くはありません。 では本場ハンガリーのグヤーシュとは一体どんな料理なのか? 次から詳しく解説していきますね。 本当のグヤーシュ・レーベスとは? 本当のハンガリーのグヤーシュとは肉と野菜のスープのこと。ハンガリーではグヤーシュ・レーベス(gulyàs leves)と呼ばれます。グヤーシュとはハンガリーのカウボーイ、養牧者のこと。レーベスとはスープのこと。つまり、グヤーシュ・レーベスとは『カウボーイのスープ』という意味なんですよ。 ハンガリーではボグラッチュ(bogràcs)と呼ばれる大鍋で野外で豪快に作るのが伝統。今でもハンガリーではみんなが集まるときにボグラッチュでグヤーシュを作って楽しんだりするんですよ。 グヤーシュに欠かせない材料とは? …

lecso ungherese

レチョ (ハンガリーのパプリカ煮込み)

今日は日本ではまず聞いたことのない料理名でしょう、レチョの紹介。 レチョとは一体どんな料理? どうやって作るの? 次から詳しく解説していきますね! レチョとは? レチョ(Lecsó)とはパプリカ、トマト、玉ねぎをベースに作るハンガリーの煮込み料理。ここへパプリカパウダー、サラミやソーセージを加えたりしたものもよく見るレチョのタイプです。 パプリカ、トマト、ソーセージと日本でも手に入る材料で出来るものですが、本場ハンガリーの食材で作るレチョはやはり “ハンガリーの香り” がします。どんな食材がハンガリーを感じさせるのか?少し説明したいと思います。 ハンガリーのパプリカ まずハンガリー料理を語るうえで欠かせないのがパプリカ。ハンガリーはヨーロッパではよく知られたパプリカ大国なんですよ。ハンガリーの市場に行けばいろいろなタイプのパプリカが売れれています。 今回は写真のハンガリーのパプリカを使って作ります。この淡い黄色や緑の細長いハンガリーのパプリカは一般的なパプリカよりも生で食べるとカリッとした食感で、香りが繊細。緑のタイプは一般的なパプリカにほんの少しピーマンの香りを加えたような、といった感じでしょうか。(うまくこの香りを言葉で表現できませんがイタリアのパプリカとは違うな、といつも感じます) ※パプリカこぼれ話。イタリアとハンガリーのパプリカ文化について、インスタグラムのこの投稿で少しお話しています。ちょっとふざけた内容ですが(笑)、興味のある方はどうぞ! …

鮭とポロ葱のクリームシチュー cream stew di salmone e porro alla giapponese

鮭とポロ葱のクリームシチュー

“サーモン(鮭)とネギ” というのはつくづく相性がよい組み合わせだと思う。 今日の一皿はイタリアで一般的な葱の一種であるポロ葱(リーキ)を使った鮭のクリームシチュー。 ポロ葱は日本で一般的な長ネギや万能ねぎと異なり、刺激臭が少なく甘味が強い葱。なのでこれを玉ねぎの代わりに使ってみたらとっても美味しい一品になりました。     話はちょっとそれるけれど、こういうクリームシチューというのは意外とイタリア、及びヨーロッパで見ることはない料理。ハンガリーやポーランドなどの東欧諸国では似たような料理があるけれどシチューというよりスープ料理。 それもそのはず、クリームシチューって実は日本発祥の料理だそう。   でもこのレシピではポロ葱で作るし、仕上げにパルミジャーノを加えたり と日本の家庭料理にちょっとイタリアンテイストが加わった一品。 …

canederli カネーデルリ/クネーデル

基本のカネーデルリ

イタリア料理は日本でも幅広い世代に愛される料理。けれどこの カネーデルリ について知っている人はまだまだ少ないのではないでしょうか? このページではイタリアアルプスの伝統料理 カネーデルリ について詳しく解説していきます。 カネーデルリとは? カネーデルリ(canederli)とは北イタリアのアルプス地域、特に南チロル地方の郷土料理で、パンと卵をお団子状にして茹でたもの。カネーデルリはドイツ語圏諸国~イタリアの南チロル地方で一般的な料理で地域によりいろいろなタイプがありますが、イタリアでの一番スタンダードなカネーデルリはパン、卵にスペック(Speck)という燻製生ハムを加えたバージョンです。 ブロード(ブイヨンスープ)に入れて食べたり、また上の写真のようにセージで香りづけした溶かしバターとパルミジャーノをかけて食べるのがイタリアでよく見る食べ方。ほかにも溶かしチーズをかけたりするのもアルプス地域ならではの食べ方でとても美味しいんですよ。 ヨーロッパにはいろいろなカネーデルリがあるのですが、レシピの下ではカネーデルリとよく似たドイツのクネーデルとの違いや、カネーデルリと名前の似ているチェコのクネドリーキとは?についても説明しています。 気になる方は読んでみて下さいね! 基本のカネーデルリの作り方 …

OKRA AL CURRY E LATTE DI COCCO オクラのココナッツカレー

オクラのアフリカ風ココナッツカレー

オクラというと和食のイメージだけれど、実は原産地はアフリカと言われている。なのでヨーロッパではアジア風の食べ方よりもアフリカ~インドにかけてのこんなスパイスと合わせた食べ方のイメージが強い。 ということで、今日はオクラのココナッツカレー。 ここへ海老を入れるパターンもよく見るのだけれど、今日は海老が冷蔵庫に無かったので省略(笑) それでもとっても美味しく出来たのでレシピを書いておこうと思います。 このオクラのココナッツカレーは本当に簡単で材料を次々と炒めて煮るだけ。 カレーとしてもりもり食べられるのでオクラの大量消費にもおすすめ。   オクラレシピがマンネリ化してきたら、 こんなスパイシーな食べ方、いいですよ。   …

タラトール tarator

【きゅうりの冷製スープ】タラトール(ブルガリアの冷製スープ)

タラトールとは? タラトール(tarator)とはブルガリアのヨーグルトとキュウリの冷たいスープ。暑い夏の前菜としてひんやり冷やして飲むスープで香りづけに加えるディルとキュウリの香りがとても爽やかで美味しいです。またブルガリア料理によく使われるニンニクもこのスープには欠かせない存在。 ブルガリア人の友人が作るタラトールはみじん切りにした生のニンニクが入っていたけれど、今回は大き目にカットしたニンニクを香りづけに入れて後で取り除く作り方。もちろん好みでみじん切りにしてそのままスープと食べてもいいし、その辺は好みで調整してOK。 ギリシャのザジキとの違い ヨーグルトで作るソース、ギリシャのザジキ(tzatziki)とよく似ているけれど、このタラトールはより水分が多くスープとして食されるのがザジキとの違い。 ブルガリアの蒸留酒ラキア(rakija)を食前酒にブルガリアの国民的サラダであるショプスカサラダやこのタラトールで始まるブルガリアンなテーブル。 こんな異国情緒あふれる食卓といいのはたまにはいいかもしれない。 タラトールの作り方 材料(4人分) 作り方

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