秋になると食べたくなるものの一つ、栗。 イタリアでも秋になると街角で売られる焼き栗が秋の風物詩でもあったりするんですよ。 今日の一皿はこの栗を使ったミルクミネストラ。 栗の甘味とミルクの優しい味わいのこの一皿は、イタリア版のミルク粥。 北イタリアのピエモンテ州やロンバルディア州ではお馴染みの料理で食べるとどこかほっとする、秋のcomfort food といったところでしょうか。 Visualizza questo post …
栗とお米のミルクミネストラ

ricette e racconti di viaggio di una famiglia italo giapponese
秋になると食べたくなるものの一つ、栗。 イタリアでも秋になると街角で売られる焼き栗が秋の風物詩でもあったりするんですよ。 今日の一皿はこの栗を使ったミルクミネストラ。 栗の甘味とミルクの優しい味わいのこの一皿は、イタリア版のミルク粥。 北イタリアのピエモンテ州やロンバルディア州ではお馴染みの料理で食べるとどこかほっとする、秋のcomfort food といったところでしょうか。 Visualizza questo post …
林檎の季節になると、食べたくなるお菓子、ストゥルーデル。 ストゥルーデルとはどんなお菓子なの? どうやって作るの? 次から解説していきますね! ストゥルーデル(シュトゥルーデル)とは? ストゥルーデル(strudel)とはオーストリアや北イタリアのチロル地方の伝統菓子。どんなものかと言えばパスタ生地のような薄い生地に林檎、レーズン、松の実をシナモンで香りづけしたフィリングを詰めて焼き上げたお菓子です。 ちなみに南チロル地方とはイタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州とになるのですが、ここはオーストリアと国境を接するイタリアの中のドイツ語圏エリア。ドイツ語圏ではストゥルーデルではなく、シュトゥルーデルの発音になります。ちなみにシュトゥルーデルとは中世ドイツ語で渦、渦巻きを意味するんですよ。 ストゥルーデル生地の種類は? ストゥルーデル生地は薄ーく伸ばしたパスタ生地のようなものが伝統的なレシピ。他にもタルト生地のようにバターをたっぷり使った生地もあります。 また最近は市販のパイ生地シートを使って手軽に作る人も多いんですよ。 …
鮭にねぎバター醤油+レモン。 美味しくないわけがない。 鮭は冷凍しても味が落ちにくいので我が家では買ってきてすぐに冷凍庫で保存する、半保存食的な食材。 ここへ山盛りの葱をかけて焼き、仕上げにレモン醤油をかけるとその香りだけでごはんが食べれそうなほどのいい匂いがキッチンに漂う。 フライパンで焼くだけ、10分程度で出来る一皿なので我が家の鮭料理の定番の一つ。 今夜の献立に困ったらこんな一皿はいかがでしょうか? 鮭の葱バター醤油焼きの作り方・レシピ 材料 (3‐4人分) 作り方 (下準備) 鮭の臭み取りをする:鮭に塩をまんべんなく振り20分ほど置く。出てきた水分を洗い流してキッチンペーパーで水気を取る。 …
週末に冷蔵庫である材料でパッと作ってみたら美味しかったパスタがこれ、 カボチャとスペックのパスタ。 スペックとは、北イタリアのオーストリア国境近くで作れらる燻製生ハム。イタリアでは薄くスライスしてそのまま食べたり、こうして料理につかったりするとてもポピュラーな食材です。 スペックは日本ではなかなか手に入らないと思うので、その場合は生ハム+ベーコンで代用OK。 甘いカボチャを少し崩してクリームと合わせ、このスペックの塩気と香りでアクセントに。 今回はパッパルデッレという平打ちの生パスタを合わせたけれど、もちろん好みのパスタで作って大丈夫ですよ。 パッと作れてとっても美味しい、秋のパスタの完成です! 材料 (2人分) 作り方 1)みじん切りにした玉ねぎをローズマリー、タイムと共にオリーブオイルで透明感が出るまで弱火で炒める。 …
イタリアの秋の味覚、ポルチーニ茸。 秋になるとメルカートではフレッシュなポルチーニ茸をよく見かけるし、また森でのポルチーニ狩りを楽しむイタリアーノ達も多い。 今日はこの “きのこの王様” を生のまま薄くスライスして、カルパッチョに。 生のまま頂くのでポルチーニは当然新鮮なものを。 そして柄の部分もスポンジのように柔らかいものではなく、しっかりと引き締まったものを選ぶのがポイント。 …
鶏肉というのは牛肉や豚肉と比べても短時間で簡単にうま味が出やすい食材。そこへ日本では手軽に手に入るエリンギを加えたのが今日の一皿。 ※ちなみにエリンギってもともとイタリアや地中海沿岸諸国が原産。イタリアではプーリア州で栽培されています。なのでイタリアでも品揃え豊富なスーパーで手に入るんですよ。 鶏肉&キノコ + にんにく葱バター醤油 、、、まぁ美味しいですよね。 エリンギは一年中手に入る食材なのでいつでも作れる一品なのだけれど、キノコ類というのはやはり秋に食べたくなるもの。 なのでちょっとバターも加えてコクを出し、秋冬に美味しい一皿にしてみました。 ワインにも、お酒にも合うこんな一品。 …
夏になるとどこの家庭でもよく見るトマトが今日の主役。 トマトはイタリア料理に欠かせない材料だけれど今日はこのトマトを使ったリピエノを作ってみよう。 リピエノ(ripieno)とは “詰め物をした” という意味のイタリア語でこのトマトのリピエノの定番の中身はお米。 さっぱりと食べるトマトには肉などの詰め物よりもやはりお米が一番よく合います。 作り方は意外と簡単で、お米をリゾットのようにフライパンで炒め煮して火を通したあとにトマトに詰めてオーブンで焼いただけ。 お米は日本のお米のような粒の小さなタイプがイタリアではよく使われるし、もしくはタイ米などの粘りのないさらっとしたタイプのお米も美味しく出来ます。これを洗わずに(気になるならさっと水洗いしてから)使うのがイタリア流。 そしてたっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノを混ぜ合わせて詰めるのでそれだけで難しい味付けもなく、ご馳走の出来上がり。このパルミジャーノが無ければもちろん手に入るチーズでもOK。 …
日本の夏の食卓ではお馴染みの焼き茄子。 その焼き茄子をワインに合うようにちょっとアレンジしてみたのが今日の一品。 焼き茄子自体の作り方はそのままで、かけるソースをアンチョビ、ニンニク、オリーブオイル、ワインビネガーで作ってみた。そしてこのソースに加えるのは焼き茄子の汁。 焼き茄子の汁にはうま味、甘味、そして香りが詰まったとっても美味しい調味料。これを捨ててはもったいない。焼き茄子の汁もソースに混ぜ込むことでぐんと味がまろやかにまとまります。 そして辛味のアクセントとさっぱり感をプラスするのに加えるのはルッコラ。 ちょっとワインが飲みたくなる。 …
魚の調理方法と言えば、生、焼く、煮る、あるいは蒸す、あたりを思い浮かべる人は多い。 けれど魚を茹でる、そしてサラダにする。と、すぐに思い浮かぶ人は少ないんではないでしょうか。 今日の一品は鯖を “茹で” て、そしてサラダにしたこの一皿。サラダと言ってもメインディッシュになる料理です。 茹でることで鯖の脂が落ちてさっぱりと食べられるのもこのサラダの特徴。 茹でる時にニンニクと黒コショウを入れて茹でると鯖の匂い消しにも、香りづけにもなるのでお勧めです。 そしてたっぷりのレモンを絞ってオリーブオイル、塩をかけてマリネすれば簡単に美味しいサラダに。 今回はこれに茹でたジャガイモ、イタリアンパセリ、トマト、そしてケッパーを加えてみました。 そしてケッパーは味のアクセントとなるので手に入ればぜひ入れてみて下さい。 …
“イタリア マンマの手料理” の代表的な一皿、 ポルペッタ(ポルペッティ)。 意外にも、とってもシンプルで簡単なこの料理について、詳しく解説しますね! ※日本語ではよく、ポルペッティと呼ばれますが、正しいイタリア語はポルペッタ(POLPETTA )です。ただしイタリアでは、単数形のポルペッタよりも、複数形のポルペッテ(POLPETTE)の呼び名の方が一般的なんですよ。 ポルペッテ/ポルペッティとは? ポルペッテ(polpette)とはイタリアの肉団子のこと。ポルペッテと言うと、マンマが作る定番料理 の中に必ず入るほど、イタリアではとてもポピュラーな料理です。 そもそもポルペッテとは …