サンピエトロとは?
サン・ピエトロ(San Pietro)とは日本でマトウダイと呼ばれる魚で体長40-50㎝ほどの大きな魚。その顔つきに反して上品な味わいの白身が美味しく、イタリアでは高級魚としても知られています。
ちなみにサン・ピエトロとは聖ピエトロがこの魚を捕まえるのに手で腹を押さえたところに黒い斑点が出来たという伝説が名前の由来だそう。
このサンピエトロを今日は豪快なオーブン焼きに。
魚自体の味が良いのであまり味付けをせずにシンプルにレモンスライスとタイム、少しのニンニクで香りづけをするだけ。鱗も無い魚なので魚屋さんで内臓を取り除く下処理をしてもらえば本当に簡単に出来てしまう一品です。 タイムは魚料理によく使われるハーブだけど無ければイタリアンパセリなどの他のハーブでもOK。
美味しく焼き上がったらあとは取り分けて食べるだけ。カシラのほほ肉なんか特に美味しいのでここもきれいにいただこう。
もちろん、よく冷えた白ワインも忘れずに!
マトウダイ(サン・ピエトロ)のレモンハーブ焼きの作り方
材料 (3-4人分)
- マトウダイ 1匹 (内臓を取り除いたもの 約1-1.2㎏)
- レモン 1個
- タイム 少々
- EVオリーブオイル 適量
- 塩 少々
作り方
- マトウダイは水で丁寧に洗う。特に腹の中の血合いを丁寧にとると臭みも出ずに美味しく仕上がるので丁寧に洗ってキッチンペーパーでよく水気を拭く。マトウダイはヒレがとげのように鋭いですので洗う際は気を付けて下さい。
- 腹の両面に3-4箇所切れ目を入れる。※火の通りを早く均一にするため。
- 腹の中と表面に塩をふり、レモンスライス、タイム、ニンニクのスライスをまんべんなく散らす。上からオリーブオイルをふりかける。
- 220℃に予熱したオーブンで20-25分ほど焼いたら出来上がり!