トマトにクスクスを詰めて焼いたとっても美味しいリピエノが今日の一皿。
リピエノとはイタリア語で “詰め物をした” という意味で日本では “ファルシ” と言う呼び名でもお馴染みですね。
そしてクスクスとは イタリア南部や地中海沿岸、アフリカ北部でよく食べられるそぼろ状のパスタのことで、通常のパスタと異なり熱湯でふやかして食べるのが特徴です。
今日のリピエノはこのクスクスにツナ缶とオリーブを混ぜてトマトに詰めてたもの。この組み合わせはイタリアでは結構お馴染みで、今回はこれにミントも加えて爽やかなアクセントに。ミントが無ければバジルやオレガノ、イタリアンパセリなどのハーブでも美味しく出来ますよ。
トマトを焼くことでトマトの味が凝縮され、甘味も出るんです。オーブンで焼くのが面倒ならばトースターでもいいし、その場合はアルミホイルを被せて焦げないようにすればOK。
それでも、オーブンを使いたくない夏場の暑い日ならトマトにクスクスを詰めた後、焼かずにそのまま冷やしてサラダのように食べるのもあり。
クスクスさえ手に入れば簡単に出来るこのリピエノ。
いつものトマト料理をちょっとオシャレに。
トマト料理のレシピの一つにいかがでしょうか?
クスクスとトマトのリピエノの作り方
材料 (トマト6個分)
- トマト 6個
- クスクス 150 ㏄
- ブイヨン 150 ㏄
- ツナ缶 1缶
- ブラックオリーブ 15粒ほど
- ミントやバジルなどのハーブ 適量
- オリーブオイル
- 塩
作り方
1) トマトの上の部分をカットし、中身をくり抜く。カットしたヘタのついた部分も使うので捨てずに置いておく。くり抜いた中身は鍋へ。
2) トマトの内側に軽く塩をふり、逆さまにしてしばらく置いておき、出てきた水分は切っておく。
3) トマトのくり抜いた中身を軽く煮詰める。※大きな塊がある場合は小さくカットしておく。
4) トマトの汁を煮詰めた鍋にブイヨンと塩少々を加えて沸騰させる。沸騰したら火を止める。
5) クスクスを加えて鍋の蓋をし、10分ほど蒸らす。
6) クスクスが水分を吸ってふっくらしたらツナ缶、半分にカットしたオリーブ、みじん切りにしたミントの葉を加えて混ぜる。
7) トマトにクスクスを詰めて、オーブンシートを敷いた(もしくはオリーブオイルを塗った)耐熱皿に並べる
8) カットしたトマトの上部を乗せて蓋をし、塩とオリーブオイルを振りかけて180℃に予熱したオーブンで30分ほど焼いたら出来上がり。