蕎麦と言えば日本の食べ物というイメージだけれど、実はイタリアでもよく食されている。
どんな食べ方をするかと言えば、そば粉で作る平打ちパスタのピッツォッケリや、同じくそば粉で作るフリットのシャットなど食べ方はやはりイタリアン。さてこの蕎麦の料理の数々、イタリアのどこでよく食されているかと言えば北イタリアのアルプス地域。寒冷地でも育つ強い蕎麦はこの地域で昔からよく栽培されていたそう。
今日の一皿はそば粉ではなくそばの実で作る食べるスープ。
蕎麦の実と共に加えるのはスペック(speck)というアルプス地域の燻製生ハムにジャガイモ。これをブイヨンで煮ただけの簡単なものだけど、こういう穀物のスープというのは食べるとほっとする優しい温かさがあります。
蕎麦という日本でもお馴染みの食材。
ところ変わってこちらイタリアではこんな風に食べるんですよ。
そばの実とスペックのスープの作り方・レシピ
材料 (4人分)
- そばの実 400g
- ジャガイモ 2個
- スペック(or 生ハム) 100g
- ブイヨン 1.2ℓ
- 白ワイン 30㎖
- 玉ねぎ ½個
- ローズマリー 少々
- EVオリーブオイル 適量
- 塩
- 胡椒
※スペックが無い場合は生ハムで代用してください。少しベーコンも加えると燻製された香りもでるのでミックスするのもおススメ。
作り方
1)鍋にオリーブオイルを入れてみじん切りにした玉ねぎとスペックを弱火で玉ねぎに透明感が出るまで炒める。
2)白ワインを入れて火加減を強め、アルコールを飛ばしながら香りづけする。
3)水で洗ったそばの実とひと口大にカットしたジャガイモを加える。
4)ブイヨンを入れて弱火〜中火で15分ほど煮る。塩で味を調えたら出来上がり!※好みでローズマリーを香りづけに入れても美味しいです。