イタリアの秋のお菓子、カスタニャッチョ。
カスタニャッチョ(castagnaccio)とは栗粉を水で溶いて焼いたお菓子のことでイタリアのアペニン山脈地域、特にトスカーナでよく見られるお菓子です。
いろいろなバリエーションが存在するけれど、共通するのはこの栗粉に木の実やドライフルーツを加えたもの。
焼き菓子だけれど泡立ても、捏ねる作業もないのでとても簡単に出来てしまうのもうれしい。
そして栗粉自体に甘味があるので砂糖を加える必要もない。
このカスタニャッチョ、シンプルで素朴な味わいのお菓子なのではちみつやホイップクリームをつけて食べても美味しいです。
我が家の定番は松の実とレーズン、そしてローズマリーを加えて作るカスタニャッチョ。
普段、お菓子とパンは私の担当だけれどこのカスタニャッチョはいつも夫が作ってくれる。
理由はもちろん、“簡単だから”。
ソファーでくつろぎながらデザートワインを片手にこのカスタニャッチョを頬張る。
うん、秋の夜長もなかなかいいものだ。
ingredients (30㎝のパウンド型1個分)
- 栗粉 300g
- 水 380㎖
- 松の実 40g
- レーズン 40g
- ローズマリー 少々
- EVオリーブオイル 大さじ2
- 塩 一つまみ
how to cook
(下準備)
- オーブンは180℃に予熱する。
- 焼型にオリーブオイルを塗る。


