栗の甘味とスペックの塩気の相性がたまらない、秋のニョッキのレシピです。
ジャガイモを使わないので、さっと作れてしまうのも嬉しいポイント!
「栗粉って?」「チーズソースにはどんな材料を使っているの?」
日本ではちょっと珍しい材料で作る一品ですよね。次からそれぞれの材料について解説していますのでぜひ読んでみて下さい。
栗粉とは?
栗粉とは、栗を粉砕して粉状にしたもの。栗の甘味と風味が特徴で、トスカーナの有名なお菓子である カスタニャッチョ などのお菓子作りに欠かせないアイテムです。
チーズソースに使った材料の解説
スペックとは?
スペックとは、北イタリアのオーストリア国境近くで作れらる燻製生ハム。イタリアでは薄くスライスしてそのまま食べたり、こうして料理につかったりするとてもポピュラーな食材です。日本では手に入りにくい食材ですので、ベーコンで代用 してください。
トーマチーズとは?
トーマとは、北イタリアのピエモンテ州で作られているセミハードタイプのチーズ。指で潰せる程度の固さで、優しい酸味とミルクの風味が美味しいチーズです。
日本で作る場合は、柔らかめのセミハードチーズで代用 してください。
ニョッキの成形方法
ニョッキ板を使って、成形します。ニョッキ板が無い場合は、フォークで溝をつけてもいいですよ。
下のインスタグラムの動画で説明しているので見てみて下さいね。
ニョッキ板って?
ニョッキ板とは、ギザギザが付いた手のひらサイズのボード。日本ではネット購入が一番手軽で便利ですよ。
種類も値段もいろいろ!自分にあったものを探してね!
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チーズソースの栗粉のニョッキの作り方・レシピ
材料 (2人分)
ニョッキ
- 栗粉 100ℊ
- 強力粉 100ℊ
- 卵 ½個
- 牛乳 80ml
- 水 40ml
- 塩 少々
チーズソース
- トーマ (or 他の柔らかめのセミハードチーズ) 100g
- スペック (or ベーコン) 50g
- 玉ねぎ ¼個
- 牛乳 80㎖
- オリーブオイル 適量
- あれば ローズマリー少々
作り方
1)ボウルに栗粉と小麦粉、塩を入れてフォークで混ぜる。水と牛乳を加えてフォークでそぼろ状になるようにサクサクと混ぜる。
2)作業台に移し、スケッパーで生地を切るように混ぜながらまとめていく。
3)生地を丸くまとめてラップで包み、30分ほど休ませる。
4)生地を少量ずつ切り取り、太さ1㎝程度の棒状に延ばす。
5)包丁やスケッパーで押し切るようにして、1.5㎝程の長さにカットする。
※次から説明するニョッキの成型が難しければ、この時点でニョッキは完成でもOKですよ!
6)ニョッキ板に5のニョッキを押しながら転がして成型する。
7)この形になれば大成功!ニョッキ同士がくっつかないように小麦粉を軽くまぶしておく。(←チーズソース作りをする時に、このまぶした小麦粉のゆで汁が重要になってきます)
8)フライパンにみじん切りにした玉ねぎとオリーブオイルを入れて、透明感が出るまで優しい火で炒める。
9)小さくカットしたスペック(or ベーコン)とローズマリーを加えて3-5分ほどじっくりと炒める。
炒めたらローズマリーを取り除く。
10)沸騰した湯に塩を1%ほど加えてニョッキを茹でる。
ニョッキが浮いてからさらに4-5分ほど、普通のニョッキよりも少ししっかり目に茹でる。
※湯で加減は必ず味見をして確認してくださいね!
11)茹でたニョッキとゆで汁、牛乳を9のフライパンに加えて火を止め、しっかりと混ぜてチーズを溶かせば出来上がり!
※混ぜ方のコツは次の動画をご覧ください。