本当のグヤーシュ(ハンガリーのスープ)

本当のグヤーシュ(ハンガリーのスープ)

ハンガリーのグヤーシュと聞いて、牛肉のシチューを思い浮かべる人は多いかもしれない。

実際に世界中で一般的にグヤーシュとして知られるのはパプリカパウダーの入った牛肉のシチュー。

ところがハンガリー国内ではそのようなシチューはペルケルトと呼ばれ、本当のハンガリーグヤーシュとは別物ということを知っている人は少ない。

 

本当のハンガリーのグヤーシュとは肉と野菜のスープのこと。

ハンガリー料理に欠かせないパプリカや根パセリ(ルートパセリ)、根セロリと呼ばれるちょっと日本では見かけない野菜が入っているのが特徴で、これがあのハンガリーグヤーシュの香りに欠かせない材料。

根パセリはパースニップによく似ているけれど別物で東ヨーロッパではよく食されている野菜。ハンガリーのパプリカも一般的なパプリカとは香りがちょっと異なる。

 

パプリカパウダーとハンガリーのパプリカ

 

根パセリ
根パセリ(ルートパセリ)

 

このレシピは私達一家がいつもお世話になっているハンガリー人のお母さんから直々に教えてもらったレシピで、日本向けアレンジは一切していない。

こういった食材を日本でそろえるのはなかなか難しいと思うけれど、これらの野菜があのスープの味を作り出している。

なのでハンガリーを訪れることがあれば現地でぜひ食べて欲しいなと思う。

 

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そしてこのグヤーシュに加えるはノケドリ(nokedli)と呼ばれる小麦粉で作ったニョッキ。

これは最初に書いた牛肉のシチュー、ペルケルトに合わせるのも定番でハンガリー料理ではお馴染みの食べ物。

 

 

冬の冷え込みが厳しいハンガリー。

こんな素朴なスープがハンガリーの代表的な料理というのも納得だ。

 




ingredients

スープ用

  • 牛肉(脂身の少ない部位) 400g
  • 根パセリ(ルートパセリ) 2本
  • 人参 2本
  • 根セロリ 1個
  • じゃがいも 2個
  • 緑パプリカ 1個
  • トマト 1個
  • 玉ねぎ 1個
  • にんにく 1片
  • スイートパプリカパウダー 大さじ1
  • ローリエの葉 2-3枚
  • クミンシード 大さじ1
  • サラダ油

 

ノケドリ用

  • 卵 1個
  • 薄力粉 100gほど
  • 塩 一つまみ

 

how to cook

(1) 牛肉は2㎝程度に切る。
(2) 大きめのみじん切りにした玉ねぎをサラダ油を入れた鍋で透明になるまで炒める。
(3)パプリカパウダーを加えてさらに炒める。
(4)牛肉を加える。
(5)パプリカは縦半分に切ってわたと種をとって鍋に加える。ローリエの葉、クミンシード、トマトピューレ、つぶしたニンニク、塩少々も加える。少しずつ水を加えて1時間ほど煮る。
(6)輪切りにした人参、根セロリ、根パセリを加える。
(7)水をさらに1ℓほど加えて20分ほど煮てからひと口大に切ったジャガイモを加え、柔らかくなるまで煮る。
(8)最後にノケドリを加える。
(9)ノケドリが浮かんできたら出来上がり。

 

ノケドリ

(1)ボウルに卵を割り入れて塩一つまみも加えてよく混ぜる。
(2)薄力粉を少しずつ加えてフォーク等で混ぜる。
(3)ある程度まとまってきたら軽く手でこねてまとめる。
(4)1㎝程度の大きさに手でちぎる。あまりきちんと成型せず、まばらな感じのままでいいです。

 

 






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