イタリアで春から夏にかけて出回る花ズッキーニ。
今日の一皿はこの可愛い花を使ったイタリアでの定番料理、リピエノ。
リピエノとは “詰め物をした” という意味のイタリア語で今回の中身はリコッタチーズとズッキーニ(実の部分)。
炒めたズッキーニ、リコッタ、卵に少しのパルミジャーノ・レッジャーノを混ぜ合わせて花に詰めてオーブンで焼くだけ。それなのに花ズッキーニという素材そのものがどこか華やかさを演出してくれます。
繊細な花ズッキーニの香りとフレッシュチーズはやはり相性がいい。
最近は日本でも手に入るようになった花ズッキーニ。
フリットなどが一番有名ですが、イタリアではこんな風にしても食べているんですよ。
材料 (6個分)
- 花ズッキーニ 6個
- ズッキーニ 1本
- リコッタチーズ 90g
- パルミジャーノ・レッジャーノ 15g
- 卵 ½個
- ニンニク 1片
- バジルの葉 数枚
- パン粉 適量
- EVオリーブオイル
- 塩
作り方
- 花ズッキーニはガク、雌しべ、雄しべをとり優しく洗いキッチンペーパーで水気をふいておく(詳しい下処理方法はこちら)。ズッキーニ、ニンニクはみじん切りにする。オーブンは200℃に予熱しておく。
- オリーブオイルを入れたフライパンでニンニク、ズッキーニ、バジルを軽く炒め塩で味付けする。
- ボウルにリコッタ、卵、パルミジャーノを入れて混ぜ合わせる。水分が多く、ゆるいようならパン粉を少々加える。
- 花ズッキーニにタネを詰めて先をギュッとひねって閉じる。※ケーキのデコレーションに使う袋を使うと簡単で綺麗に詰めれます。
- 耐熱皿にオーブンシートをひきオリーブオイルを軽くたらしたうえに花ズッキーニを並べる。
- 上からパン粉を振りかけ、オリーブオイルをかけて200℃に予熱したオーブンで15~20分ほど焼いたら出来上がり。