ズッキーニボート(ズッキーニ・リピエノ)

ズッキーニボート(ズッキーニ・リピエノ)

5月に入りそろそろ夏野菜が市場に出回りだす。

ズッキーニはイタリアでは一年中買えるけれどやはり夏野菜は夏に食べたい。

 

今日はズッキーニを使ったイタリアでの定番料理、リピエノ。

リピエノとは肉詰めなど、詰め物をした料理のことでこのズッキーニのリピエノは夫のノンナ(おばあちゃん)もよく作っていたそうだ。

 

詰め物は牛肉と固くなったパンを牛乳で柔らかくしてから混ぜるのだけれど、この “固くなったパン” という材料、イタリアのレシピではよく見かけるが日本のレシピではあまりお目にかかれないものだろう。

というのもイタリアのパンは日本のようにバターや卵が入ったものより小麦粉、水、オリーブオイルのシンプルなものが多い。そして気候も日本より乾燥しているのでパンがすぐにカチカチになりやすいのだ。でもカビは生えないのでカチカチのまま結構日持ちしたりする。

これをパン粉のように削ったり料理に使ったりするのだ。

私の日本の祖母が絶対にお米を捨てなかったように(その影響で私もお米を捨てることはどうしても出来ない)イタリア人も年配の方達はパンを捨てない。

若い人でもパンを捨てる前にバーチョ(キス)をして感謝してから捨てる人もいる。

もちろん夫のノンナもパンを捨てなければいけない時は必ずバーチョをしていた。

 

飽食の時代に “固くなったパン” という材料が今でも普通に存在するイタリア。

なんかちょっといいですね。

 

ingredients (4人分)

  • ズッキーニ 8本
  • 牛ミンチ 500g
  • 固くなったパン(or パン粉)100g
  • 牛乳 150㎖
  • ニンニク 1片
  • ナツメグパウダー 少々
  • イタリアンパセリ 少々
  • EVオリーブオイル

 

how to cook

  1. ズッキーニは水で洗い縦半分に言って中心を軽くくり抜く。くり抜いた部分はみじん切りにする。ニンニク、パセリはみじん切りにする。パンは牛乳に浸けて柔らかく戻しておく。オーブンは180℃に予熱しておく。
  2. 沸騰した湯に塩を加えズッキーニを3分ほど茹でる。茹でたら湯をよく切りキッチンペーパーで水分をとっておく。
  3. ボウルに牛ミンチ、パン、みじん切りにしたズッキーニ、ニンニク、パセリ、ナツメグ、塩を入れてよく捏ねる。
  4. ズッキーニに詰め物を乗せて耐熱皿に並べ、上からオリーブオイルを軽くふりかけて180℃のオーブンで30分ほど焼いたら出来上がり。