苦みが美味しいイタリア野菜、カタローニャを使ったリゾットが今日の一皿。
カタローニャとはチコリの一種でイタリアではいつでもどこでも手に入る定番野菜の一つ。
このカタローニャの新芽であるプンタレッラは最近日本でも人気が出てきているので、プンタレッラなら見たことがあるという方もいるかもしれない。
カタローニャは日本では手に入りにくい野菜なので、代用に何か苦みのあるチコリ系の野菜を使うと美味しい。もっと手軽にしたければ、手元にある青菜をいろいろ混ぜてもOK。
このイタリアの定番野菜、カタローニャについて詳しくはカタローニャの食べ方とレシピ集のページにあります。
カタローニャの新芽であるプンタレッラについてもこちらからご覧になれます!
さて、この一皿、リゾットとしているけれど実は一般的なリゾットの作り方ではなく、お米をパスタのように茹でてソースと混ぜる作り方。
あまりイタリア料理本などでは見かけない作り方かもしれないけれど、イタリアの家庭ではこんな作り方をすることもあるんです。
トマトソースで煮た野菜から美味しい出汁が出るので、もちろん顆粒コンソメなどは不要。
ぜひ野菜から出る “自然な旨味” を味わって欲しいなと思います。
日本の雑炊のようなほっとする味わいのこのリゾット。
ご馳走続きでちょっと胃が疲れたな、という時にもお勧めの一皿です。
カタローニャのリゾットの作り方
材料 (4人分)
- お米 400g
- カタローニャ 1株(約500g)
- じゃがいも 2個
- 玉ねぎ ½個
- 人参 1本
- セロリ 1本
- にんにく 1片
- トマトピューレ 500㎖ (or トマト缶1缶)
- 乾燥パプリカ 1個 or 赤パプリカ 1個
- スイートパプリカパウダー(あれば) 小さじ1
- EVオリーブオイル
- 塩
作り方
1) カタローニャは洗って5㎝程度に切る。じゃがいもは皮をむいて2㎝程度に切る。沸騰した湯に塩を加えて10分程度カタローニャとジャガイモが柔らかくなるまで一緒に茹でる。
2) フライパンにたっぷりのオリーブオイルと乾燥パプリカ(もしくは普通の赤パプリカ)、パプリカパウダー、みじん切りにした玉ねぎ、人参、にんにくを入れる。弱火で5-10分ほど炒める。
3) トマトピューレ、塩を加えて15分ほど時々かき混ぜながら煮る。
4) カタローニャとジャガイモが茹で上がったら湯をよく切り、小さく切る。
5) カタローニャとジャガイモをフライパンに加え、さらに10分ほど煮る。お米をたっぷりの沸騰した湯に塩を加えて10-15ふんほど茹でて湯をきりフライパンに加えてソースと混ぜたら出来上がり。仕上げにさらにオリーブオイルを一まわしかけると美味しですよ!