ジャガイモのニョッキに合わせるイタリアでの一番定番のソースがコレ。
イタリアのノンナ(おばあちゃん)がよく作ってくれるソースのレシピです。
作り方自体はとても簡単なので、味の決め手は何と言っても “トマトピューレの質”。ラグーソースのタリアテッレでも書いたけれど、イタリアの家庭(特に南イタリア)では今でも夏に年間分のトマトピューレを手作りする家庭も多いんですよ。
下のレシピを見てもらうとわかるように、牛ミンチよりもトマトピューレの量が圧倒的に多いレシピです。ノンナの作るスーゴ(イタリア語でソースのこと)はいつもこんな風にたっぷりのトマトピューレを使います。
もちろん、ノンナも毎回材料を量るわけではないのでレシピの量はあくまで目安ですが 良質のトマトピューレを惜しげもなくドボドボ使うことは欠かしません (笑)
市販のトマト缶を使う場合、甘味が足りない場合が多いですので ほんの少しだけ砂糖を足す のも手。もちろん、完熟トマトから手作りする 自然な甘味やうま味が詰まったトマトピューレには到底かないませんが こんな方法も覚えておくと便利ですよ。
じゃがいものニョッキは市販のものを使えば簡単ですが、ニョッキはイタリアでは家庭で作るもの。材料はジャガイモと小麦粉だけととてもシンプルなので時間があればぜひ手作りに挑戦してみて下さいね。
ニョッキに向いているジャガイモや小麦粉の種類、美味しく作る秘密 などなど ニョッキの本場イタリアのコツ満載のページです!
材料 (4-5人分)
- ジャガイモのニョッキ 800g
- 牛ミンチ 200g
- 玉ねぎ 大½個
- 人参 1本
- トマトピューレ 800㎖ ( or トマト缶なら2缶をブレンダーにかける)
- オリーブオイル 適量
- 塩 少々
※市販のトマト缶で酸味が強く、甘味が弱い場合は砂糖を小さじ1ほど足してみて下さい。
※市販のトマトピューレは濃厚なものが多く、煮込んでいる間にソースの水分が飛んでケチャップのようになってしまう場合があります。濃厚なソースを使う場合は少し水を足してから煮込んで下さい。
作り方
- 玉ねぎ、人参をみじん切りにする。
- 鍋にオリーブオイルを入れて1の野菜のみじん切りをしんなりするまでじっくりと炒める。
- 牛ミンチを加えて軽く炒め、トマトピューレと塩少々を加えて30分ほど弱火で煮る。
- 茹でたニョッキとソースをよく和えて出来上がり!