バッカラ(baccalà)とは大量の岩塩で塩漬けして長期保存できるようにした鱈(タラ)のこと。イタリアではどこでも手に入るとてもポピュラーな食材でイタリア半島北から南、いろんな地域の郷土料理に登場します。
数日間水に浸けて塩抜きする必要があるけれど、凝縮した鱈のうま味がとても美味しいんですよ。
バッカラとは?
バッカラとは?
イタリアではどんな食べ方をするの?
このバッカラについてはバッカラの食べ方とレシピ集のページにさらに詳しく書いています。よくバッカラと混同されがちな “ストッカフィッソ” との違いや、バッカラを使ったいろんな簡単レシピ、絶品レシピもありますよ!
今日の一皿は塩抜きしたバッカラをさっと茹でてオリーブ、ルッコラと和えただけの簡単サラダ。
とてもシンプルだけどバッカラのうま味とオリーブの塩気、ルッコラの辛味がとてもよく合い、前菜としてやワインのお供にピッタリ。温サラダとしても、夏場なら冷やしても美味しいです。
日本ではあまり馴染みのない食材のバッカラ。
イタリアでは、こんな風にして食べたりもするんですよ。
バッカラとオリーブとルッコラのサラダの作り方
材料 (2-3人分)
- バッカラ(塩抜き前) 300g
- ブラックオリーブ(できればオイル漬けのもの) 適量
- ルッコラ 適量
- EVオリーブオイル 適量
- レモン汁 少々
- 塩(必要なら) 少々
作り方
- バッカラは10㎝ほどに切って塩を洗い落し、水を入れたボウルにつけて3日ほど塩抜きをする。ボウルの水は一日に3回ほど入れ替える。
- バッカラを沸騰した湯で5分ほど茹でて皮と骨を取り除いて身を崩す。
- バッカラ、オリーブ、ルッコラ、オリーブオイル、レモン汁と和えて出来上がり!※塩は様子をみて必要であれば加えて下さい。バッカラの塩抜き加減によっては塩は必要ありません。
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日本ではなかなか手に入らないバッカラ。バッカラがなければ代わりに日本で簡単に手に入るシラスを使ってみてはいかがですか?
レシピはシラスの簡単サラダに書いています。イタリアでは釜揚げしらすなど売っていないので生シラスの茹で方から書いています(笑)。
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